Steam版『食魂徒～百花妖乱～』が配信中。東洋風の世界観の縦スクロールシューティングゲーム

文：電撃オンライン

公開日時：2024年04月25日(木) 20:10

　CFK、東洋ファンタジー弾幕シューティング『食魂徒～百花妖乱～』のSteam版を4月18日より発売しました。

　『食魂徒～百花妖乱～』は、韓国のインディーゲーム開発会社“Deerfarm”が開発したゲームで、東洋風の世界観を背景に地獄から脱出した妖怪たちの弾幕を避け、魂を収集し、強力な攻撃で敵を倒していく縦スクロールシューティングゲームです。

　2017年に発表された『Shikhondo(食魂徒) - Soul Eater』をCFKの協力によりゲーム性を改善し、モードを追加するなど完成度を高めた、いわゆる“完全版”としてSteamとNintendo Switchで登場。カジュアルユーザーから弾幕シューティングのコアファンまで、さまざまなユーザーが楽しめます。

　CFKとパブリッシング提携を発表後、さまざまなオン・オフラインのイベントで紹介され、注目を集めました。

　2月にはSteam Nextフェス、東京インディーゲームサミット2024をはじめ、4月6日にはシティコネクションがゲーセンミカドと共同企画・運営するイベント“シュー大祭～シューティングゲーム大感謝祭～2024”に参加してゲームを紹介し、完全版として蘇った『食魂徒』の面白さをユーザーに伝えていました。

『食魂徒～百花妖乱～』公式プロモーションムービー

『食魂徒～百花妖乱～』のストーリー

　ある日、魂に飢えた妖怪たちが地獄から逃げ出した。

　異世界にやってきた少女、そして偶然彼女と出会った勾魂使者の旅が始まる。

　強く派手な攻撃で、抵抗する妖怪たちを封印せよ！

『食魂徒～百花妖乱～』のゲームの特徴

インディーゲーム、弾幕シューティングジャンルでは珍しい独特なコンセプト

　『食魂徒～百花妖乱～』は韓国の開発会社「Deerfarm」が開発し、あの世から逃げ出した妖怪たちを封印する主人公たちの活躍を描いた東洋ファンタジーがモチーフの弾幕シューティングゲームです。

　多くの弾幕シューティングゲームが人気IPを中心として発売されている中、『食魂徒～百花妖乱～』は珍しく韓国の開発会社が開発しており、弾幕シューティングジャンルでもなかなか見かけない独特な設定で構成されています。

　弾幕シューティングジャンルのコンセプトらしく華やかな弾幕パターン、スピーディーな展開は踏襲しつつ、『食魂徒～百花妖乱～』ならではのシステムを追加し、新しい弾幕シューティングジャンルとなっています。

韓国の民話や昔話を新しい視点から再解釈

　『食魂徒～百花妖乱～』は、伸妓寃妖（見た者は恐怖のあまり死んでしまう全身バラバラの女幽霊）、倀鬼（トラに殺され、また新たな犠牲者を探し求める悪霊）など、韓国の民話や昔話に登場する妖怪をモチーフに、『食魂徒～百花妖乱～』ならではの独創的なコンセプトで再解釈しています。

　ボスは韓国の古典に登場する様々な妖怪をモチーフにして怪奇的なデザインを生み出しました。

“ソウルコレクト（Soul Collect）”システム

　「ソウルコレクト」システムは、敵の攻撃を避けるたびに「ソウル（魂）」を手に入れ、敵の弾幕に近づくほど多くのソウルを獲得します。魂の獲得により、ソウルゲージがいっぱいになると発動できます。

　ソウルコレクトシステムを発動させると、一時的に画面内の敵の弾がすべてソウルに変わります。これをうまく活用すると、難しい状況を回避する突破口となり、大量のソウルを一気に獲得。より多くのスコアを獲得できるチャンスが狙えます。

　ゲージを早く貯めるには弾幕と近づく必要があるので、危険と隣り合わせな「ハイリスク・ハイリターン」という特徴があります。

さらに多彩なモードと難易度

　弾幕シューティングジャンルはシューティングのコアファンに人気ですが、『食魂徒～百花妖乱～』はさらに多くのユーザーにゲームの面白さをお届けするため、過去の作品からモードと難易度を追加・調整しました。

ゲームモード

1) 「アーケード（Arcade）」：伝統的な弾幕シューティングジャンルを楽しめるモード
2) 「ボスラッシュ（Boss Rush）」：主なボスを連続で攻略するモード
3) 「ハードコア（Hardcore）」：ソウルゲージの獲得量が2倍になるが、一度のダメージですぐゲームオーバーになる高難易度モード
4) 「ノービス（Novice）」：クリアリワードとして爆弾とHPを獲得できるモード
5) 「デュアル（Dual）」：『Shikhondo(食魂徒) - Soul Eater Refine』で新しく追加されたモードで、低速移動時にキャラクターが変更され、2人のキャラクターを同時に楽しめるシングルプレイ専用モード。状況に応じてキャラクターを交代・攻略することができ、シングルプレイで協力モードのストーリーを楽しむことができる。

