2025年9月25日~28日(一般公開日は27・28日)に千葉県・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2025(TGS2025)”。そのハピネットブース(07-N12)で出展中の『モノノケの国』の試遊レポートをお届けします。
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アクションはシンプルながら歯ごたえアリ
スタジオライツが開発中の、2025年初頭発売予定のNintendo Switch/Steam用和風異世界アクションアドベンチャー『モノノケの国』。
今回のTGSの試遊では、最初にバトルと村、2つの異なるゲーム体験ができるエリアを選択する形式となっており、本稿で紹介するのは主にバトルエリアの試遊体験となります。
今回のTGSの試遊では、最初にバトルと村、2つの異なるゲーム体験ができるエリアを選択する形式となっており、本稿で紹介するのは主にバトルエリアの試遊体験となります。
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本作のバトルをプレイして、アクション自体はシンプルながら、アクションゲームとしての歯ごたえはなかなかありそうだという印象を受けました。
要素としては、通常攻撃に相当する“お祓い”のほか、回避、パリィといったお馴染みのアクションも存在し、タイミングを合わせるとジャスト回避も発生します。
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スタミナの概念もないので、回避を連続で使えば敵の攻撃を避けること自体はさほど難しくはないのですが、回避した後に敵との距離が離れすぎてしまい、距離を詰めようとしたら次の攻撃モーションに入り、反撃のチャンスを失ってしまう……というケースが何度もありました。
ロックオンにあたるシステムがないこともあって、回避後に自分が今どの方向を向いているのか見失いやすく、回避の際には向かう先の方向も考えながら行う必要がありそうです。
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その点、パリィは敵の攻撃を無効化した上でそのまま反撃に入れるので、決められるのなら非常に強力。ですがパリィは敵の攻撃が自分に命中する瞬間のタイミングに通常攻撃(お祓い)を合わせる必要があり、これがなかなかに難しいです。タイミングがズレたら当然攻撃をほぼ確実に食らってしまうので、ハイリスク・ハイリターンな択と言えます。
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主人公のタイキは、“浄化スキル”と呼ばれる特殊な攻撃手段も持っており、今回の試遊では広範囲の敵を攻撃する“竜巻”と、前方の敵に強力な一撃を与える“神罰”の2種類のスキルが使用できました。
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浄化スキルの発動にリソースは必要なく、クールタイムさえ経過すれば再度使えるようになるので、遠慮せずガンガン使いまくれるのが嬉しいところ。ただ、逆にいうと連続で使用して一気に畳み掛けたりもできないので、攻撃を外してしまうとなかなか痛い。
前述した通りロックオンがないぶん、とくに攻撃範囲のせまい“神罰”はしっかりと向きと距離を調整しないといけないので、慎重に使う必要があります。
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愛犬・ムサシの助けのおかげでボスに勝利。人間だった頃の回想は切ない
そして忘れてはいけないのが、タイキの相棒とも呼べる愛犬・ムサシの存在。時折タイキの体力が減るとムサシが登場してタイキを回復してくれます(ムサシは物語上では亡くなっており、“犬柱”という特殊な存在として蘇っている状態のようです)。
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今回の試遊では、フィールドの最奥ではボスである巨大な鬼との戦いが待ち受けており、この鬼との戦いではムサシの回復のおかげでクリアできたといっても過言ではないくらいムサシのお世話になりました。
ムサシは喋ったりこそしませんが、戦闘中も移動中も常に一緒についてきてくれるので、犬好きの一人としてはたまらないものがあります(ありがとうムサシ)。
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また、鬼のゲージを一つ減らすごと、鬼がかつて人間だった頃の、過去回想のような演出が断片的に挟まれていたのも印象的。
ボスを撃破することには成功したものの、どこか切なさのような余韻が残っていて、こうした独特の雰囲気があるストーリーのゲームは好きだなぁと改めて思いました。
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なお、村エリアの方は、村人たちのお願いごとを聞いて回ったり、クイズに挑戦したりといった要素を体験できます。
個人的には、一回だけ遊ぶならバトルエリアがオススメではあるのですが、世界観の雰囲気が分かる村エリアもプラスで遊んでみると、より一歩深く作品の魅力を感じられると感じました。
個人的には、一回だけ遊ぶならバトルエリアがオススメではあるのですが、世界観の雰囲気が分かる村エリアもプラスで遊んでみると、より一歩深く作品の魅力を感じられると感じました。
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なおハピネットブースでは、Steamのウィッシュリスト登録などでチャレンジできる、トートバッグなどのプレゼントが当たるおみくじキャンペーンや、めちゃくちゃかわいいムサシのぬいぐるみと写真が撮れるフォトスポットも設置されています。興味がある方は、ブースに足を運んでみてください。
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