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『FF14』まさかの推しの曲『Absolute Tyranny』に感動。“至天の座アルカディア”多めの2日目はリングでの激闘の数々がよみがえる【GMJ Lv1レポ】

文:江波戸るく

公開日時:

 気が付けば8月も後半戦。社会人になり、夏休みというものが消滅してから何年経ったのかを考えることはやめましたが、「夏の思い出を作りたい!」という気持ちはいくつになっても絶えることがありません。心の中のすみっこには、学生の頃の自分が居続けているようです。

 この時期になると、今年の夏は何があったかな~と個人的ハイライトを振り返ることが多いのですが、特に濃い体験だったのが、2026年7月18日から20日にかけてLaLa arena TOKYO-BAYで開催されたスクウェア・エニックスのゲーム音楽ライブイベント
“GAME MUSIC JAM - Level 1”です。


 本イベントは、会社の垣根を越えたあらゆるタイトルの曲が演奏される“ゲーム音楽の祭典”として開催されました。ひとつの公演で色々なタイトルの曲の生演奏が聴けるという、じつにイイ! ライブです。

 本記事では『FF14』を最新パッチまでクリア済のヒカセンが、サウンドディレクターである祖堅正慶氏を中心とした“THE PRIMALS”のパートについて語ります。


 電撃オンラインではライブのほかのパートに関する記事も公開中なので、そちらもあわせてぜひご確認ください!

※本記事に掲載しているステージ写真は、7月18日公演のものです。本文は7月19日のDay2をもとに執筆しています。※本記事では『FF14』のメインクエスト及びノーマルレイドなどに関する話にも少し触れています。

2日目は“至天の座アルカディア”が多め! 日本では初演奏となった曲は推しキャラの曲


 公演は3日間ありましたが、どの日に行くかは完全に“なんとなく”。事前にセットリストの一部は公開されていましたが、日によってどれくらい変わるかは当然分からず、ライブでお馴染みの曲たちがまた聴けたらいいな~(時間停止やりたい)という感覚でチケットを購入し、現地へ向かいました。

 その結果、『黄金のレガシー』で一番好きなコンテンツである“至天の座アルカディア”の曲を多めに聴くことができたのは、もはや運命……!?

 そんな2日目公演の開幕を彩ったのは『黄金のレガシー』メインテーマ曲である『Open Sky - The Theme from Dawntrail』。『黄金のレガシー』がリリースされてからもう2年が経ったのか、と思えます。

 パッチ8.0『白銀のワンダラー』が徐々に近づいてきていますが、時々、トライヨラにも足を運びたいところです(あの眩しい海と空が恋しくなりそう)。

 トライヨラの景色を思い浮かべている中で演奏されたのは、『Back to the Drawing Board ~至天の座アルカディア:クルーザー級~』、『Bee My Honey ~至天の座アルカディア:ライトヘビー級~』。どちらも2層……ヤーンに撲殺されたり、蜂の攻撃で穴ぼこだらけにされた思い出があります。

 比較的ポップな(?)雰囲気の曲なのに、よみがえるのが死の記憶ばかりなのは、おそらく自分だけではないはず……。

▲『Back to the Drawing Board』が流れる、クルーザー級2層の対戦相手・シュガーライオット。かわいらしい外見ですが、かなりの強敵です。

 『Bee My Honey』は前回のPRIMALSのライブに続いて参加者を巻き込んだコール&レスポンスがあり、盛り上がりは変わらず。

 こちらは今後のライブでの定番になるのでしょうか?


 ここで光吉猛修氏が登場。どこかのカーニバルからそのまま抜け出してきたような衣装を纏っていました。

 光吉氏はセガに所属しているサウンドクリエイターで、“日本一歌のうまいサラリーマン”として知られています。

※先述した通り本記事内の写真は18日のものですので、19日の光吉氏の衣装については、下記の祖堅氏の投稿をご確認ください!


