Sensor Towerは、『Shadowverse: Worlds Beyond』に関するブログを公開しました。
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デジタルカードゲーム『シャドウバース』の後継作『Shadowverse: Worlds Beyond』が2025年6月にリリースされ、リリース1カ月で世界で110万以上のダウンロードと3,000万ドル近い収益と好調な滑り出しを見せています(モバイル版)。
同ジャンルのゲームは、新パック投入が1つのカギと言えることがデータからわかります。
以下、ブログより一部抜粋します。
リリース初月に日本で2,800万ドル以上の収益を達成したシャドバWB、RPDはシャドバよりも高い
2016年6月にリリースされた『シャドウバース』(Cygames)は、世界中のプレイヤーと本格的なカードバトルを楽しむことができるゲームです。この後継作の『Shadowverse: Worlds Beyond』(Cygames)が2025年6月17日にリリースされました(本作はモバイル版に加えて、Steam版もリリースされています。以降、一部を除きモバイル版の内容です)。
同作では、「超進化」や「パーク機能」などの新要素・新コンテンツが加わり、完全新作の全編フルボイスストーリーも追加されています。Sensor Towerのデータによると、2025年6月17日から7月16日までの『Shadowverse: Worlds Beyond』の市場別ダウンロード数・収益シェアで、日本はトップとなっています。
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トップ市場の日本にフォーカスしてデータを見ると、『Shadowverse: Worlds Beyond』の支持の高さがわかります。Sensor Towerのデータによると、2016年6月にリリースされた『シャドウバース』と、2025年6月にリリースされた『Shadowverse: Worlds Beyond』の初月のダウンロード数では、前者が100万以上なのに対し、後者は80万以上となっています。
しかし、同期間の収益では前者が2,500万ドル近くですが、後者は2,800万ドル以上となっており、『Shadowverse: Worlds Beyond』が『シャドウバース』を超えるスタートとなっていることがわかります。
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これらのデータから、初月のRPD(1ダウンロードあたりの収益)は『Shadowverse: Worlds Beyond』のほうが高いことが確認できます。リリースから9年を迎えた『シャドウバース』のIPの力と、前述した新要素・新コンテンツが日本のプレイヤーに支持されたのだと言えます。
新弾カードパックの投入が収益のカギか? シャドバWBでは若い世代からの支持がより厚い
モバイルで楽しめるデジタルカードゲームといえば、『Pokémon TCG Pocket』(The Pokémon Company)を思い浮かべる方も多いでしょう。同作は2024年10月にリリースされ、瞬く間に世界でプレイされるタイトルとなっています。
同作の収益は堅調に推移しています。Sensor Towerのデータによると、日本における2025年4月から6月の『Pokémon TCG Pocket』の収益は、1.1億ドル以上を記録しています。収益推移を見ると、拡張パックおよびテーマ拡張パックの投入に合わせて、大きく上昇していることがわかります。
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その効果は絶大で、同期間の3つの収益の山は、いずれもこれらの投入後に記録されています。『Shadowverse: Worlds Beyond』も『Pokémon TCG Pocket』と同じカードバトルジャンルであることを考えると、新パック投入が収益維持のキーファクターであると考えられます。
『シャドウバース』と『Shadowverse: Worlds Beyond』のプレイヤー層に違いはあるのでしょうか。Sensor Towerのデータによると、2025年6月の両タイトルのプレイヤー男女比は、男性9:女性1で共通しており、ペルソナも「PCゲーマー」「コアゲーマー」が上位となっています。
一方、プレイヤー年齢層では、若干の違いが見られます。両タイトルを比較すると、『Shadowverse: Worlds Beyond』のほうが若い世代からの支持が厚いことがわかります。
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