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バッテリーの寿命があとわずかなロボットたちと対話するSFアドベンチャー『BatteryNote』を紹介。幸せにするも不幸にするもプレイヤーの選択次第【電撃インディー#1177】

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、72studioがSteamで配信中の『BatteryNote』をご紹介します。

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 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!


ロボットたちの運命を決めるのはあなた。プレイヤーの倫理観が試されるSFアドベンチャー『BatteryNote』


 本作は、制限時間のなかで壊れかけのロボットたちと対話するSFアドベンチャー。

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 登場するのは3体のロボット。いずれもバッテリーの寿命はあとわずかで、彼らがどのように余生を過ごすかは、プレイヤーの手にかかっています。

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 というのも、電池切れを起こしてしまっている彼らを充電できるのは、プレイヤーだけだからです。言ってしまえば、彼らに対する生殺与奪の権利をプレイヤーが握ってしまっている状態なんですね。

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 さらに、本作のシステムでは、彼らに対して“通常の充電”をするか“高電圧を流す”かを選ぶことができます。高電圧を流せば、当然ながらロボットたちには強い負荷がかかってしまいます。

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 ただでさえ壊れかけのロボットたちに、そんなことをしてしまったら……友好的に接しようと思えばそうすることができますし、まったくその逆のことも可能という、なんとも倫理観が試されるシステム。好きな人にはたまらない作品となっています。

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 プレイヤーの選択によって彼らの運命やエンディングが変化する作品となっていますので、遊んでみてはいかがでしょうか。

『BatteryNote』とは(Steamストアページより)

あらすじ


 コールドスリープから目を覚ました「メカニックくずれ」のあなたは、わけあって壊れかけの3体のロボットたちと対面します。薄暗いガレージのなかで、あなたは彼ら電池切れのロボットたちを充電してこの世に呼び戻します。

 そのあとは、対話によって記憶をのぞいてもよし。高電圧を流して、ロボットたちの反応を楽しんでもよし。ただし、彼らのバッテリーの寿命はあとわずか。その「余生」をどう過ごさせるかは、あなたの手にかかっています……。

個性豊かなロボットたち


・ダイナーのウェイターロボット、ジェシカ。
・オフィスを監視するためのセキュリティロボット、サーベリー。
・軍事用に開発されたと思しき戦闘ロボット、デバインドR7。

ゲーム性


 3体のロボットのうち1体ずつ選択し、制限時間のなかで彼らを充電したり、会話したりするアドベンチャーゲームです。

 彼らをどのように扱うかで、反応が変わり、彼らの運命とともに、ゲームのエンディングが少しずつ変化します。

 ロボットたちを幸せにするも、不幸にするも、コンセントと高電圧スイッチを持つ、あなたに選択権があるのです。

 シナリオは何度も繰り返せます。

 すべてのエンディングの実績を解除するために頑張ってもいいですし、彼らを幸せにすることだけを目的に頑張ってもかまいません。

特徴


・難しい操作は不要。誰でもエンディングまでたどり着ける“やさしい設計”。初回体験を大切にしたつくり。
・個性豊かなロボットたちと、さまざまな会話を楽しめる。
・90年代の携帯ゲーム機風の、懐かしい4色ドット絵表現。


電撃インディーのSteamキュレーターページが開設!


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