ポプラ社より1974年に刊行された『ねずみくんの絵本』シリーズのTVアニメが、2026年4月より放送されることが決定しました。
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主演を務めるのは津田健次郎さん・能登麻美子さんです。人気声優のお二人が、ねずみくん・ねみちゃんをはじめ、全キャラクターの声を担当します。
放送に向けて、キャストのお二人と原作者のなかえよしを先生、はばらのぶよし監督からコメントが公開されました。
『ねずみくんのチョッキ』50年愛される超ロングセラー絵本、ついにアニメ化
『ねずみくんの絵本』は、1974年に作家・なかえよしを、画家・上野紀子夫妻の共同作業によって誕生しました。
2024年に50周年を迎えたロングセラーシリーズで、発行部数は国内500万部、海外1600万部を超え、3世代にわたり全世界で読み継がれる名作として支持されています。
シリーズの特徴は、大胆に余白をいかした美しい構図と鉛筆で描かれたモノクロの柔らかな質感の絵。そして、あっと驚く展開でユーモアにあふれた物語であることです。
52年の歴史の中ではじめてのTVアニメ化ですが、原作の魅力を最大限にいかしたアニメーションに仕上がりました。
日常の中で相手を思いやる力。そして余白に込められた“想像する力”。小さいけれどだれよりも心のやさしいねずみくんを通し、子どもたちの心の成長に寄り添えるアニメを届けていきます。
『ねずみくんのチョッキ』キャスト、原作者、監督からのコメント公開
『ねずみくんのチョッキ』に登場するのは、ねずみくん、ねみちゃんほか、ぞうさん、あひるくんなどさまざまな動物たち。
そのすべてのキャラクターを、津田健次郎さんと能登麻美子さんのお二人が担当します。キャラクターごとの演じ分けも注目しましょう。
放送に向けて、キャストのお二人からコメントが届きました。
津田健次郎さん(ねずみくん役、ほか)
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まさか自分が関われるとは思っていなかったので、出演のオファーをいただいた時は本当にうれしかったです。
2人だけで全てのキャラクターを演じると伺い、最初は驚きましたが、声優として非常にやりがいがあって、表現の幅や想像力が試される企画だと感じました。
一人ひとりのキャラクターときちんと向き合いながら、声や間、呼吸の違いで表現を変えていく繊細な作業は、とても新鮮で刺激的な経験でした。
最初は不安もありましたが、実際に走り出してみると、能登さんの柔らかくて幅広いお芝居にも導いていただき、非常に楽しく演じることができました。
長く原作を愛してきた皆さんにも、初めて触れる方にも、きっと満足していただけるアニメーションになっているはずです。
僕自身にとっても新境地といえるような様々な声のバリエーションをお聴きいただけると思います。
ぜひ、ねずみくんと仲間たちの世界を楽しんでいただけたらうれしいです。
能登麻美子さん(ねみちゃん役、ほか)
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お話を頂いた時は驚きました。
自分が関われるなんて夢のようだと……大変嬉しく光栄なことと感謝の気持ちでいっぱいです。
二人だけで全てのキャラクターを担っていくという作りはやりがいもありますが高いハードルだと感じました。
実際の動物の鳴き声を聞いたり体の大きさや形状から音のイメージを膨らませたり……作品の優しい世界観を思い描きながら試行錯誤で収録に赴きましたが……
津田さんのねずみくんの第一声を聴いた時に、全て吹き飛んでしまうほどに優しい絵本の世界。
そのままのねずみくんがそこに立ち上がっていて、何と言葉に表して良いのかわからないほど感激しました。
「ねずみくん、ここにいたんだね!」と思わずにはいられなかったです。
津田さんのお声と調和することに意識を向けながら、その場でうまれてくるものを大切にやらせて頂きました。
長く読みつがれ多くの方々に愛されてきた『ねずみくんのチョッキ』是非アニメーションもお楽しみください。
原作者・なかえよしを先生コメント
ぼくは本が好きです。
あの装幀、形、紙の手触り。
そしてなんといっても、ページをめくるときのドキドキ。
本にはそれがそなわっています。
本棚で手に取ってもらうのを、じっと待っている
控えめな本の姿が好きです。
ねずみくんの絵本は、そんなぼくの本への気持ちの中で生まれたものです。
ねずみくんは狭い絵本の中が心地よくて、いつも飛び回っています。
そんなねずみくんが、このほどアニメになるということで、びっくり。
でも、アニメになっても、あのページをめくるドキドキを
表現してくださるそうです。一体どうなるのでしょう?
