『FF』シリーズ黎明期ともいえる『I』~『VI』までをリマスタリングし、現代によみがえらせた名作『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズ。
今遊んでもRPGの面白さをたっぷり味わえる本作について、1作ごとに攻略ポイントを解説。見逃せない隠し要素や、強力なボスの倒し方など、覚えておきたい重要ポイントに絞って紹介していきます。
今遊んでもRPGの面白さをたっぷり味わえる本作について、1作ごとに攻略ポイントを解説。見逃せない隠し要素や、強力なボスの倒し方など、覚えておきたい重要ポイントに絞って紹介していきます。
今回は、ジョブシステムの完成ともいわれるシリーズ5作目『ファイナルファンタジー5(FF5)』について攻略します。
なお、『ピクセルリマスター』シリーズは、1作目~6作目の単発のほか、すべてセットになったバンドル版も発売中。4月26日~5月6日までの期間、アプリ版は最大30%オフで購入できるセールが実施されています。
なお、本記事は、PS4版を使っての紹介となります。
『FF5』攻略ポイント
ジョブシステムについて
本作『FF5』では、『FF3』以来のジョブシステムが復活。最初は全員“すっぴん”ですが、クリスタルを解放するごとに転職できるジョブが増えていきます。
ジョブを変えるポイントは、前衛2人、後衛2人というバランスを守ること。最初の構成は、無難にナイト、シーフ、白魔道士、黒魔道士がオススメです。
以降、前衛役は前衛ジョブ、後衛役は後衛ジョブを選んで転職していきます。前衛役はバッツとファリス、後衛役はガラフ(クルル)とレナがいいでしょう。
ジョブ編成のポイント
ジョブは、マスターしたらすぐに変更します。ジョブがマスター状態のままだとAPが無駄になるので、常に“まだマスターしていない”ジョブで冒険を続けていきましょう。
前衛2人、後衛2人(アビリティで白魔法と黒魔法)という組み合わせなら、ザコ戦闘は問題なくこなすことができます。
それぞれ前衛ジョブ、後衛ジョブをマスターしたら、今度は前衛役と後衛役を入れ替えるといいでしょう。
また前衛は、“みだれうち”や“なげる”、“ぜになげ”あたりを早めに覚えて、これをアビリティで使えるようにしておくと楽です。
とくに“なげる”は2人くらい使えるとザコ戦が格段に楽になります。また、“ぜになげ”は大量のギルを消費するかわりに大ダメージを与えることが可能。“お金4倍モード”ならお金に困ることはないので、ボス戦でガンガン使っていきましょう。
最終的にはすっぴん2人+ものまね師2人に!
最終的には前衛にすっぴん2人、後衛にものまね師2人がベスト。すっぴんは全武器を装備でき、“マスターしたジョブの特性とステータスを引き継ぐ”という特徴を持ちます。なので、すべてのジョブをマスターしたあと、すっぴんになるのが前衛のベスト。
ものまね師は、アビリティを3つセットできるうえ、すっぴんと同様、マスターしたジョブの特性とステータスを引き継ぎます。アビリティでさまざまな魔法を使えるので、やはりすべてのジョブをマスターしたあと、ものまね師になるのが魔法ジョブのベストになります。
AP&経験値の稼ぎ方
●第一世界
ジャコールの洞窟でどくろイーターから5APもらえます。ただ、敵が強くあまり効率的ではないので、黒チョコボで行けるイストリーの村近くで、経験値稼ぎも兼ねてミニドラゴンを狩るのも効率がよいでしょう。
●第二世界
APを重点的に稼ぐのは、第2世界で訪れるバル城の地下です。ここが超効率的なスポットなので、稼ぐのはそこに到達してからでOK。ただしその前に“レベル5デス”をラーニングしておく必要があります。
レベル5デスは、古代図書館の“64ページ”からラーニング可能。古代図書館の時点で必ず覚えておきましょう。のちのちまたラーニングのチャンスはありますが、ここを逃すと当分ラーニングできません。
バル城の地下は、“石像”しか出現しないうえ、セーブポイントが近くMP回復が簡単です。この“石像”は“レベル5デス”が効くので、ここでひたすら稼ぎましょう。
“石像”は2体の場合と5体の場合があり、5体なら8AP入手できます。4倍モードなら32APです。前衛役は前衛ジョブすべて、後衛役は後衛ジョブすべてをマスターさせておくと、以降がかなり楽になるはず。
経験値は少なめですが、ずっと籠っていればそれなりに稼げます。また、2000ギル以上もらえるので金策にもなり、しっかり稼げばお金に困ることもありません。
なお、“レベル5デス”をラーニングできていない場合、バリアの塔で出現するレベルトリッカーからラーニングできるので、そこまで進めましょう。
●第三世界
引き続きAPは“石像”でOKです。ラストダンジョンの次元の狭間まで行けば、以降はその最後のフロアで戦い、APを199もらえる“ムーバー”と戦いましょう。
経験値は、大海溝に出現する“正体不明”を詩人の“レクイエム”で倒していくとよいです。“レクイエム”は全体攻撃できて消費MP0なので、MP回復の必要がなく効率的に稼げます。
