小説『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。(かけ恋)』のTVドラマ化&TVアニメ化が発表されました。
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GA文庫史上初のダブル映像化! 『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』がTVドラマとTVアニメに
GA文庫20年のなかで初のダブル映像化となる『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』は、第15回GA文庫大賞で大賞を受賞したラブストーリー。
内気な性格で他人との関わりを避ける大学生・空野かけると、目が見えないながら前向きでいつも明るいヒロイン・冬月小春が出会い、お互いに惹かれあっていく純愛が描かれます。
TVドラマは12月11日(木)から毎日放送(MBSテレビ)“ドラマ特区”枠にて放送開始予定で、冬月小春役を永瀬莉子さん、空野かける役を藤原大祐さんが演じます。
TVアニメについての詳細は順次情報が公開される予定です。
原作者・志馬なにがしコメント
『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』が、実写ドラマとアニメの両方で映像化されることになりました。
ひとつの作品が異なる二つのかたちで動き出すことは、とても特別なことであり、作者として心からうれしく思います。
ここまで作品を支えてくださった読者のみなさま、そして小説家として私を見出し信じてくださったみなさま、さらに映像化に尽力してくださっている関係者のみなさまに、深く感謝いたします。
それぞれの表現がもたらす新しい魅力を、たくさんの方に感じていただければ幸いです。
ぜひ、ドラマとアニメの両方を楽しみにお待ちください。
原作小説『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』あらすじ
「打上花火、してみたいんですよね」
花火にはまだ早い四月、東京の夜。内気な大学生・空野かけるはひとりの女性に出会う。
名前は冬月小春。周りから浮くほど美人で、よく笑い、自分と真逆で明るい人。話すと、そんな印象を持った。最初は。
ただ、彼女は目が見えなかった。それでも毎日、大学へ通い、サークルにも興味を持ち、友達も作った。自分とは違い何も諦めていなかった。
――打上花火をする夢も。
目が見えないのに? そんな思い込みはもういらない。気付けば、いつも隣にいた君のため、走り出す――
――これは、GA文庫大賞史上、最も不自由で、最も自由な恋の物語。