7月23日に発売されるNintendo Switch 2用ソフト『スプラトゥーン レイダース』。4対4の対戦が基本の『スプラトゥーン』シリーズ初のスピンオフ作品である本作は、大量のシャケを相手に戦うPvEに特化した冒険型シューティングアクションとなっています。

この記事では、100種類以上あるブキや新感覚のガジェットなど、本作のアクション面にフォーカスしたレビューをお届けします。
なお、別記事ではキャラクターや世界観を語るレビューも公開しているので、あわせてご確認ください!
■『スプラトゥーン レイダース』オタカラ・ハントの拠点となるアジト船ツアーへようこそ
■『スプラトゥーン レイダース』ブキの強化やタイプの違いなどブキのあれこれをおさらい
オタカラ求めてシャケたちと戦いまくれ!!【スプラトゥーン レイダース レビュー】
マップにあるさまざまなダンジョンに挑み、オタカラを集めながらシャケたちに立ち向かうという物語。4対4の対戦がベースにある『スプラトゥーン』シリーズのなかでも、1人用の“ヒーローモード”や4人協力の“サーモンラン”の要素を大きく発展、改良させたのが本作『スプラトゥーン レイダース』というイメージです。

ゲームは拠点である“アジト船”で準備をし、マップ上で“オタカラ・ハント”するダンジョンを選んで挑戦。クリアしたら“アジト船”に戻り、再び“オタカラ・ハント”するダンジョンを選びというサイクルでひたすらシャケたちを倒しまくり、オタカラやブキなどを手に入れていきます。

序盤はチュートリアルも兼ねているため1つのダンジョンが短く、早いと2分ほど長くても10分くらいでクリアできる手軽さ。とにかくオタカラやブキ、素材を集めまくる繰り返しプレイが主要になるので、このテンポのよさはありがたい!

チュートリアルも“塗った場所に潜れる”のような『スプラトゥーン』の“ス”の字からかなり丁寧に教えてくれるので、本作から『スプラトゥーン』に触れるユーザーも安心の設計だと思います。


経験者も撃つ、塗る、潜るなど基本的な遊び方は『スプラトゥーン』シリーズとまったく変わらないため、すぐ手に馴染みます。変わった点といえばボムがないことくらいでしょうか。プレイし始めの頃はついクセでボタンを押していました。
また“オタカラ・ハント”は完全な1人ではなく、すりみ連合の誰かがパートナーとして調査メカに乗り込んでサポートしてくれます。自動で撃ったり「カモン!」で近くに飛んできたり、ときには調査メカを踏みつけて大ジャンプしたり。攻撃も進路上のサポートもどちらもこなしてくれる万能な相棒です。


この調査メカを使った大ジャンプのような基本アクション以外にも、アシストを使って壁を登ったり乗り越えたりという攻略をする感覚は“ヒーローモード”っぽさもあり。
大量のシャケたちの進撃を必死に反撃していくさまは“サーモンラン”感もありと、両方の要素が合わさった楽しさ、忙しさを持つのが“オタカラ・ハント”らしさなのかなと思います。
ブキとガジェットの組み合わせは無限の戦略性【スプラトゥーン レイダース レビュー】
ブキは基本のシューターからローラー、チャージャー、スロッシャー、スピナー、マニューバー、シェルター、ブラスター、フデ、ストリンガー、ワイパーとおなじみのものが揃っており、オタカラ・ハントを通してこれらが獲得できます。裏を返せばブキを購入して集める要素がありません。

同じタイプのブキでもモデルによって特徴が異なります。例えばシューターのなかでも標準的な性能となるクリーンシューターと比べて、べにづるシューターは連射性能が高いがインクが散りやすく、コンフィスイーパーは連射性能が落ちるが射程が長いなど、モデルごとの差もしっかりとあります。



またブキにはレベルの概念があり高レベルになるほど高いダメージを発揮。ダンジョンにもレベルが設けられているので、挑戦する際の目安になる感じです。

ゲームが進むとブキ強化が解禁され、+5レベルまで強化可能に。単純にダンジョンクリアがしやすくなるほか、お気に入りのブキ種で“オタカラ・ハント”したいタイプのユーザーにも嬉しい要素となっています。