ぼくは楽しみにしています。
みなさまもお楽しみください。
なかえよしを
監督・はばらのぶよしさんコメント
1974年に刊行された『ねずみくんのチョッキ』から52年。
先日発売された『えかきになりたい ねずみくん』では43巻を数えたこの作品が、ついにTVアニメーションになりました!
50年以上、たくさんの子どもたちを笑顔にしてくれたかけがえのない作品を監督するにあたり、なかえ先生のストーリーに沿った上で一番大切にしたのが“絵本をそのまま動かす”という点でした。
それには匠の技術による3DCGによる表現が最もふさわしく、上野先生の絵をかわいらしく動かせると考えました。
この作品での特徴であるカラーの枠も生かしつつ、絵本の中でのキャラクターたちのサイズ感も極力大切にし、まるで絵本を見ながら読んでもらっているような作品に出来たと思います。
ぜひ! ねずみくんの世界に浸ってくださいね!!
監督 はばら のぶよし
アニメ『ねずみくんのチョッキ』番組概要
放送情報
NHK Eテレ
毎週土曜日 あさ9:30~
2026年4月4日 放送開始予定
キャスト
津田健次郎
能登麻美子
製作情報
原作:なかえよしを・上野紀子 『ねずみくんの絵本』シリーズ(ポプラ社刊)
監督:はばら のぶよし
キャラクターデザイン・CGディレクター:安田兼盛
制作:Creadom8
企画/製作:ポプラ社
『ねずみくんの絵本』シリーズとは
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主人公は、赤いチョッキがトレードマークのねずみくん。
小さなねずみくんが、いろんな動物の仲間たちとくり広げる、ユーモラスで心あたたまる物語です。1974年の第一作『ねずみくんのチョッキ』刊行以来、親子3世代にわたって多くの人々を魅了してきました。
52年目となる今年までに、のべ43作が刊行され、累計発行部数は500万部を超えるロングセラーシリーズとして、世界中で愛されています。
2026年4月には新刊『ねずみくんの花ことば(仮)』が発売予定です。
著者紹介
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なかえよしを/作
神戸に生まれる。
日本大学芸術学部美術科卒業。広告会社のデザイナーを経て絵本作家に。
作品に『いたずらララちゃん』(絵本にっぽん賞・ポプラ社)『扉の国のチコ』『ねずみくんのきもち』(ポプラ社)他多数がある。
2005年、上野紀子とコンビでのこれまでの業績に対し、第28回巖谷小波文芸賞を受賞。
2020年、日本児童文芸家協会選定の児童文化功労賞を受賞。
上野紀子/絵
埼玉県に生まれる。
日本大学芸術学部美術科卒業。イラストレーターを経て、絵本作家に。
作品に『ねずみくんのチョッキ』(講談社出版文化賞・ポプラ社)などの「ねずみくんの絵本」シリーズ、『扉の国のチコ』(ポプラ社)他多数がある。
2019年2月逝去。
絵を担当されていた上野先生が2019 年にご逝去された後も、なかえ先生は、過去のねずみくんシリーズの絵をパソコンに取り込み、組み合わせたり合成したりして、新しい絵をつくりあげるという方法で、シリーズの新作を生み出し続けています。