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【幻想水滸伝】主人公の名前、テオやテッドのセリフから感じる不穏な空気、初戦でパーンとクレオが撃沈…ゲーム開始直後から言いたいことだらけ【レトロ吉田の幻水I 完全初見プレイ日記#1】

文:レトロ

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 コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)のRPG『幻想水滸伝I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』のプレイ日記をお届けします。

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※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

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グレミオ、パーン、ウィンディ、グレイズ……個性的なキャラとの出会いが楽しめるRPGはやっぱり楽しい!【幻想水滸伝I プレイ日記】

まずはじめに


 今回、『幻想水滸伝I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』のプレイ日記を担当することになりましたレトロ(ライターネーム)です。『幻想水滸伝』シリーズは、もちろんその存在は知っていたものの、ゲーム人生が40年近くになるくせに未プレイでした。RPGも好きだし、なんで触って来なかったんだろうと不思議に思い、本作の発売時期を調べてみると、まあ納得しました。

 1995年12月15日。この日が『幻想水滸伝』の発売日でした。この頃の自分が何をしていたかというと、ゲームセンターに入り浸って対戦格闘に明け暮れていました。コンシューマから少し軸足がずれていたわけですね。波動拳やパワーウェイブのコマンド入力を繰り返していたあの頃に、このゲームが発売されたのか……なんて思うと、少し感慨深い気持ちがわいてきますね。

 ちなみに、KONAMI作品でよく遊んでいたのは『極上パロディウス』で、これもアーケード作品です。いや、ほんとゲーセン好きね。ちなみに、ワンコインクリアできた数少ないシューティングゲームです。えっへん。

 ……すみません、話がそれてしまいました。何が言いたいかというと、ほとんど予備知識のない状態で本作を遊ばせていただくということをお伝えしたかったのです。何も知らないがゆえに、知っている人が見るとはがゆいことが多々あるかもしれません。そこは優しい目で見ていただきつつ、そして『幻想水滸伝』をプレイした日々をなつかしく思い出しつつ、読んでいただければ幸いです。

プレイ開始! でも、いきなり頭を悩ませる事態に。その理由は……


 さっそくプレイスタート! この『幻想水滸伝I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』は、『I』と『II』のリマスター作品なので、どちらからプレイすることも可能。もちろん、シリーズ初心者ですから『I』のほうからプレイしていきます。NEW GAMEでスタートすると、まずは難易度の設定があります。ここは“Normal”を選択。シリーズ初プレイで“Hard”を選択する勇気も、“Easy”でひよる理由もありませんからね。

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 その後、飛び込んできたのが主人公の名前を決める画面です。昔はデフォルトの名前が決まっていないゲームがけっこうあって、その都度悩んでいたのを思い出しました。この仕事に就いてからはライターネームを入れればいいので悩まなくなりましたが、基本的にはデフォルトで進めたいタイプなんです。

 そこで、少しネットで調べて、「ティル」という名前ではじめることを決意。小説版の名前とのことで、なんとなく安心できます。響きもよいですし!
※プレイ開始後、最近だと舞台版のぼっちゃんの名前がリアンだと知って、そちらもよい名前でしたね。アニメで描かれる『II』の主人公の名前はリリュウとのことで、『II』を遊ぶときには参考にします。

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 ちなみに、早期購入特典でNEW GAME時に受け取れる追加コンテンツがあり、所持金57300ポッチ、幸運の封印球、金運の封印球をもらえました。57300なんてかなりの太っ腹! って、573……KONAMIですね。

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 物語はグレッグミンスターのお城からスタートしました。部屋にいる父のテオと会話すると、皇帝陛下との謁見を控えた身であることが判明。話を進めていくと、父であるテオ・マクドールは帝国軍大将軍であることがわかります。ということは、主人公はいいところのおぼっちゃんというわけですね。皇帝との謁見の場には、皇帝はもちろん、側近と思われる人物たちも多数登場。イラストの雰囲気から、ひとクセありそうなのが伝わってくるものもいます。ウィンディとか怪しさぷんぷん。これで普通にイイヒトだったら申し訳ない!

