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『WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球』女子代表決定戦レポート。優勝はゆるねひぐ選手、準優勝はおみそしる選手【TGS2025】

文:電撃オンライン

公開日時:

 9月28日にTGS2025(東京ゲームショウ2025)のコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)ブースで行われた、『WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球』WBSC eBaseball シリーズ 女子代表決定戦のレポートをお届けします。
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 WBSC(世界野球ソフトボール連盟)が主催するeスポーツ国際大会“WBSC eBaseball シリーズ 2025”。TGS2025のステージでは、日本女子代表選手を決定するイベントが行われました。

 オンライン予選を勝ち抜いたトップ女子プレイヤーである2人(おみそしる選手、ゆるねひぐ選手)が、TGSステージで直接対決! 勝者は、アメリカ・ノースカロライナ州立大学で開催される“ワールドファイナル”へ進出し、世界一の座をかけた決勝大会へ挑むことになります。

【出演】
宮本和知 (読売ジャイアンツ女子チーム監督)
たいじ (REJECT)
清水久嗣 (実況) 
細谷美友 (MC)

アメリカ行きをかけた決戦がスタート!


 ステージにはゲストとして読売ジャイアンツ女子チーム監督の宮本和知さん、eスポーツチーム「REJECT」所属のたいじさんが登壇。実況は清水久嗣さんが務めました。
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 『WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球』は2023年2月にWBC世界野球ソフトボール連盟の公式タイトルとしてローンチされ、従来の日本語版に加え英語切り替え機能を備え、世界62の地域で多くの方々にプレイされています。値段はなんと100円! WBCとコナミの世界中の方々に楽しんでいただきたいという思いからお求めやすい価格設定とされています。
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 そして、世界野球ソフトボール連盟WBCとコナミがタッグを組み、eスポーツの舞台で野球の魅力を世界に届けるWBC eBASEBALL シリーズ 2025が今年も開催されます。
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 本シリーズは『WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球』を使用し、日本はもちろんアメリカやイタリア、韓国、インドなど世界各国で予選大会を実施。オンライン予選を勝ち抜いた選手たちが決勝大会ワールドファイナルで世界一の座をかけて激突することに。

 2025年大会からは女子代表枠が新設され、このステージで勝利した選手は、アメリカで開催されるワールドファイナルのスーパーラウンドへ直接進出できます。

 決勝を戦う2人の選手は、おみそしる選手とゆるねひぐ選手。決勝戦はNintendo Switch版で行われ、舞台は『パワプロ』オリジナルとなるクラウンスタジアム。かなり広めでフェンスの高いスタジアムです。
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 コスト55以内でチームをまとめ、3回までのイニング対決となります。試合開始前には、2人の選手から意気込みが語られました。

おみそしる選手:『パワプロ』歴はすごく短いんですけれども(2か月)、『パワプロ』のトップ選手の兄がいまして。この1か月くらい、たくさんアドバイスくれていたので、勝利という形で恩返ししたいなと思っています」

ゆるねひぐ選手:『パワプロ』が大好きだっていう気持ちを忘れないようにしたら、きっと選手も答えてくれると思っています。頑張って楽しくプレイしたいと思います。よろしくお願いします。


運命のプレイボール! ゆるねひぐ選手が初回に先制


 両選手のチームオーダーが発表され、いよいよ決勝戦が始まります。先行はゆるねひぐ選手、後攻はおみそしる選手です。
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 試合は1回表、ゆるねひぐ選手の攻撃から。おみそしる選手のピッチャーはHoshii(星井スバル)。ワンアウトからランナーを出すと、バッターは4番のD.dDeita。2ランにより2点を先制します。
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 追いかけるおみそしる選手は1回裏、先頭バッターがヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決めチャンスを広げます。このチャンスにタイムリーヒットを放ち、すぐさま1点を返します。
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 その後も盗塁を仕掛けるなど、機動力を活かした積極的な攻撃を見せましたが、後続が倒れ同点には至りませんでした。

試合は最終回へ! ゆるねひぐ選手が貴重な追加点


 2回は両者無得点で、試合は2-1のまま運命の最終回3回へ。3回表、ゆるねひぐ選手はワンアウトから連打で1、2塁のチャンスを作ります。ここでバッターはピッチャーのUnkai。申告敬遠でD.dDeitaを塁に送る作戦でしたが、ここでUnkaiの大きな当たりが出て、貴重な2点を追加。
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 4-1で迎えた3回裏、後がないおみそしる選手の攻撃。ワンアウトからヒットと盗塁で得点圏にランナーを進めますが、反撃もここまで。最後のバッターがファーストゴロに倒れ、試合終了となりました。
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 こうして、ゆるねひぐ選手の勝利が決まりました。そして、激闘を終えた両選手にインタビューが行われました。
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――まずは惜しくも準優勝となりました、おみそしる選手にお話をお聞きます。果敢に攻めたプレイだと思いましたが、いかがでしたか?

おみそしる選手:はい。全力で楽しめたので、やりきったなっていう感じです。…出しきれました

――そして、見事優勝して女子代表となったゆるめひぐ選手、おめでとうございます。

ゆるねひぐ選手:ありがとうございます。前回世界大会に出た時はすごく緊張して、何もできなかったんですけど、今日はすごく楽しめました。ありがとうございます。

 チャンピオンを目指すことはすごい難しいことだと思うんですけど、いつも通り楽しくプレイして、楽しい時間を共有できたら嬉しいなと思います。応援よろしくお願いします。



 その後、おみそしる選手にはたいじさんから記念キーホルダーが、そして優勝したゆるねひぐ選手には宮本監督から優勝盾とアメリカ行きの切符が贈呈され、会場は大きな拍手に包まれました。
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 熱戦の末、アメリカ行きの切符を手にしたゆるねひぐ選手。世界の舞台での活躍、そして今後のワールドファイナルの展開からも目が離せません。大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。
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 なお、パワプロ・プロスピ公式Xでは、読売ジャイアンツ女子チームのサインボールプレゼントキャンペーンが行われています。締切は10月5日まで!

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