 異色のコラボとなり、会場が沸き立つ中、まず披露されたのは『Burning Hearts ~炎の ANGEL~(from『バーニングレンジャー』)』。

 『バーニングレンジャー』は1998年にセガサターンで発売されたゲームですが、近くの席の方がかなりテンション高くペンライトを振っていたのが強く記憶に残っています。発売時期的に懐かしの曲、という方が多いのかもしれません。

 筆者はここで初めて聴きましたが、光吉氏の歌唱を聴いたのもこの日が初めてだったため、日本一歌のうまいサラリーマンと言われているのに納得するばかりでした。一見ぶっ飛んで見えるお召し物とのギャップがイイ意味ですごい。

 PRIMALSの演奏で『FF14』以外の曲を聴くというのは不思議な感覚でしたが、そんな貴重な経験ができたのが嬉しかったです。

 続いて演奏されたのは『Absolute Tyranny ~至天の座アルカディア:ヘビー級~』。ヘビー級3層の曲となるこちらは、先日アメリカ・アナハイムで行われたファンフェスティバルで初めて演奏された記憶がありますが、まさかここで生で聴けるとは……!

 ザ・タイラントの背負うものが伝わる曲調かつ、王者である彼との激戦が凝縮されていると感じられる楽曲です。

 アルカディアの闘士たちの中ではザ・タイラントが特に好きな筆者ですが、いつか生で聴いてみたいなーと思っていたので、思っていたよりもかなり早くそれが叶う形となりました。

▲ザ・タイラントの登場シーンより。変身後の姿も好きです。秘話が公開される可能性は今後ありますか?

 お次は光吉氏と入れ替わる形で、南條愛乃氏が登場。『FF14』ではクルル、ライナ、そして朱雀のキャラクターボイスを担当されていますが、南條氏が登場したということはつまり“あの曲”が来る……とすぐに予想できたのか、会場中のペンライトが赤に染まります。

 『千年の暁 ~朱雀征魂戦~』、続けて披露されたのは『Give It All ~至天の座アルカディア:ライトヘビー級~』。会場の隅々まで南條氏の歌声が響き、朱雀やウィケッドサンダーとの激闘を思い返すことに。

 なお、南條氏は髪型を少しユトロープ(ウィケッドサンダー)に寄せられていました(とてもお似合いで素敵でした)。そちらもぜひ、先ほどの祖堅氏のXポストで見てみてください!


 『千年の暁』のあと、会場を見て「テンゼンがたくさん……」といったことをおっしゃっていたのも印象的です。そして赤いペンライトは朱雀の羽根なのだとか……!?

 あとでセットリストを見たところ、3日間通して色々な曲を歌唱されたようですが、機会があったらほかの曲も聴いてみたいですね。

 また、『Give It All』の時、サビのあたりで白、青、黄色のライトが多く差し込んでいた気がしますが、きっと偶然だと思っておきます。

 アルカディアの曲はまだまだ続き、その後も『Ride the Rhythm ~至天の座アルカディア:クルーザー級~』と『Not Afraid ~至天の座アルカディア:クルーザー級~』が演奏。『Ride the Rhythm』ではダンシング・グリーンのごとくノリノリの祖堅氏をつい目で追いたくなります。

 『Not Afraid』はノリがいい曲ぞろいのアルカディアの中でも激しめの曲で、アツさMAXといった印象。デスボイスを吉田直樹P/Dが担っているということでも話題となった曲です。


 そしてライブではもはやお馴染みの演出“時間停止”がある『ライズ ~機工城アレキサンダー:天動編~』へ。

 会場には『FF14』を知らない参加者の方もいたはずですが、ピタッとペンライトが止まっていました。何度見ても思わず「おお~」と言いたくなる光景です。


 最後、締めくくりとなったのは『エスケープ ~次元の狭間オメガ:アルファ編~』でした。映像を見ていなくても飛来するオメガがよぎる……!

 別のライブイベントでも披露されていた曲ですが、印象に残りやすい曲というイメージがありますね。ギターもカッコイイので、よくゲーム内のオーケストリオンで流しています。

■動画:FINAL FANTASY XIV: Journeys - eScape Music Video (THE PRIMALS)

 ということで、2日目の公演では“アルカディア”が好きな自分にとって、初演奏の『Absolute Tyranny』含めて多くの曲を聴くことができた至福の時間となりました。

 この日のチケットを取ったのは、冒頭でも触れた通り“なんとなく”だったのですが……ちょうど後発で零式に挑戦しているところだったので、魂が引き寄せられていたのかもしれません。

(『Absolute Tyranny』が行った日以外で演奏されていたら、“頭を抱える”エモートのポーズで私の姿勢がしばらく固定されていたことでしょう)

 今回は『FF14』パートに絞って記事をまとめましたが、“オープニングアクト”や『クロノ・トリガー』、『ダンガンロンパ』、『NieR:Automata』、『UNDERTALE』の演奏も素晴らしいものでした。

 中には触れたことのないタイトルの楽曲もありますが、これを機に遊んでみようかな、と思えるくらいには惹き込まれています。1タイトルに縛られない、さまざまなタイトルを含んだ音楽イベントだからこそですね。

 “Level 2”の開催にも期待です!

