三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は2000年にPSで発売された『ファイナルファンタジーIX(FF9)』を語ります。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は2000年にPSで発売された『ファイナルファンタジーIX(FF9)』を語ります。
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速そうなキャラを選びたくなっている理由はジタンの“盗む”かも
最近の作品では自分が操作できるキャラを選んだり、そもそもキャラクターメイキングで自分好みのキャラを作成できることも少なくありません。
毎回、どうするか迷うところではあるのですが、これまでに選んできたキャラを見ると何となく1本の筋があるように思います。
それは速さを重視していること。それはジョブだったり、武器だったり、軽装な見た目だったり。力より速さ。とにかく何かしらの点で速さを意識できるようなポイントを選んでいました。
そのきっかけとなったのが『FF9』のジタンだったと思います。『FF9』ではキャラに明確なジョブが設定されているわけではありませんが、過去のシリーズに登場していたジョブを想起させるような見た目をしています。
例えばビビは黒魔導士ですし、スタイナーはナイト、ガーネットは白魔導士などの基本的なジョブ。仲間になるタイミングが遅いキャラほど竜騎士や召喚士といった基本的なジョブ以外のジョブも登場します。
肝心のジタンはシーフですね。設定的にも盗賊団の一員ということもあり、かなりわかりやすい部類だと思います。基本的に操作キャラはジタンで、一部のダンジョンやストーリーを除いてパーティから外せません。
なので、印象に残りやすかったのもありますが、やっぱり戦闘時の使いやすさもありました。各キャラにモチーフとなったジョブをイメージする固有のコマンドがあり、ジタンは“ぬすむ”です。
文字通り、敵からアイテムを盗むコマンドなのですが、盗めるものがその時点のショップで購入できるものよりも強力だったり、個数が限られているものだったり、とにかく有用なものが多かったんです。
敵ごとに盗めるアイテムの数や種類が異なっているので、盗んでいるだけでも楽しいですし、結果的には有用なものを手に入れられて一石二鳥。盗めるかどうかは確率ですが、そこも楽しかったですね。盗めたときに達成感みたいなものを感じられて。
さらにジタンは盗んだ回数とステータスのすばやさで計算して固定ダメージを与える“盗賊のあかし”という技があり、確実にカンストダメージを出せるキャラでもありました。これも大きいです。
武器も短剣の二刀流で逆手に持っているのがかっこよくていまでも好きですね。最強武器は柄の両端に刃が付いた盗賊刀という武器なのですが、2本の短剣を1本にまとめた感じ。これも好きです。
こう考えるとジタンというキャラが好きで、見た目や性能が速さを重視していたので、その後にプレイする作品でも似たようなキャラを求めてしまうかもしれません。シーフや盗賊、忍者なんかがそうですね。
現在ではほぼ無意識にこういったキャラや性能を求めてしまうので、これからも選び続けると思います。もう性ですよ、これは。