電撃オンライン

ネタばれあり感想:アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!3』3話。アイリスの「お兄ちゃん」の破壊力よ! 茅野愛衣さんにしかできないダクネスの演技はもはや芸術の域【このすば】

文:カワチ

公開日時:

 TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!3』の第3話“この迷宮の主に安らぎを!”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『この素晴らしい世界に祝福を!3』第3話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。

[IMAGE]

アイリスの可愛さにメロメロ。アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!3』3話感想


 『この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)』は、角川スニーカー文庫より書籍が刊行中の、暁なつめ先生によるライトノベルを原作としたアニメ。

 第2話からは角川スニーカー文庫の公式サイトでおこなわれたTVアニメ化記念のキャラクター人気投票で第3位を獲得したアイリスが登場。『このすば』の本編は前作『この素晴らしい世界に祝福を!2』から約7年ぶりなので、彼女のことを待っていたファンは多いことでしょう。前回の第2話でもアイリスのかわいさの片鱗が見え隠れしていましたが、今回のアイリスはマジでヤバかったですね~!



 カズマを「お兄ちゃん」と呼ぶ彼女が可愛すぎて画面の前でニヤニヤしてしまいました。思えば、『このすば』はアクアにめぐみん、ダクネスとアクの強すぎるヒロインがたくさんいるので、こういった純粋な妹キャラクターは逆に新鮮でしたね。演じているのも高尾奏音さんですし、萌えないほうが無理でしょう……。「お兄ちゃん」みたいと言われて城に残ることにしたカズマですが、彼でなくてもそう決心してしまうのは仕方のないことだと思います。妹には勝てません。

 前回のストーリーはダクネスの屋敷で食事し別れるはずだった王女アイリスが、カズマを帰還のテレポートに巻き込み王城まで連れてきてしまうという展開。大胆な行動をするアイリスに驚かされましたが、予想の上をいくのがカズマ。アイリスにダクネスとお風呂に入ったときのエッチな話を聞かせたり、すっかり王城に住みついて執事やメイドに自分の世話をさせたりとやりたい放題でした。さすがクズマ! でも、アイリス相手にパンツ姿はさすがに……ね。

 このシーンはエッチな話に興味津々のアイリスも可愛かったですし、烈火のごとく怒るクレアもおもしろかったですね。クレアを演じるのは矢作紗友里さんですが、アイリスのことになると情緒不安定になる彼女のオーバーな芝居を見事に演じていました。アイリスの登場で話題になっている第3期ですが、クレアやレインといった側近のキャラクターにも注目していきたいです。



 王城に住みついていたカズマですが、ダクネス、アクア、めぐみんが彼のことを連れ戻しに来ることに。パンツ一丁姿でメアリーのことを待っていたカズマに対する3人の冷めた目は忘れられません(笑)。本気で心配していたことをバラされて慌てるめぐみんもかわいかったですが、アクアはカズマが自分だけ王城で豪遊していたことが許せずにキレています。こういうギャグのシーンで、もうひとつ笑いを足してくるところが『このすば』のよさ。コメディのテンポもよく、何度も見返したくなるような魅力を持っています。



 また、第3話で注目だったのはダクネス。原作通りであれば、今回のアニメはダクネスがメインになると思いますが、3話の後半はさっそく彼女がピックアップされていましたね。アイリスの開いたお別れの晩餐で貴族にモテモテのダクネスですが、それをよく思わないカズマは「俺とのただれた関係はどうなる!」「俺を捨てるってのか!?」と邪魔をします。

 慌てたダクネスはカズマに飛び掛かりますが、そのときの茅野愛衣さんの芝居がすごくよかったですね。文字にすると「オホー」と言っているようにしか聞こえないのですが、ダクネスらしくて最高。やはりダクネスは茅野愛衣さん以外に考えられません!



 今回も楽しすぎてあっという間に終わってしまった第3話ですが、最後にはサプライズもあり、またしてもどうなるのか分からない流れに。早く第4話が見たいです!

カワチRPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります