
※本稿は、9月25日ビジネスデーの取材をもとに執筆しております。
※試遊専用モードでのプレイのため、製品版とは内容が異なる場合があります。
TGS2025の会場では、多くのゲームタイトルの展示や試遊がありました。特に多いなと感じたのはホラージャンル。『SILENT HILL f』や『バイオハザード レクイエム』といった大作シリーズだけではなく、そのほかにもたくさんのブースでホラージャンルが展示されていました。
そこで本稿では、筆者が会場内で個人的に印象的だったものをいくつかピックアップしてご紹介していきます。
索引
閉じる『オバケイドロ2』(ホール7 07-N12)
2019年に発売された『オバケイドロ』の続編です。オバケひとりとニンゲン3人にわかれて“おにごっこ”を行い、3分の制限時間内にオバケはニンゲン全員を捕まえると、ニンゲンはひとりでも逃げ切ると勝利となります。

試遊では筆者はニンゲンでプレイしたのですが、迫ってくるオバケはかなり強め。いかにニンゲン側が分散して逃げられるかにかかっていそうです。ただ、ニンゲン側は捕まったらそれで終わりではなく、オリにつけられたボタンを仲間に押してもらうことで脱出できます。

ただ、この“逃がすことができる”という仕組みがくせ者。ニンゲン側は制限時間いっぱい逃げ切れば勝ちなのですが、仲間がつかまっていると助けたくなるのが人というもの。助けるべきか、逃げるべきかの判断力が大事になってきます。

オバケが登場したり舞台も夜の学校だったりとホラーテイストではありますが、キャラクターがデフォルメされており見た目もかわいいです。
そのため、ホラーが苦手なかたでも楽しめるのではないかなと思います。3分という制限時間も、ちょっとした合間に遊べるのでうれしいですね。
『Reanimal』(ホール7 07-N12)
『リトルナイトメア』の製作陣が開発するホラーゲーム。探索をして謎解きをしつつ、島からの脱出を目指します。主人公はふたりの兄弟で、ともに行動しています。

謎解きにかなり力が入っており、画面全体を見回して何が使えるのか、道を拓くにはどうすればよいのかを考える必要があります。
ときには片方の手を借りて協力しなければ進めない場所もあります。成功にいたるまでに必要なひらめきの時間がちょうどよく、簡単すぎず難しすぎもしない、バランスの取れた印象でした。
ポイントは、本作はふたりプレイができるということ。ソロでは自分で兄弟に指示を出していましたが、友だちや家族と直接会話をしながら進められますし、何より頭脳がふたつになるため謎解きも解きやすくなりそうです。

ゲーム内には少しばかりグロテスクな描写はあるものの、画面のタッチが絵本の世界のようなのでそこまで気になりません。むしろこの独特の世界観にひたっていたくなる、不思議な感覚を得られます。
『きのこめあ』(ホール10 10-E12)
ふんわりしたタッチのデザインがかわいらしいホラーゲーム。頭にきのこが生えてしまった主人公を操作して、部屋に仕掛けられた謎を解いて脱出を目指します。

いろいろ歩き回って謎を解けばよいのかというとそうではありません。主人公が一定の歩数を歩くと頭のきのこが成長。大きくなりすぎると主人公が動けなくなってしまうのです。
つまり、できるだけ少ない歩数で探索を行い、効率よく謎を解いていかなくてはいけないわけですね。

かといって、きのこが大きくなりすぎるとゲームオーバーというわけではなく、「……と、いう夢を見たんだ」というような状態でリスタート。
なんとなくなのですが、リスタートするたびに雰囲気が変化していっているような感じがしたんですよね……。それが非常に不気味でした。
ただ、物語の先に何があるのか興味をかきたてられるのも事実。不安をあおられるような、何とも言いがたいおそろしさを感じられるタイトルです。
『BrokenLore: UNFOLLOW』(ホール11 11-E07)
『BrokenLore』シリーズのひとつで、2025年にリリースを予定しているサイコロジカルホラーです。
突如見知らぬ場所で目を覚ました“アン”を操作して建物内を調べつつ、物語を進めていくことになります。


自分がなぜそこにいるのかわからないアンと、はじめて本作に触れるプレイヤーの立場はほぼ同じ状況。一人称視点ということもあいまって、まるでプレイヤー自身がその場にいるような感覚でゲームに没入することができます。
探索中はさまざまな情報を得られるのですが、「もしかしたらこういうことかも……」と考察しながらプレイするのが楽しいんです。
最初こそ静かな探索ですが不穏な空気はどんどん大きくなっていき、心のざわつきがつねにある感じ。絶妙な気味の悪さがクセになるゲームです。
シリーズが好きな方はもちろん、本格ホラーを遊びたいというかたはぜひ!


『#推しと異変』(ホール11 11-E66)
異変探し系の新たな形を見せてくれたのが本作です。アイドル“奥泉さな”がいわくつきの場所を巡る生配信中を行い、プレイヤーはその配信を視聴しているファンという立ち位置。

ではどのように異変を見つけるのかというと、異変を見つけたら配信中のさなちゃんに“異変があるよ!”とコメントを通して教えてあげるんです。生配信とコメントという仕組みを上手に使って、ゲームとしても世界観としても違和感のない作りだなと感心しました。

さなちゃんは自動で歩くので、異変があるか確認するためにコメントで動きを止めることも可能。ですが、止めるとさなちゃんの配信を邪魔してしまっていることになり、取れ高を気にするさなちゃんの機嫌(体力)を損ねてしまいます。
じっくり周囲を確認したい、でもさなちゃんを困らせてはいけない。そのバランスがよくできているなと感じました。さなちゃんもかわいいですし、異変探し系が好きなかたは訪れてみてくださいね。

■関連記事
TGS2025では、非常に多くのブースが出展されています。ホラージャンルのゲームも豊富に出ているので、もし会場に行こうかなと考えているかたは機会があれば上記タイトルを遊んでみてくださいね!

“東京ゲームショウ2025”開催概要
会場:千葉県・幕張メッセ(展示ホール1~11、国際会議場、イベントホール)
ビジネスデイ:
9月25日(木)10:00~17:00
9月26日(金)10:00~17:00
一般公開日:
9月27日(土)09:30~17:00
9月28日(日)09:30~16:30
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