スウェーデンのゲームスタジオApog Labsが開発し、集英社ゲームズが2026年にリリース予定のアドベンチャーゲーム『ATMOSFAR』(Steam/Epic Games Store)の先行プリレポートをお届けします。
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本作は、空にいくつもの島が浮かんだ未知の“惑星タイコス”を舞台に、シングルプレイ、4人までのオンラインプレイの両方を楽しめる探索重視のアドベンチャーゲームです。
2025年9月25~28日に開催される“東京ゲームショウ2025(以下、TGS2025)”の集英社ゲームズブース(ホール06-C08)では、『ATMOSFAR』の試遊版をはじめとした海外開発のゲームも出展されます。
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今回はTGS2025用の試遊版のレビューと合わせて、ちょっと攻略寄りのテクニックもお伝えしていきます。非常に要素が多くて自由度が高いゲームなので、TGS会場でプレイする際にちょっと迷ってしまったときは、この記事も参考にしてみてください!
空をゆったりと飛ぶ解放感を存分に味わおう!【ATMOSFARレビュー&ちょっと攻略】
試遊版では、“クラウドクルーザー”と呼ばれる母艦のような飛行船の一室からプレイスタート。主人公は、“惑星タイコス”に到着してからクルーザーの燃料を失ってしまい、タイコスに残された人工物の痕跡をたどり、燃料を探すことになります。
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操作キャラクターの主人公は常時、宇宙服を着ていて、背負ったジェットパックで空中を移動できます。どうやらタイコスは島が空に浮いているだけあって、地球よりも圧倒的に重力が小さい様子。ジェットパックを使わない通常のジャンプでも、ふわっとした浮遊感を伴って飛ぶことができます。
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このことからわかるように、舞台設定自体は未知の惑星ながらも、本作のテイストはかなりリアル寄り。本作の醍醐味として、いくつもの飛行艇が登場するのですが、それらの操作も一筋縄ではいかないリアルテイストな仕上がりでした。
今回の試遊版では、乗り物をどこでも呼び出して好きなときに乗れる、といったシステムは確認できず、クルーザーの中にある飛行艇の格納&発着場で、しっかりとした乗り降りが必要でした。
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発着場の造りも非常に手が込んでいて、最初からクルーザー内にあった飛行艇の“ワスプ”に乗ってエンジンをかけた後、正面のハッチが開きます。その先に広がるタイコスの景色はまさに圧巻の一言!
リアル寄りのコアな仕様と世界観開示の演出が一致した見事な幕開けになっていました。
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ワスプの操縦時には、細かなインジケーターが表示されます。アクセルとブレーキはしっかりと分けて操作する必要があり、時間制限付きの加速ブースト、レバースティックによる機体の上下左右コントロールも求められます。
タイコスの重力による影響なのか、ワスプの動作もかなりふんわりふらふらとしており、プレイ時には慣れが必要そうでした。
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とはいえ、この操作感がタイコスのゆったりとした空気と相まって、なんとも言えない自然の解放感と没入感を味わうことができます。
ちなみに、浮遊島の各所には、強い気流が走る空間もあるため、環境的な要因も操縦にリアルな影響を与えます。
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島々の作り込まれた地形と高精細なグラフィックによる没入感だけではなく、操作ひとつ取っても、世界観を味わうための工夫が凝らされていると感じることができました。
今回の試遊版はコントローラーでプレイしましたが、本作はPCプラットフォームでのリリースが告知されています。キーボード&マウスの操作は、かなりの習熟度が必要な予感……。逆にフライトシミュレーターやレースゲームが好きな人にとっては、うってつけの作品だと言えるかもしれません。
また、試遊版では酸素不足の状態を確認できませんでしたが、プレイヤーが背負うジェットパックには、オレンジ色のゲージと青色のゲージが搭載されていました。酸素を生成するために、施設を発展させるようなサバイバル要素もあるかも……?
