2025年9月25日から28日まで千葉県・幕張メッセで開催された“東京ゲームショウ2025(TGS2025)”に合わせて、ユナイテッド・シネマ幕張にて『007 ファーストライト』のメディア向け発表会が開催されました。
本稿では発表会の後半の模様をお届けします。後半では日本で『007 ファーストライト』の魅力を伝えるアンバサダーに、ストリーマーのボドカさんが就任したことが発表。また、作中でミス・ロスの声優を担当する中井ノエミさん、ジェームズ・ボンド役を演じるパトリック・ギブソンさんによるトークも行われました。
本稿では発表会の後半の模様をお届けします。後半では日本で『007 ファーストライト』の魅力を伝えるアンバサダーに、ストリーマーのボドカさんが就任したことが発表。また、作中でミス・ロスの声優を担当する中井ノエミさん、ジェームズ・ボンド役を演じるパトリック・ギブソンさんによるトークも行われました。
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ジェームズ・ボンドの愛車に憧れるボドカさんが『007 ファーストライト』のアンバサダーに就任
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特別ゲストとしてストリーマーを中心に幅広く活動するボドカさんが登場。本作を国内で広めるアンバサダーに任命されたことが発表されました。
ボドカさんは過去に『007』を題材にしたタイトルで遊んだことがあり、シリーズには思い入れがあるとのこと。車好きなこともあり、ジェームズ・ボンドが乗るアストンマーティンに憧れ続けるなど、今も『007』に心惹かれているそうです。
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アンバサダーを引き受けた理由はそれだけでなく、名作として知られる『ヒットマン』を手がけたIO Interactiveが『007』のゲームを新たに作るのであればクオリティも間違いないと信頼できるのも要因の1つだったとのこと。
実際にプレイ映像を見たボドカさんは、しっかりとステルスアクションになっているだけでなく、カーチェイスなどに『007』らしさも見えて、より期待が高まったと話していました。
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ストリーマー視点でもステルスアクションは実況プレイと相性がいいとのことで、視聴者におもしろいプレイを見せつつプレイしたいと、来年3月26日の発売に向けて今からやる気をのぞかせていました。
発表会ではボドカさんが開発陣と熱い握手を交わす姿も。今後のアンバサダーとしての活動に注目したいところです。
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ロス役・中井ノエミさんが語る、『007 ファーストライト』収録時のエピソード
続いてのゲストは、中井ノエミさん。中井さんは海外で女優として活動しており、今作ではジェームズ・ボンドをサポートするミス・ロスの声優を担当することになりました。
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以下では、中井ノエミさんへの質疑応答をお届けします。
中井さん
東京が地元なので日本語でもご挨拶します。ミス・ロス役を演じる中井ノエミです。撮影はロンドンで行っていましたが、今回日本でみなさんとご一緒できることを嬉しく思います。
――ミス・ロスはどのような役ですか?
――ミス・ロスはどのような役ですか?
中井さん
私の演じるシャーロット・ロスについてはネタバレを避けるために多くは語れませんが、とてもミステリアスな女性ですとだけ言っておきます。
――オファーを受けた際の感想を教えてください。
――オファーを受けた際の感想を教えてください。
中井さん
オファー期間は非常に長くて1年くらいかかりました。そこでちょっとしたエピソードがあります。実際にオーディションの場に行ってシーンを演じたのですが、この役に入り込むための準備していたのですが、終わった後にエージェントから「何をしたの!?」と連絡が来ました。その内容は、オーディションの審査担当に「彼女は役に興味がないのか?」と言われたというものでした。
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実は、それこそ私が準備をしたもので、シャーロット・ロスを表現する際に興味のなさそうな演技をしようと思っていたんです。その結果、実際に役を演じられるようになりました。
――新たなボンド・ガールとして注目されますが、プレッシャーなどはありますか?
中井さん
スタジオに足を踏み入れた1日目からアクションアクターとしてスーツや機械を身に着けて収録をしていました。まともに動けない、トイレにもいけない状態なので謙虚にならざるを得ません。鏡を見ると自分はそんな状態なので、ふくらみ上がったエゴもしぼみます。
最初は非常に長い歴史があるシリーズなのでプレッシャーも大きかったのですが、プレッシャーを感じる暇があったのは最初の10分くらいでしたね。
最初は非常に長い歴史があるシリーズなのでプレッシャーも大きかったのですが、プレッシャーを感じる暇があったのは最初の10分くらいでしたね。
パトリック・ギブソンさんはボンドという大役にどう向き合ったのか?
続いては、ジェームズ・ボンドを演じるパトリック・ギブソンさんが登壇しました。パトリック・ギブソンさんは作中で声とアクションの両方を担当しています。
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パトリックさん
(日本語で)初めまして、パトリックです。よろしくお願いします。このプロジェクトに携わるようになって4年ほど経ちます。東京は大好きな街なので、今日この場にいられることがとても嬉しく、エキサイティングだと思っています。
──ジェームズ・ボンドを演じる際にどのような表現を意識しましたか?
──ジェームズ・ボンドを演じる際にどのような表現を意識しましたか?
パトリックさん
私がジェームズ・ボンドの声を演じて、モーションキャプチャーの演技もすることになったと連絡を受けた時は信じられませんでした。このプロジェクトはジェームズ・ボンドのオリジンストーリーということで、独自の解釈で新たなストーリーが描かれます。
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皆さんが知っているジェームズ・ボンドと、エージェントとして一流になる前の若くて未熟だった頃の初々しいボンド。そのギャップを埋めることは非常におもしろい作業だと思いました。
──出演者のみなさんと演技で掛け合いをしたことで影響はありましたか?
パトリックさん
素晴らしい才能に恵まれた俳優の方々に囲まれて演技をしたことで、“若いボンド”を作るにあたり多くのインスピレーションを受けました。みなさんのフレッシュなエナジーと、人間的な要素をボンドに与えることができたと思います。シリーズではお馴染みのマネーペニーやQ、それから中井ノエミさんが演じたシャーロット・ロスからは大きな刺激を受けました。
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中井さん
パトリックさんはとても努力をして撮影に臨まれています。私たちがスタジオに戻って撮影する間もそれは変わりません。その姿は我々がどこかに漂流しないように留める役割を担ってくれていました。我々も役者としてとても感謝しています。
──歴代6名のジェームズ・ボンドの影響を受けたり、学んだりしたことはありますか?
──歴代6名のジェームズ・ボンドの影響を受けたり、学んだりしたことはありますか?
パトリックさん
このプロジェクトのおもしろいところはオリジンストーリーであるところです。独自の解釈をした新しいボンド像を作るというということで、それに伴って、キャラクターのDNAを自由に探求できる自由さがありました。そのため、これまでのものに囚われすぎることなく、新しいものに挑戦して、受け入れながら、オリジナルなボンドを作っていきました。その過程は非常に楽しいものでした。
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イベントの最後にはアジア向けのプロモーションムービーが公開。翻訳されたセリフとともにムービーがお披露目。豪華ゲストの登場と引き込まれる映像の数々により『007 ファーストライト』への期待を十分に高めてくれるイベントとなっていました。
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