難易度

　難易度は一番簡単な「イージー（Easy）」から「ノーマル（Normal）」、「ハード（Hard）」、そして一番難しい「エクストリーム（Extreme）」で新しく「ストーリー（Story）」を追加しました。ストーリーはエクストリームの難易度で進められますが、ユーザーがダメージを受けずに弾幕シューティングの派手な面白さを手軽に楽しむことができます。

カスタマイズモードのリニューアル

　カスタマイズモードはもともとソウルゲージのチャージ方法のみを提供していましたが、完全版となり、ユーザーの好みにあわせてゲームを楽しめるようになりました。このリニューアルにより、さらに様々な設定でゲームをお楽しみいただけます。追加された要素は以下のとおりです。

1) ゲームモード：アーケード / ボスラッシュモードから一つを選択できる
2) ソウルゲージタイプ：元からあった要素で、「Graze」と「Attack」から一つを選択できる
3) デュアルモード：デュアルモードをON/OFFにできる
4) ハードコア：ハードコアモードをON/OFFにできる
5) スタートステージ：開始ステージを設定できる

新ステージ追加

　『食魂徒～百花妖乱～』は、ゲームのクオリティを高めてボリュームを増やすため、ステージを新しく追加しました。既存の5ステージから1ステージを新しく追加し、計6個のステージをお楽しみいただけます。

多彩なオプション機能の提供

　『食魂徒～百花妖乱～』では、今までよりもさらに細かくゲームのオプションを調整できます。

　今まではBGMとSFXのボリューム調整、言語選択機能のみでしたが、解像度や画面タイプ（ウィンドウ画面・フルスクリーン画面）、画面角度の調整、言語設定（字幕：日本語/英語/韓国語）も可能となりました。

　また、ライフや爆弾、コンティニュー回数の調節、そしてボスバトルの時間調整などゲームプレイにおける部分でも調節できるようになりました。

そのほかに追加された様々な機能

　このように様々な変更点のほかにも、『食魂徒～百花妖乱～』には面白さとユーザーの利便性を高めるために様々な機能が追加されました。

・新タイトルイラスト/画面追加
・アーケードのゲームの雰囲気を体験できるように縦画面モードを追加
・チュートリアルでシステムの説明を追加
・ステージ2から登場する中ボスを新しいデザインに変更

『食魂徒～百花妖乱～』の主要キャラクター

少女（ホーミング攻撃＆誘導型キャラクター）

　ある日突然、自分の名前も思い出せない状態で異世界へやってきてしまった少女。妖怪と戦いながら、失われた記憶と故郷や家族を見つけるため苦難の旅に出る。

勾魂使者（シニガミ）（直線攻撃＆強力型キャラクター）

　怨念により妖怪となってしまった魂を相手に、除霊の任務を遂行する勾魂使者。偶然出会った少女を助け、支えていく。

『食魂徒～百花妖乱～』発売記念で5月2日まで10％割引価格に

　『食魂徒～百花妖乱～』の4月18日の発売を記念して割引プロモーションが実施されています。5月2日まで10％割引価格で『食魂徒～百花妖乱～』が購入できます。

　また、前作『Shikhondo(食魂徒) - Soul Eater』をお持ちのユーザーを対象としてロイヤリティバンドルの割引プロモーションが追加で提供されます。

　『Shikhondo(食魂徒) - Soul Eater』をすでにお持ちの場合は、『食魂徒～百花妖乱～』通常版を40％、オリジナルサウンドトラック（OST）が含まれているデジタルデラックスエディションを45％の割引価格で購入できます。

　この2つのプロモーションは同時に適用できますので、前作をお持ちの方が『食魂徒～百花妖乱～』の4月18日発売記念割引プロモーション期間に『食魂徒～百花妖乱～』をご購入される場合、最大55％の割引価格で『食魂徒～百花妖乱～』が購入できます。

　『食魂徒～百花妖乱～』の発売に伴い、前作『Shikhondo(食魂徒) - Soul Eater』は10月14日付けで販売が終了されます。

ゲーム情報
ゲームタイトル：食魂徒 ~百花妖乱~（Shikhondo: Youkai Rampage）
プラットフォーム：Steam、Nintendo Switch
ジャンル：東洋ファンタジー弾幕シューティング
発売日：Steam：2024年4月18日（木） / Nintendo Switch：未定
価格：1,650円（税込）
プレイ人数：1人
対応言語：日本語、英語、韓国語
パブリッシャー：CFK

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