▲オープニングアクトでは『FF14』から『Endwalker』が演奏。『暁月のフィナーレ』の思い出がよみがえる、伸びやかで美しい歌唱でした。

  なお、8月23日の“YouTube Music Weekend 12.0”で“GAME MUSIC JAM – Level 1”のライブ映像が公開される予定です。

 どの楽曲かは現時点では不明ですが、こちらも要チェックです!

DAY2セットリスト


■オープニングアクト(出演:アルトラ・フェイブル)
1.サンレス水郷(from『ファイナルファンタジー XIII』)
2.SMALL TWO OF PIECES ~軋んだ破片~(from『ゼノギアス』)
3.Endwalker(from『ファイナルファンタジー XIV』)

■クロノ・トリガー(出演:GMJ SPECIAL BAND)
1.風の憧憬
2.カエルのテーマ
3.クロノ・トリガー
4.ロボのテーマ
5.ボス・バトル 2
6.時の最果て
7.時の回廊
8.ラストバトル

■『ダンガンロンパ』シリーズ(出演:GMJ SPECIAL BAND)
1.DANGANRONPA
2.議論 -HEAT UP-
3.Welcome DANGAN IsLand!!
4.エコロシア
5.BRAIN DRIVER
6.V3 議論 -SCRUM-

■NieR:Automata(出演:GMJ SPECIAL BAND/ボーカル:エミ・エヴァンス、ジュニーク・ニコール)
1.遺サレタ場所/斜光
2.遊園施設
3.穏ヤカナ眠リ
4.美シキ歌
5.複製サレタ街
6.「塔」
7.Weight of the World

■UNDERTALE(出演:森下唯/GMJ SPECIAL BAND)
1.心の痛み
2.正義の槍
3.あきらめないで
4.自由
5.MEGALOVANIA

■ファイナルファンタジーXIV(出演:THE PRIMALS)
1.Open Sky - The Theme from Dawntrail
2.Back to the Drawing Board ~至天の座アルカディア:クルーザー級~
3.Bee My Honey ~至天の座アルカディア:ライトヘビー級~
4.Burning Hearts ~炎の ANGEL~(from『バーニングレンジャー』) / ゲスト:光吉猛修
5.Absolute Tyranny ~至天の座アルカディア:ヘビー級~ / ゲスト:光吉猛修
6.千年の暁 ~朱雀征魂戦~ / ゲスト:南條愛乃
7.Give It All ~至天の座アルカディア:ライトヘビー級~ / ゲスト:南條愛乃
8.Ride the Rhythm ~至天の座アルカディア:クルーザー級~
9.Not Afraid ~至天の座アルカディア:クルーザー級~
10.ライズ ~機工城アレキサンダー:天動編~
11.エスケープ ~次元の狭間オメガ:アルファ編~

“GAME MUSIC JAM – Level 1”公演概要

■日時
2026年7月18日(土)開場 16:00/開演 17:00
2026年7月19日(日)開場16:00/開演17:00
2026年7月20日(月・祝)開場14:00/開演15:00

■場所
LaLa arena TOKYO-BAY

■主催
808 / SQUARE ENIX

■企画 / 制作
808

■演奏タイトル
ファイナルファンタジーXIV
NieR:Automata
クロノ・トリガー
UNDERTALE
ダンガンロンパ

■出演者
【ファイナルファンタジーXIV】
THE PRIMALS
GUEST:南條愛乃
GUEST:光吉猛修
※スケジュールの都合により、イワイエイキチ(Ba)を除く特別編成。

【NieR:Automata】
VOCALS:エミ・エヴァンス
VOCALS:ジュニーク・ニコール

【UNDERTALE】
PIANIST:森下唯

【OPENING ACT】
アルトラ(SQUARE ENIX Vocal Covers - Timeless Classics)

【MC】
おついち

【GMJ SPECIAL BAND】
GUITAR:後藤貴徳
GUITAR:岩井陽祐
BASS:鈴木智
DRUMS:平川象士
KEYBOARD:川治恵美
KEYBOARD:田中咲希
VIOLIN:伊藤友馬

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