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なお、リリース時にどうなるかはわかりませんが、試遊版ではマップ機能がなく、画面上部のコンパスマーカーからつぎの目的地を目指すシステムになっていました。
未知の惑星の地図が存在しないことは確かにリアルですが、いくらリアルさを追究したと言っても、人間であれば探索を繰り返すうちに道くらいは覚えるはず。宇宙船があるのに一切のマッピング機器がないとは思えません。
正式リリース時、もしくは試遊版に収録されていなかった先に進めば、マップ機能が解放されると信じたいです。
未知の惑星の地図が存在しないことは確かにリアルですが、いくらリアルさを追究したと言っても、人間であれば探索を繰り返すうちに道くらいは覚えるはず。宇宙船があるのに一切のマッピング機器がないとは思えません。
正式リリース時、もしくは試遊版に収録されていなかった先に進めば、マップ機能が解放されると信じたいです。
スクラップの材料変換や機体修理などのクラフト要素も!【ATMOSFARレビュー&ちょっと攻略】
ワスプに乗ってからコンパスマーカーの表示を頼りにしばらく進むと、それなりに近い場所で打ち捨てられた原子コアを発見できます。放射線を発しているようで、そのまま近付いた主人公のHPは、どんどん減少していきます。
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そこで遠くの島に放置されている輸送用のワスプを使ってクルーザーへと運ぶことになります。原子コアの発見時と同じく、コンパスマーカーが示す先に進めば、輸送用ワスプを発見できます。
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ところが輸送用ワスプは故障して動かないので、直すための材料を探すことに。
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主人公は、クラフトキットや銃器のような物を持っています。そのあたりに落ちているスクラップをクラフト素材に変換したり、タイコスで生きる動物の動きを止めたりと、装備に応じて多彩な行動が取れます。
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輸送用ワスプの修理後は、そこまで乗っていた元々のワスプを乗り捨てて原子コア回収に戻ります。輸送用ワスプの特徴も非常にリアルで、真下に面したプロペラが動力源なので、垂直離陸が可能となっていました。
元々乗っていたワスプは、一般的なプロペラ機のように進行方向にプロペラが付いているため、垂直離陸ができません。そのため、プレイ中も離着陸に苦戦することがありました。しかし輸送用ワスプは、その場で離陸できるので非常に快適!
元々乗っていたワスプは、一般的なプロペラ機のように進行方向にプロペラが付いているため、垂直離陸ができません。そのため、プレイ中も離着陸に苦戦することがありました。しかし輸送用ワスプは、その場で離陸できるので非常に快適!
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原子コアの回収もリアルで、近くに行けば手に入るわけではなく、輸送用ワスプから下に伸ばしたマグネットで吊り下げてクルーザーまで運ぶ必要があります。現実における港湾のコンテナクレーンや、スクラップ場のクレーン用マグネットのような機構でした。
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輸送用ワスプのマグネット展開時には、クレーンゲームの要領で操作する必要があり、ロープの挙動もかなりリアル。上下のロープ長を調整しつつ、機体を左右に少しずつ移動させて原子コアにマグネットを付着させます。
クルーザーへの収納時にも同様の操作が必要で、回収ハッチに向けて入れる必要があります。原子コアの回収後には、なんとクルーザー自体の操縦ができるように!
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そしてタイコスの空を自由に駆け巡れるようになったところでタイムアップ。
今回の試遊版は、TGS2025のブース出展用の時間制限と同じ設定になっていたそうなので、ぜひ集英社ゲームズブース(ホール06-C08)に向かう方は、この先の展開を確かめてみてください。
集英社ゲームズブースでのノベルティ配布について
『OPUS: Prism Peak』、『NO STRAIGHT ROADS 2』『ATMOSFAR』、『ANTHEM#9』ノベルティ配布条件
以下の条件のいずれかをクリアすることで各タイトルのノベルティをプレゼント!
①Steamウィッシュリストの登録
②集英社ゲームズ【公式】-NEWS-フォロー
③試遊
<特製缶バッジマグネット>
各タイトルのキービジュアルを使用した57mmの大きめな缶バッジマグネットです。
『NO STRAIGHT ROADS 2』、『ATMOSFAR』、『ANTHEM#9』については、先日公開した魅力的な新キャラクターなども含めた複数の絵柄が用意されています。
▼OPUS: Prism Peak
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▼ANTHEM#9
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▼ATMOSFAR
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▼NO STRAIGHT ROADS 2
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『unVEIL the world -アンベイル ザ ワールド-』ノベルティ配布条件
以下の条件のいずれかをクリアすることでノベルティをプレゼント。
①App StoreまたはGoole Playにて事前登録を行う
②【公式】unVEIL the world アンベイル ザ ワールドフォロー
③試遊
<特製漫画フレークシールステッカー>
ゲーム内のストーリー演出のような漫画調のステッカーです。
以下の条件のいずれかをクリアすることでノベルティをプレゼント。
①App StoreまたはGoole Playにて事前登録を行う
②【公式】unVEIL the world アンベイル ザ ワールドフォロー
③試遊
<特製漫画フレークシールステッカー>
ゲーム内のストーリー演出のような漫画調のステッカーです。
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主人公のラジやユタをはじめ、ステッカーに描かれているキャラクターは出水ぽすか先生原案のキャラクターとなっており、コマごとに抜ける仕様になっているので、抜いたシールをケータイケースに挟んだりして楽しめます。