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『ブリガンダインアビス』選べる国は個性豊かでワクワク。難易度イージーでも緊張感がしっかり味わえるでのSLG初心者にもオススメ

文:カワチ

公開日時:

最終更新:

 8月27日にPS5/Nintendo Switch 2/Xbox Series X|S/Steamで発売されるハピネットのファンタジーウォーシミュレーション『ブリガンダイン アビス』。そのメディア向け製品版プレイイベントが6月2日にesports Style UENOにて開催されました。ここではそのプレイレポートをお届けします。

▲会場では限定版も展示されていました。

ストーリーモードとミッションモードをプレイ! バフ/デバフ、属性などの相性も考えて戦いに挑む必要あり!


 『ブリガンダイン アビス』は25の勢力が割拠する大陸を舞台に、侵略を目論む悪の帝国に立ち向かうターン制のストラテジーゲーム。

 プレイヤーは6つの勢力いずれかのリーダーとなり、100を超える騎士・モンスターのユニットで部隊を編成。高低差のあるHEX(六角形)の戦場で戦闘を繰り広げていくことになります。


 今回の試遊では6カ国のメインストーリーモードから1カ国、24カ国のミッションモードから1カ国をそれぞれプレイする形になっていましたが、どの国になるかはくじ引きによる抽選でした。

 すでに配信されている体験版は“グラン・ドラグニカ”と“スカーレットウィル”のストーリーモードが遊べるものなので、それ以外がいいな……と思いつつ、結果はストーリーモードが“ピュリファーノ”、ミッションモードは“センチュリア”になったので一安心。


 ピュリファーノは自分を妖精の一員だと思い込んでいるアリスベルをメインに、そんなアリスベルの姉代わりを務めるポポリナとピピルカというふたりの妖精が絡んでくるストーリー。なぜアリスベルが自分を妖精だと思っているのかがストーリーのキーとなりそう。

 雰囲気はけっこうコミカルで、古賀葵さんが声を担当しているアリスベルはとてもかわいいですし、関根明良さんが演じるポポリナ、富田美憂さんが演じるピピルカも賑やかで楽しいです。


 ほかの国に比べて戦力で劣るため、協力者を探す展開になりますが、協力してもらうだけでいいのだろうかと葛藤するアリスベルの姿は印象的。ストーリーが進んでいくとシリアスな展開もあるのではないかと予想します。


 バトルに関しては出撃したリーダー、モンスターユニットを操作して、勝利条件を目指していくことになります。リーダーやモンスターユニットにはそれぞれ独自のスキルがあり、これらを駆使することが重要。

 ストーリーモードの主人公や主要キャラクターにはオリジナルスキルがあり頼りになる存在ですが、リーダーが倒されると率いる部隊のユニットもすべて撤退して一気に不利になるので油断は禁物です。


 逆に敵のリーダーを倒すことができれば不利な状況であっても逆転のチャンスがあります。確実に部隊の戦力を削っていくか、リーダーだけを狙うか、プレイヤーの判断が試されます。


 ピュリファーノはアリスベルもポポリナとピピルカも支援を得意とするタイプで直接戦闘には向きません。敵から攻撃を受けると一気に致命傷を受けてしまうことが多いので、ほかの国でのプレイよりも、よりテクニカルな操作が求められるでしょう。


 リーダーは部隊のモンスター1体を“支援”コマンドで指定して、そのモンスターが持つ支援特性を付与させることができます。モンスターを1体減らしてリーダーを強化するべきか、その判断が重要になりますが、ピュリファーノでプレイする場合は支援でリーダーを強化する必要がある局面が多くなりそうです。

 なお、ゲームを進めていけば仲間が増えていき、リーダーも増えるので戦略の幅は広がります。序盤が最難関になるかもしれませんね。


 これまでのプレイレポートでも本作の難度が高めであることは言及されていましたが、筆者も同じような感想を抱きました。理不尽な難度ではありませんが、しっかりバフやデバフを活用し、属性などの相性も考えながら立ち向かわなければ勝つことができません。

 ノーマルでプレイして序盤のステージで2回ほどゲームオーバーになってしまったので、イージーでやり直してみましたが、イージーでもしっかりと歯ごたえを感じるようなものになっています。


 とはいえ、キャラクターのレベルは上がりやすいですし、お金も手に入りやすいので攻略はかなりラクになります。“行商”で装備やアイテムをたくさん購入したり、ステータスや雇用ユニットを強化できる“拠点開発”を進めていけばスムーズにクリアできるようになります。

 また、新しいモンスターを仲間にしたり、倒されたユニットを復活させることにもお金がかかるので、これらに対する懸念もかなり減ります。


 本作は途中で難易度を変えられない仕様になっているので、あまりSRPGが得意ではない人はイージーでゲームをスタートすることをオススメします。


 ミッションモードは大陸に広がる24の国から1つの国を選択し、国ごとに設定されたミッションの達成を目指すモードになっています。今回筆者が選んだ“センチュリア”は新帝国との争いを避けるべく、大陸の外にある新天地への脱出を目指すストーリー展開。


 ミッションの内容はセンチュリア所属リーダーのユストを目的の拠点まで移動させるというもので、制限時間が用意されています。

 『ブリガンダイン アビス』は戦力を増やして領土を増やしていくのが重要になりますが、今回のミッションではターン数を気にする必要があります。無理にでも侵攻しなければいけない場面もあるので、戦略性がありますね。


 ユストはキャラクターをバックアップするのが得意な神官で、仲間として前衛で戦うバトラーのペスカー、回復役の治療師であるティエネが存在します。ティエネだけでなくユストも回復ができますし、ペスカーは周囲を攻撃するスキルも持っており、バランスの取れた安定した国になっています。

 ストーリーモードで遊んだピュリファーノとはまた違ったプレイ感覚でおもしろかったです。


 今回はストーリーモードとミッションモードのふたつを決められた国でガッツリとプレイさせていただきましたが、ほかの国のストーリーも気になりますし、どのような戦力でどんな立ち回りが必要になるのか興味が尽きません。早く製品版をガッツリ遊びたいです!


 前述の通り、現在は“グラン・ドラグニカ”と“スカーレットウィル”のストーリーモードが遊べる体験版が配信されているのでぜひチェックしてみてください!

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担当者プロフィール

  • カワチ

    カワチ

    「スーパーファミコンのRPGやゼロ年代の美少女ゲームを愛するライター」 1981年生まれ。東京都出身。2000年よりゲーム雑誌のアルバイトを経て、フリーライターとしての活動を開始する。執筆実績は『レイジングループ完全読本』(ホビージャパン)や『CHAOS;CHILD 公式資料集 Here Without You』(KADOKAWA)など多数。 アドベンチャーゲームやRPGなどのジャンルを好み、オールタイムベストは『東京魔人學園剣風帖』。ほかに思い入れのあるゲームは『かまいたちの夜』『月姫』『CROSS†CHANNEL』など。ゲーム歴:37年。知識:スーパーファミコン時代のRPGやゼロ年代美少女ゲームへの造詣が深い。

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