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俺たちの戦いはこれからだ~からの怒涛の展開! 真エンドまでやるべし! 『冒険家エリオットの千年物語』トロコン済みネタバレレビュー②【ほぼ週刊電撃スタッフコラム:オッシー】

文:電撃オンライン

公開日時:

※この記事には『冒険家エリオットの千年物語』の重大なネタバレがありますので、ご注意ください。

 みなさんこんにちは。『リズム天国』新作やってるんだけど、マジでリズム感がなさ過ぎて萎える。

 特にフリスビーを犬にキャッチさせるやつがムズい。7カウントでボタンを押すんだけど、途中からカウントの画面表示が消えるのよ。なので自分で数えるんだけど、これがまったく合わない。体内時計(本来の意味とは違うが)が機能してない。これが老いか。

 老いさらばえて、夏。オッシーがコラム53回目をお送りします。

 このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビュー形式でお送りしています。超ネタバレ注意。

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あれ、このプレイ感⋯⋯懐かしのメガドライブのアレやないかい!【冒険家エリオットの千年物語】


タイトル:『冒険家エリオットの千年物語』
プレイ状況:PS5版 クリア・トロフィーコンプリート済み

 前回までのあらすじ。冒険家ということですべてを片付ける男・エリオットが悪いヒゲ大臣を追いかけてたら返り討ちにあって、王女の席が幼女妖精に奪われた。ここまでチュートリアル。あらすじ終わり!

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 ということで妖精さんと旅に出たんだけど、妖精の能力が使えるようになったのよ。


 王女は回復しか使えなかったのに、妖精はなんかいっぱい使える。炎で火を付けたり、風で吸い寄せたり、ダッシュしたりできる。

 でも一回に一個しか能力使えないの。せめてダッシュは別枠で好きに使えるようにして欲しかった。っていうか謎解きギミック以外、常にダッシュにしてるでしょ、プレイヤーの9割は。

 まあでも、妖精パワーを使って戦闘したり謎解きしたりは正直楽しい。切り替えるのは面倒だけれども。

 ただ、なんかこのプレイ感、記憶にあるんだよなーってずっと思っていた。

 能力を切り替えて謎解きするのは、『ティアキン』とかやっぱりゼルダ系だと思ったんだけど⋯⋯なんかもっと似たやつがあったんだよな⋯⋯。

 ピコーン! 思い出した。これはアレや。アレがコレでヨメがコレや。

 メガドライブの超名作の一つ、『
ストーリーオブトア』や!!!

 五つ歳の離れた兄貴がいるんだけど、男兄弟あるあるで、幼少期はゲームは見る専だったのよ。

 FCもSFCも兄貴がやってるのを横で見るだけ。たまにレベル上げだけさせてもらえる。

 そんな哀れな少年(筆者)がようやく手に入れた据え置きハードが、“メガドライブ2”だったわけよ。

 なんでスーファミじゃなくてメガドライブだったのかって? 

 スーファミだと兄貴と被るし、なんかメガドライブって黒光りしてカッケーじゃん?

 おそらく、ここがゲーマーとしての岐路だったと思うね。メインストリームじゃなく、マニアックな方に傾倒していったのは⋯⋯。

 いや、セガ党でまったく後悔はないけどね! 『ダイナブラザーズ2』はマジ神ゲーだったし。『ジェネラルカオス大混戦』が家庭用で遊べるのはメガドライブだけ! 返事はスタートボタンだ! 分かったかクソったれども!

 そんな目の肥えたメガドライバーが口を揃えて絶賛するのが『ストーリーオブトア』なわけよ。見下ろし型のアクションアドベンチャーで、4人の妖精を切り替えて謎解きするの。

 このプレイ感が『エリオット』に似てるんだわさ。ようやくエリオットの話に戻ってきた。ここまで8割メガドライブの話。

猫獣人と人間の物語だけど、また時代がこんがらがる【冒険家エリオットの千年物語】


 エリオットは4つの時代を駆け巡るんだけど、基本的に元の“加護の時代”が現代なわけ。そんで、どんどん時代を遡っていく。その数4時代。

 で、過去に行くと、ミュー族という猫獣人が色々と絡んでくる。基本的に人間からは疎まれている存在なんだけど、よくあるロミオとジュリエットで、人間(カーター)と猫獣人(マオ)の悲恋が描かれたりするのよ。
(まあ悲恋っつーか駆け落ちみたいになって結婚するから悲恋でもないけど)


 猫獣人は長命なので、さらに過去の時代に移ってもいたりする。というかマオの子供時代とか出てくる。


 なんだけど、マオの親も猫獣人(母)と人間(父)の組み合わせなのよね。同じやんけ! いや、血は争えないな⋯⋯って話なんだろうけど、男女の組み合わせも同じなので、混乱するのよ!

 ただでさえ、各時代のマップがほぼ同じ上に、設定まで同じなので、「マオって何時代のやつだっけ? 本体が再建の時代で、子供が魔法の時代⋯?」ってなる。
(まあ筆者がストーリーをちゃんと追ってないでテキトーにボタン押しているから説はある)

 でもさあ、どの時代でも猫獣人は迫害されているし、街の人との「ピカチュウが喋った!」みたいなやり取りがあるから、混同するのも無理ないと思うのよね。

ヒゲ=バラモスくらいかと思ったら⋯⋯バッドエンド後が長い!【冒険家エリオットの千年物語】


 なんやかんやあって、ヒゲにダメージを与えられるようになったエリオット。


 伝説の剣(ライトスタッフ先輩)はヒゲが持っているので、なんかそれを弾き返す盾をゲットしたのよ。でもそれに魔力を込めなければならないので、時代を巡って恩を売っていたマオにラブ注入してもらう。