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 父のテオは北方での不穏な動きに備えるために北へ向かうため、皇帝より「帝国に力を貸してくれないか」と言葉をかけられます。この後、2つの選択肢が出ますが、返事はもちろん「わかりました」。こういった選択肢が物語にどの程度影響を与えるのかはこの時点ではわかりませんが、初見プレイですし心の赴くままに進めていくこととします。

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 その後、近衛隊隊長・グレイスが上官となるのですが、これがまたいやーなやつじゃないですか! 実力はないものの、威張り散らかすテンプレ上官というか(笑)。きっと一波乱あるだろうなーと思いながらのスタートとなりました。

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はじめての仲間との出会い


 父と2人で城を出て自宅へ向かうと、さまざまなキャラクターとの出会いがありました。

 グレミオは主人公の世話役という感じの人物で、過剰ともいえるほどの心配をしている様子。しかも、主人公のこととなると、たとえ主であろうと目に入らないほどなので、この性格ものちのち何かに影響してきそうな気配がします。ちなみに、グレミオたちは主人公のことを「ぼっちゃん」と呼びます。やっぱりぼっちゃんなのか(笑)。ちなみに、料理も上手そうです。

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 そしてクレオ。女性ですが、主人公とは仲が良く、部屋にノックなしで入っても決して怒りません。というか、「いつも」ということは、主人公は基本ノックなしで入るんですね!

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 初めてのパーンとの出会いでは、彼は寝ていました。欲望に忠実なタイプなのかな? ここでも選択肢が出ましたが、これは直後の反応が異なるだけ、だと思いますが果たして。

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 そして2階へ上がるととある少年が駆け寄ってきます。名前はテッドで、口調からも仲の良い友人であることがうかがえます。翼くんと岬くんみたいな関係なのかな? と思ったら、さっそく仲間に加わったとのアナウンスが!

 と、話を少し進めると、まだ仲間になる前だったことがわかります。まあ、どちらにせよ頼もしい仲間が加わったことに間違いないでしょう!

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 えっ、なんかへんなフラグが立った気がしますが……。

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 ですが、食事の用意ができたとのことで、話は聞けずじまい。ダイニングに移動して、食事の時間となりました。その後、父・テオから挨拶があり、みんなでの食事を楽しむことに。テオからの言葉の数々にも、何か感じる部分が多いのですが、きっと思い過ごしではなさそうです。

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 翌朝、主人公が寝ている間にテオは旅立ちます。物語を進めて再会することができるのか、そしてそれはどのような再会なのか、この段階でも気になってしまいますね。

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グレミオ、パーン、クレオ、テッドといざ大冒険へ!


 その後、主人公が起きるとグレミオたちも仲間に加わります。ここから街を自由に歩くことが可能で、やっと戦闘などもできるのかなとわくわくしてきました。

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 ここで、追加コンテンツとしてもらった幸運の封印球、金運の封印球の存在を思い出します。経験値が2倍になるものの、主人公には付けられない模様。

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 防具屋に行くと最初の街で売っているとは思えないほどの高価な装備“ウィングブーツ”を目にします。追加コンテンツ(57300ポッチ)のおかげで買えるのですが、貧乏性の自分には手が出せなかった……。速度にボーナスって絶対便利だよなぁ。と、今になって思います。

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 安価な防具は適当に買い揃え、いざ街の外へ! って、何かやることがあった気もするけど……。

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 どこに行くかもよくわからないまま、まずは経験値を稼ごうと思い、敵との遭遇を待ちます。って、2秒でエンカウント! モスキート×3、赤兵隊アリと戦うことに。適当にコマンドを選んで戦ってみると、敵のほうが動くのが早く、初手からパーンがやられます。

 正直、何が起こったのかわかりませんでした。序盤の街の周辺の敵って、基本ラクに倒せるんじゃないの? けっこうシビアなバトルなのかも、と初戦から思わされることとなりました。そして、攻撃をミスするケースがある程度あることもわかりました。

 これ、ウィングブーツを装備していたら先制できていたのかなぁ。

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 無事に勝利するものの、パーンとクレオはやられており、経験値は入手できず。なかなか厳しい船出となるのでした。

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 というわけで、1回目のプレイ日記ははここまで。『幻想水滸伝』のバトルの難度が高いのか、自分がまだシステムを理解できていないのか、運が悪かっただけなのか。もう少し理解を深めつつ、次の冒険へと進めればと思います!


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