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「間違っていても、価値あるものは・・あるんじゃないか?」(ビクトール)【幻想水滸伝I&II HDリマスター名言集】

文:編集O

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 コナミデジタルエンタテインメントのRPG『幻想水滸伝I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』に登場する人物たちの名言にスポットを当てた企画がスタート。第1回は『幻想水滸伝I』から、星辰剣の使い手で天孤星のビクトールが残した名言です。

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※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

ああ、やつは間違っていた。だが、正しくったって価値のないものがあるように間違っていても、価値あるものは・・あるんじゃないか?(ビクトール)


 ビクトールは『幻想水滸伝I』にて、オデッサが率いる解放軍をきっかけに主人公と出会う人物です。

 大きな得物を軽々と扱えるほどのたくましさを備えており、“クマ”と呼ばれることもあるほどの大男ですが、仲間に気を遣ったり、策を用いて敵を翻弄したりする、という一面も兼ね備えています。身近にいたらとても頼りになること間違いナシの存在ですね。

 なお、彼はのちのデュナン国である、ジョウストン都市同盟・ノースウィンドゥの出身です。こちらは『幻想水滸伝II』で訪問することができます。


 レナンカンプにて解放軍のアジトが襲撃され、リーダーであったオデッサが亡くなってからは、主力として活躍してくれる108星のひとりです。

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▲凶刃から子どもを庇い、落命するオデッサ。彼女の想いは解放軍のメンバーたちに、リーダーの証は主人公へと受け継がれます。

 先ほども触れたように、外見はくまのような大男で豪快な性格ながら、相手の心の機微を察して寄り添ったり、頼ってきた相手を助けたりと、面倒見のよさが魅力でもあります。

 加えて多くの修羅場を潜り抜けてきた経験からか、精神面での強さもずば抜けており、傭兵としてのポテンシャルも高く、帝国との戦いで大きな力となってくれます。

 そんなビクトールの印象深いセリフと言えば、帝都グレッグミンスターに乗り込んだ際、帝国将軍のアイン・ジードと剣を交えたあとの言葉です。

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 ここで登場する、主人公の父、テオ・マクドールの部下であるアインについても触れておきましょう。彼が初めて登場するのはクワバの城塞となります。

 お尋ね者として手配されている主人公でしたが、グレミオたちとともに偽名を用いてその場所を通過しようとします。しかし、主人公は人相書きが出回っており、偽名だけでは欺ききれず疑われてしまうことに。

 万事休すか、と思われたその時、そこにいたアインが
「マクドール家の息子がこんなにみすぼらしい恰好なわけがない」と言い、見逃したことでその場を切り抜けることができました(余談ですが、このあとのグレミオの芝居に対する主人公の選択肢もなかなか印象的)。

 また、そう言いつつも、アインはテオと旧知の仲である以上、主人公のことにはしっかりと気がついている台詞もありましたね。

 そんなアインは、仕えている皇帝・バルバロッサがたどった道が間違いだと知りながらも、軍人として皇帝に忠節を尽くして、主人公たちの前に最後の将として立ちふさがります。

 前述した通り、城塞で見逃してくれたという恩があるため、ビクトールはアインと交戦することになる前に説得を試みます。が、彼の忠誠心を動かすことは最後まで叶いませんでした。

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▲主人公たちと交戦後、命を落とすことになったアイン。己を“悪”と認識していても、死を迎えるそのときまで揺るぎません。

 アインが亡くなったのを受けて、フリックは
「ばかな・・・こんなことは間違っている・・」とつぶやきます。

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 そこで、フリックの言葉にビクトールは
「ああ、やつは間違っていた。だが、正しくったって価値のないものがあるように 間違っていても、価値あるものは・・あるんじゃないか?」と、続けるのでした。

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 アインの行動は間違っていると否定しながらも、その生き方を尊重する。

 そんなビクトールの言葉からは「たとえ望まぬ結果になろうとも、本人にとっては価値がある選択であり、ひとつの基準から人の価値は判断できない」という、人生の教訓にもなる強いメッセージ性を感じられるはずです。

 重いものである“戦争”を深く描いている『幻想水滸伝』という作品に触れるにあたって、忘れてはならない価値観かもしれませんね。

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 アニメに舞台化など今後も目が離せない展開が予定されている『幻想水滸伝』シリーズ。

 プレイヤーの魂を震わせた名言からコメディ寄りな迷言(!?)まで、今後も敵味方問わず「これぞ!」と共感を得られる名言を紹介していくのでこうご期待!

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