 そんでヒゲの攻撃をパリィって倒すと、明らかに乗っ取られてる感じで絶命するヒゲ。まあヒゲがラスボスはないやろと思ってた。言うてバラモスくらいやろと。

 そしたら、ここからは意外と展開が早いのよね。

  1. 姫様がなんか氷漬けになる
  2. 氷漬けの原因を探っていたら過去の賢者(猫)がドラゴンを氷漬けにして封印してたことが分かる
  3. 猫獣人が姫様を呪ってるっぽい?
  4. 呪ってる猫獣人をやっつける

 まあ実際はダンジョンや時代をあっちいったりこっちいったりするから、長いは長いけど、展開は早め。


 そんで猫獣人を倒すと⋯⋯姫様の呪いは解けませんでした! オレたちの冒険はこれからだ! 完。

 バッドエンドでした。なんも話をきかずにテキトーにマーカーが示すところに行ってたらこれだよ。王女様もこれにはガッカリ。


 そしたら、ちゃんとストーリーを追っていくと、猫獣人をただ倒すだけじゃダメっぽい。

 色々と謎を解いて、封魔の術的なのを会得しなきゃ姫様の呪いは解けないんだって。


 三賢者巡ったりなんやかんやして封魔の術ゲット。それで猫獣人をしばくと⋯⋯姫さま復活! 2人で旅にでてハッピーエンド。


 ⋯⋯と思ったら、なんかまだあるっぽい。呪いかけていた猫獣人にも事情があるっぽい? しらんがな。

 でもそれを解かないと真のエンディング見れないとか何とか。十分姫さまとラブラブ冒険でまだ不服とな? 冒険家は欲深いねぇ。


オマエノシワザダタノカー。私がオマエの父だ。ナンダッテー【冒険家エリオットの千年物語】


 ここから真エンディングルートがめっちゃ長い。体感、全体の三分の一くらいある。

 なんだけど、ここからがマジで怒涛の展開なのよ。今までの様々な伏線が回収されて、謎が明かされて、呪いかけていた猫獣人の正体もわかって、エリオットの出自も分かる。


 正直、この真エンディングルートやらないと損というか、『エリオット』のストーリーの面白さの半分も分からないと思う。


 ぶっちゃけ、この真エンディングルートまでは、あんまり盛り上がらなかった。『ブレイブリーデフォルト』や『オクトパストラベラー』みたいな幾重にも張り巡らされた複雑なストーリーが最後に一気に伏線回収されるあの感じは全然なかった。

 ところが、やっぱりさすが浅野チーム。この真エンディングルートはめちゃくちゃ面白い。

 惜しむらくは、本当に最後の最後なのよね、面白くなるところが。なんなら、2つ目のエンディングでハッピーエンドっちゃハッピーエンドだから、そこで止めちゃう人が多いんじゃないかな⋯⋯? 

 真エンドルートに入るところのきっかけもちょっと分かりにくいしね。


 真のラスボスも、そこに至るまでの火の鳥バトルも、『オクトラ』でよくある変則バトルで熱い! 


 でも火の鳥バトルはL1連打がツラかった。押しっぱで連打にさせてほしかった。

 あと左下のワイプの使い方も最後よかった。2人入れるんかい。


 ラストも大団円。妖精フェイの正体も分かるし、ドラえもんだしで、タイムトラベルモノの定番ね。


 子安王も、エリオット拾った頃の若者時代もちゃんと子安で良かった。

 ワンチャン(チャンスじゃないけど)、タイムトラベルモノで、実は姫さまとエリオットは兄弟とか親子とかじゃないかとドキドキしたけど、そんなことはなかったぜ。まあ遠い親戚ではあるっぽいけどね。加護の力の由来とか考えると。

総評:最後の最後までやると評価が上がるタイプのゲーム。でも途中までは正直ちょっと微妙かも【冒険家エリオットの千年物語】


 正直に申し上げまして、途中まではちょっとイマイチだった。

 時代が変わってもマップ変わらないとか、ダンジョン4択クイズとか、敵の種類がめっちゃ少ないとか、ストーリーが平坦とか、何度、途中で止めようかと思ったことか。

 でも最後までやると、ストーリーはちゃんと面白かったので、ホント惜しい。


 だって、『オクトパストラベラー大陸の覇者』とか、元がスマホゲーだからってのもあるけど、個別のストーリーがめっちゃ面白いじゃん? 連ドラ形式で、いいところで「次回のオクトパストラベラーは~」って感じの引きで終わるから、序盤からフルスロットルで面白かった。

 それが『エリオット』は、序盤~中盤にかけて、あんまり盛り上がりないのよね。「悪いヒゲを倒そう!」ってだけだし、個別の展開もあるあるだし。

 もうちょっと『オクトラ』みたいにメリハリ付けていたら、全体の印象も変わったんじゃないかな。

 まあトロコン厨の筆者としては、真エンド見たあとのトロフィーコンプリートまでは短くて良かった。

 あと、“サブクエスト全クリア”のトロフィーだけ時限なんだけど、ちゃんと「これ以上進むとクエストクリアできなくなるよ!」と警告してくれるのは素晴らしい親切システムだと思った。

 これがないと、トロコン勢は疑心暗鬼になって、出来ることすべてこなさないと先に進めない病に冒されるのよ。

 とにかく、これからプレイする人は、ぜひ真エンドまでやるべし。戦闘は難易度下げてもトロコン影響ないし、槍に魔石つけてシュバッてれば相手は死ぬ。

 あとは、いきなりめっちゃ渋い声で鳴くネコチャン収集がんばって! その伏線もちゃんと回収されるから!

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