忘れてはいけないのがガジェット! ガジェットはシャケに対抗できる特別な道具で、2つまで装備可能。前方に素早く飛びかかる“カチコミシューズ”や前方に突撃し広範囲を斬りつける斧のような“ズバットスラッシャー”など一度に大量のシャケを倒せるパワーを秘めています。


実際このガジェットの爽快感はかなりのもの! どのガジェットもブキのダメージよりも高く攻撃範囲も広いので、大量にやってくるシャケを一網打尽にしたときの気持ちよさや、罠のように仕掛けたガジェットが遠くで炸裂した瞬間の達成感はスゴイ。ブキにはない利便性があるので、“オタカラ・ハント”でかなり役立ってくれます。

何よりガジェットにはインクを消費しないのも大きな利点。使用後は一定時間のクールタイムが必要で、これはインクの吸収でも短縮することができません。
さらに空中でも使用できるので、今までの『スプラトゥーン』にはあまりない3次元的な攻撃がかなり新鮮で楽しい瞬間かもしれません。

ちなみに装備には制限があり、主人公の背負うタンクはスピード、パワー、テクニカルの3タイプに分けられます。それに付随して各ガジェットも“ズバットスラッシャー”はパワータンクのみ、“カチコミシューズ”はスピードタンクのみと条件があります。ガジェットもゲームが進むと開発できるようになります。



そしてガジェットにはパーツを付けて性能を変化させることもでき、ダメージを向上させたり攻撃範囲を拡大させられるほか、投擲数を増やしたりと効果もさまざま。

パーツやガジェット同士の組み合わせによるコンボが楽しめますし、シャケやダンジョンによっては特定のガジェットがかなり有効だなと気付いたりと環境が変わる楽しさがゲームが進むたびにある楽しい道具です。
豊富なダンジョンと成長要素が繰り返しプレイを楽しくさせる【スプラトゥーン レイダース レビュー】
レベルアップによる成長要素や“オタカラ・ハント”で集めた素材で“アジト船”の改造やガジェットの開発。ブキの強化などなど、とにかくやれることや遊べる要素が盛りだくさん!

ひたすら繰り返し“オタカラ・ハント”に挑戦する点も、広いステージを駆け抜けながらオタカラを回収するダンジョンもあれば、制限時間内にイクラを集めまくる階層ごとに区切られたダンジョン。最奥にいるキワモノシャケを倒すケースもあり、バラエティも豊富で飽きが来ないように設計されているのも嬉しい部分です。


なかには特定のブキとガジェットを使用してクリアを目指す“つまみぐいダンジョン”なんてものもあり、各ダンジョンで違った体験が用意されているこだわりようです。


また集めたオタカラのなかには空中ジャンプやデカイクラが回収しやすくなるといった、特別な効果を付与する秘宝パワーという装備カテゴリも存在します。ここにもゲームが進むほどいつもと違ったアクションが拡張されていくのかなと期待も高まります!


最初はシャケを相手にブキやガジェットで派手にけちらしていく爽快感がクセになりますが、ゲームが進むにつれて力押しだけじゃない戦略性も必要になってくる感覚。どこかのタイミングで「しっかりとした装備でシャケを相手にしなきゃダメかも」と思わせてくれるようなステップアップはいいバランスだと思いました。


豊富なダンジョン数や100種類以上あるブキ、ガジェットのツールの拡張要素など、繰り返しのプレイが単調にならないための工夫が至るところにある『スプラトゥーン レイダース』。
“サーモンラン”好きな経験者の方もこの機会に『スプラトゥーン』に触れてみたい初心者の方にもおすすめできるタイトルとなっています。



『スプラトゥーン レイダース』概要
発売・配信予定日
2026年7月23日
■価格
- パッケージ版/7,480円(税込)
- ダウンロード版/6,480円(税込)
プレイモード
- TVモード
- テーブルモード
- 携帯モード
プレイ人数
- 1人
- 2〜4人(ローカル通信、インターネット通信)
セーブデータお預かり
対応
対象本体
Nintendo Switch 2
メーカー
任天堂
対応言語
日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、オランダ語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)
※Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)では日本語でのみ遊べます。ただし、一部、ソフト内で言語を変更できる場合があります。