任天堂は、“2026年3月期 第2四半期決算説明会/経営方針説明会(オンライン)質疑応答”を公式サイトにて公開しました。
[任天堂HP]「2026年3月期 第2四半期決算説明会/ 経営方針説明会(オンライン) 質疑応答」を掲載しました。https://t.co/Kvpmp4yhET
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) November 5, 2025
2026年3月期 第2四半期決算説明会/経営方針説明会(オンライン)質疑応答 概要
「Nintendo Switch の時と比較して、新作タイトル発売の頻度に変化はあるか?」と問われた代表取締役社長・古川俊太郎氏は「今後新作タイトルの投入と、定番タイトルを長く遊んでいただくこと、この2つをバランスよく進めていきます」と回答。
また、「Switch2ハードの販売台数は2025年9月末時点で1,000万台を超えていますが、Switchハードの普及台数1億5,000万台超とは、まだ大きく差があります。そのため当面は、主に既存のSwitchをお持ちのお客様に、Switch2をお買い求めいただくフェーズが続いていくと思います」とも明かしました。
過去最高の販売本数を誇る『マリオカート』シリーズを超えるSwitch2ソフト登場の可能性を問われた代表取締役フェロー・宮本茂氏は、「任天堂は常に“限界はない”と考えて取り組んでいます。(略)娯楽の 世界は“青天井”であるというのが私の最近のテーマです。そういう意味で、Switchを通じて広がるマーケットは、世界中にまだたくさん残っています」と答えました。
そして『ポケットモンスター』シリーズのディレクター・田尻智氏が最初の『ポケットモンスター』を作る前に「任天堂のマリオを超えようと思ったら1人のお客様にソフトを2本売らないと超えられない」と冗談を言い、それが『ポケットモンスター 赤・緑』の誕生につながったというエピソードも披露しました。
さらに古川氏は映画・映像関連の今後の展開についても「これまで以上に積極的に取り組んでいきたい分野であると考えています」と回答。部材高騰によるSwitch2の採算性については「Switch2に関しては今後も量産を進めることで原価低減を見込める部分もあり、現時点では大きな影響は想定していません。引き続き現在と同水準の採算性を維持できるように努めていきます」と答えました。