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『NTE』CBT2先行プレイ感想レビュー:とにかく自由度が高すぎるハイクオリティ都市生活。現時点でトップクラスの完成度に脱帽【NTE:Neverness to Everness】

文:保坂柊

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 本記事でご紹介するのは、Perfect World Games(開発:Hotta Studio)が贈る、基本プレイ無料の新作『NTE: Neverness to Everness』(以下、NTE)。PC、コンソール、モバイルのマルチプラットフォームで展開される”超自然都市オープンワールドRPG”です。

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 2024年の発表以来、その圧倒的なビジュアルで話題をさらっている本作ですが、2026年2月より実施される「共存テスト(CBT2)」の先行プレイ機会をいただきました。

 今回はCBT2先行プレイを体験したシステム面でのプレイレポートをお届けします。

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“最低設定”でも美しい!?UE5の最適化に驚愕

 まず、多くのゲーマーが気にしているであろう”スペック問題”について触れておきましょう。Unreal Engine 5採用と聞いて「ウチのPCやスマホで動くかな……」と心配になる方もいるはず。

 しかし、実際にプレイして驚きました。とにかくグラフィックの最適化が素晴らしい。試しに画質設定を”最高”と”最低”で切り替えて比較してみましたが、確かに影の解像度などに差はあるものの、”最低品質”でも街の空気感やリフレクション(反射)の美しさは健在で、ゲーム体験を損なうレベルの劣化は感じられませんでした。

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▲最高設定のほうが光の反射がより美しいですが最低設定でも問題なし!

 幅広い環境のプレイヤーが、このリッチな都市体験を楽しめるように調整されている点は、本作の大きな強みと言えるでしょう。

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▲驚愕のグラフィックに圧倒!
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▲イベントシーンでの窓の反射や夜景は圧巻です。

メニュー画面で”カセット”が回る!UIへの偏愛

 システム面で個人的に一番テンションが上がったのが、実はメニューデザイン。最近はUIがオシャレなゲームも増えてきましたが、『NTE』の実績メニューには驚かされました。

 実績の項目が”カセットテープ”のようなデザインになっており、カテゴリを選択すると、カセットがデッキにガチャリとセットされ、テープが回りだして固有の音楽が流れるのです!

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▲どんな実績があるか見ているだけで音楽にテンションが上がります!

 このアナログなギミックと、近未来的な都市の対比がたまりません。「メニューを操作しているだけで楽しい」と思わせるセンスは、細部へのこだわりの現れだと感じました。

自由すぎる都市生活:しかしやりすぎにはご注意

 本作の移動システムは、まさに”都市型オープンワールド”の完成形です。壁をよじ登ってビルの屋上へ行くパルクールはもちろん、特筆すべきはやはり車。

 自分の車を購入してカスタムするのはもちろん、街を走っている車を(権力を使って?)拝借したり、奪ったりすることも可能です。お気に入りの車に乗り込み、一人称視点でハンドルを握る。走り出した瞬間にカーステレオからBGMがかかる演出は、最高に”チルな体験”です。

 ファストトラベルも充実しているので移動のストレスはありませんが、あえて車やバイクで移動し、細かくエフェクト設定できる「撮影モード」で映えスポットを探すドライブは、このゲームの楽しみの1つでもあるでしょう。

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▲海底トンネルの美しい空間。ちなみにこれでもグラフィックは最低設定です。

 ただし、”何でもできる”からといって調子に乗って破壊活動をしていると、こうなります……。

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▲かわいい主人公が刑務所にて囚人服姿に!

刑務所は”終わり”じゃない、新たなコンテンツの”始まり”だ

 今回のテストで衝撃だったのが、逮捕された後の”刑務所パート”の作り込み。ただのペナルティによる待機時間ではありません。そこには独自の生態系がありました。

 オレンジ色の囚人服に着替えさせられた後、プレイヤーを待っているのは刑務所内での物々交換システム。刑務所内などでアイテムを入手し、囚人同士で取引をする……なんていう、ここでしかできない体験が用意されています。

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 そして逮捕されたら考えることは1つ。そう”脱獄”です。実際に『NTE』では、さまざまな方法で脱獄することができるように設計されています。

 「早くシャバに戻って冒険したい」気持ちと、「もうちょっとこの刑務所ライフを楽しみたい」気持ちが葛藤する、不思議な魅力がありました。

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▲すがすがしい表情で悠々と脱獄。

日常を遊び尽くす”シティライフ”と”好感度”

 犯罪ばかりしていては心が荒むので、健全な”シティライフ”にも触れておきましょう。本作では、稼いだお金で不動産を購入し、自分の家を持つことができます。

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▲目指すはタワマン?

 『NTE』には好感度システムが実装されており、仲良くなったキャラクターをマイホームに招待することができます。殺風景だった部屋に家具を配置し、推しキャラを招いて、ソファでくつろぐ姿を眺める。外では異象ハンターとして命を懸けて戦っているからこそ、この”帰る場所”の温かみが染みます。

 また、街中には”遊び”が溢れています。海辺での”釣り2や、仲間と卓を囲む”麻雀”、ゲームセンターなどのミニゲームも実装。さらには配達員やタクシー運転手といったアルバイトも可能。

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 「今日はメインストーリーを進めずに、タクシーで小銭を稼いで車のパーツを買おう」そんな風に、プレイヤー自身がその日のプレイスタイルを決められる自由度が本作の魅力です。

アクションが苦手でも映える爽快な戦闘

 戦闘システムは、直感的な爽快感を重視した作りになっています。基本は4人パーティでキャラクターを切り替えながら戦うスタイルですが、スキルのクールタイムが短いため、次々とキャラを変えてド派手な技を連発できます。

 “ジャスト回避”や”パリィ”といったテクニカルな要素もありますが、判定はシビアすぎず、気持ちよく決まります。「正直アクションは苦手」という人でも、適当にボタンを押してスキルを回しているだけで、「俺、いま超かっこよく戦えてる!」という感覚を味わえるでしょう。

 それでいて、キャラ育成やプレイヤースキルが試される高難易度コンテンツの予感もあり、やり込み派も満足できそうな懐の深さを感じました。

総評:ライト層からコア層まで刺さる”時間泥棒”

 今回の先行プレイを通じて感じたのは、”これは、ただのソシャゲではない”ということです。

 課金圧に追われることなく、街をドライブし、写真を撮り、時には刑務所に入る。そんな自由な遊び方が、基本プレイ無料で提供されていることに驚きを隠せません。普段コンシューマーゲームしか遊ばない層や、ライトなゲーマーにも深く刺さるポテンシャルを秘めています。

 あえて課題を挙げるとすれば、”やれることが多すぎる”がゆえに、正式サービス後にどうやってコンテンツを拡張していくかでしょうか。すでに完成度が高いワールドだけに、ヘビーユーザーを飽きさせない”やりこみがいのあるエンドコンテンツ”の拡充が、今後のポイントになりそうだと個人的には感じています。

 とはいえ、現時点での完成度は間違いなくトップクラス。2月6日から始まる「共存テスト」に参加される方は、ぜひスペックを気にせず、この自由なヘテロシティに飛び込んでみてください。

 『NTE』は現在事前登録受付中。この新しい”都市伝説”の目撃者になる準備を、今すぐ始めておきましょう!

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