iOS/Android/PC用ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』のプレイ日記をお届け。今回は新たなストーリーイベント“It's a Wonderful Party”のプレイレポートをお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
こんにちは。ライターのカワチです。8月9日から水瀬いちごが主役のストーリーイベントが開催。現実はお盆の時期ということもあり、今回も蒼井が登場するストーリーでした。冬の時間軸なのになぜ蒼井がいるのか不思議でしたが、「なるほど、そういうことか……」とプレイして納得させられました。

ぶっちゃけ、物語から退場した蒼井が何度もストーリーイベントに登場することに関して、“彼女のことは思い出にしておきたい”“本編のあの感動を残したい”と考えるプレイヤーも多いんじゃないかと思います。
筆者にもそういう気持ちが無いわけではないですが、やはり蒼井を演じる宮下早紀さんやいちごを演じる愛美さんの素晴らしいお芝居を聞くとプレイしてよかったなと思えるんですよね。今回も素晴らしかったです……。

また、今回は後半にものすごい展開が用意されていて、そこに関しても、とても驚かされました。もう蒼井が出るとか出ないとかそれどころじゃないよ!(※失礼)
イベントの参加条件がメインストーリー第4章前半クリアだったので、ネタバレが多くなる内容になるとは思っていましたが、「今、このタイミングでその情報を明かすの!?」と思うような驚きの内容でした……。今後のメインストーリーにも関わってくるイベントだと思うので、ぜひプレイしてチェックしておきましょう。

では、ここからはいつもどおり筆者がイベントをプレイして気に入ったポイントなどを紹介していきましょう。
今回のイベントはクリスマス前の31Bの日常を描くストーリーでした。五章後編が秋から冬にかけてのストーリーであるため、そこからさらに未来の話になります。ただ、五章後編のあと、すぐにやってくる同じ西暦の冬なのか、それともそこから何年も経ったあとの冬なのかは分かりませんね。
すももの「春に亡くなったにゃ!」と言うセリフから同じ年の可能性も高いんですけどね。何年も経っているなら「春に」という言い方はしないと思いますし。

今回は基地内を移動できるパートはあるものの、移動がかなり制限されているので、現在がどのような状況なのか不明。戦況が悪化しているような雰囲気は感じ取ることはできますが、はたして……。

いろいろと考察しがいのあるストーリーだったり、あとから分かる事実を知ってからプレイすることで、また違った感想が生まれてくる今回のイベントですが、いちごとすもも、蒼井のやり取りはとてもおもしろいです。最初にプレイするときは深く考えずに会話を楽しむのがオススメです!

ストーリーの流れとしては蒼井が部隊長の作戦会議に出るあいだ、水瀬姉妹は訓練をする予定でありつつ、その訓練をサボろうとするもの。スピードガンやピッチングマシーンを用意して野球を楽しもうとしますが、忘れ物を思い出した蒼井が戻ってきていちごが慌てるというパターンがお約束になっています。

なお、蒼井は自分の人生のほぼすべてを記憶する「ハイパーサイメシア」なので忘れ物はしないのでは? と思いましたが、その疑問はすぐに解決。蒼井自身が忘れることはないが「ぽかーん」としていることが多いことが理由であると語ります。

この忘れ物は最初こそ筆記用具のような分かりやすいものですが、だんだんと変なものになっていき最後のほうには茹でた蟹になります。こういった繰り返しのギャグは『ヘブバン』が得意とするところでもありますね。


いちごとすももが野球をするシーンでは、実在の野球ネタも多かったですね。“二刀流の化け物レジェンド”や“クライマックスシリーズに起用されて全然喋らねぇタイガースのOBの解説者”など、野球が分かっている人であればニヤリとできるようなマニアックなネタが多かったです。

いちごがめぐみにギターを教わるシーンもありましたね。いちご役の愛美さんは別のプロジェクトでギターボーカルを担当しており、ご本人がギターに思い入れがあることをインタビューなどで語られています。『ヘブバン』とは直接関係ないものの、愛美さんの演じるいちごがギターを持っていると「おっ」となってしまいますね(笑)。

また、いちごとめぐみがふたりだけでガッツリと絡むシーンはこれまで多くなかったと思いますが、意外と相性のいい組み合わせで驚きました。ギターの難しさにへこたれるいちごに対して、めぐみが優しくフォローするところがよかったです。



さらに、いちごの好物が野菜スティックであることの理由が明かされたところも今回の注目ポイント。

「あまりイメージに合わない食べ物が好きだな」と思っていましたが、殺し屋として人を殺めることを生業としていることと関係していたとは……。過去の食事シーンも見てみたくなりましたね。


そして、驚いたのはクリア後に出てくるサプライズのデンチョです。“楽園プロジェクト”というものについて書かれたもので、読めない部分も多くて考察のしがいがありました。

個人的には、戦いが終わったあとにヒトナービィが人間社会と共存しながら生きる方法について書かれたものではないかと考えました。「発案者は長い眠りについている」「最後まで戦うことを諦めなかった。」という記述から月歌のことを指しているのではないかと思うのですがどうでしょう?
ただ、そうなるとこれを書いているのは誰なんだろう……ということになるのですが、ユイナ先輩あたりになるんでしょうかね。謎は深まります。




8月2日にメインストーリーが完結に向けて動き出すことが発表されたときも驚きましたが、今回のイベントはそんな最終章の展開の一端を知ることができるようなストーリーで驚愕しました。今後のメインストーリーの展開を楽しむためにも必須のイベントだと思うのでぜひチェックしてみてくださいね!