青魔法のラーニング方法と必ずラーニングしたい青魔法
青魔法は、青魔道士なら攻撃を受けることでラーニングできますが、そのほかのジョブだと、アビリティで“ラーニング”を付けておく必要があるので注意。覚えたい青魔法をラーニングするときは、忘れないようにしましょう。
なお、すべての青魔法は、第三世界以降でも習得できるので、基本取り逃すことはありません。
●レベル5デス
最速でラーニングできるのは古代図書館の“64ページ”。ラーニングするには相手の“レベル5デス”を受けないとならないので、全員のレベルが5の倍数だと全滅します。ラーニングさせたいキャラだけレベルが5の倍数のときを狙いましょう。
●マイティガード
第三世界、カーウェンの町の南にある海上の一部地域で出現するスティングレイを操ることでラーニング可能です。ただし、かなり強いので、十分戦力が整ってからにしましょう。
第三世界、カーウェンの町の南にある海上の一部地域で出現するスティングレイを操ることでラーニング可能です。ただし、かなり強いので、十分戦力が整ってからにしましょう。
逃したくない召喚獣
本作の召喚獣は、アイテムを使って覚えますが、召喚獣のなかには、取り逃すと二度と手に入らないものもいます。基本ランダムエンカウントするので、倒せばOK。以下、その召喚獣と入手可能時期を紹介します。
●シヴァ:第一世界のウォルス城で戦闘(第二世界へ行くまで)
●カトブレパス:第二世界、海底洞窟を抜けた先で戦闘(第三世界へ行くまで)
●カーバンクル:第二世界のエクスデス城で戦闘(第三世界へ行くまで)
また、次元の狭間(ラストダンジョン)でも入手できるものの、その前に取っておいた方がよい場合もあるので紹介。とくにゴーレムは、今後のボス戦で役立つので、絶対に取っておきたいです。
●ゴーレム:第二世界の飛竜の谷でゴーレムを助ける(エンカウントしたとき、ゴーレム以外の敵を倒す)
●ラムウ:第一世界のイストリーの村付近で戦闘
ギルガメッシュから源氏シリーズを盗もう
ゲーム中、何度か戦うことになるギルガメッシュからは、“盗む”で源氏シリーズを入手できます。この方法でしか入手できないので、ギルガメッシュと戦うときは、シーフまたはアビリティの“盗む”セットが必要です。
もし“盗む”のないままギルガメッシュ戦になったら、直前のオートセーブからやり直しましょう。ギルガメッシュの出現場所と盗めるアイテムは以下のとおりです。
●源氏の小手:ゼザの船団
●源氏の兜:エクスデス城
●源氏の鎧:次元の狭間(ネクロフォビア戦中)
新しい世界へ行く前に
第一世界から第二世界に行く前に、取り逃すと二度と手に入らない歌が2つあるので注意。また、先述した召喚獣のシヴァ、ラムウ、青魔法の“レベル5デス”も忘れないように!
●誘惑の歌:リックスの村(バッツの自宅でオルゴールを調べて詩人と会話)
●愛の歌:イストリーの村(羊に蹴られた先にいる詩人と会話)
さらに、第三世界へ行く前にはゴーレム、カトブレパス、カーバンクルの習得を忘れないようにしましょう。
モンスター図鑑登録について
本作では一度クリアしたダンジョンに戻れない場合があり、そこでしか出会えないモンスターも数多くいます。とくにエンカウントOFFを多用していると、モンスター図鑑の登録逃しが多くなります。
しかし、モンスター図鑑は、以前セーブしたデータをロードしてエンカウントすれば登録されるので、これであとから登録することも可能。このため、細かくデーブデータを取っていれば問題ないです。とくに次の世界に行くときは、それ以前のセーブデータを必ず残しておきましょう。
ギルガメとの戦い
第二世界のギルの洞窟(バル城の東側)で、隠しボスのギルガメと戦えます(ランダムエンカウント)。
ギルガメは、攻撃すると“亀の甲羅”で反撃するほか、死に際に強力な“地震”で大ダメージを与えてきます。
“地震”対策に“レビテト”をかけ、召喚魔法“ゴーレム”で物理攻撃を無効。さらにアンデッドに特攻のある吟遊詩人の“レクイエム”で戦っていきます。吟遊詩人2~3人と、ナイトで“まもり”ながら戦うといいでしょう。
また、冷気も弱点なので、召喚魔法“シヴァ”や“ブリザガ”も効果的。状態異常も激しいので、“エスナ”も必須です。
なお、第三世界に入ると戦えないので、第三世界に入る直前、十分育ててから挑戦しましょう。
石板の入手と最強武器
第三世界では、4つの石板を入手するごとに、封印城に封印された最強武器12個を、3つずつ解放できます。
石板1つにつき3つのみなので、有効なものから解放していきましょう。ここでは12の武器から早めに解放したいオススメ度(★)と、それぞれの特徴を紹介します。
アサシンダガー(★★): 短剣/追加効果デス
アポロンのハープ(★): 楽器/アンデッド・ドラゴン特攻
ウィザードロッド(★★★): 杖/属性ダメージ1.5倍
エクスカリバー(★★): 剣/聖属性ダメージ
賢者の杖(★★★): 杖/アンデッド特攻
佐助の刀(★★): 刀/回避率アップ
大地のベル(★): ベル/追加効果地震
ファイアビュート(★): 鞭/追加効果ファイガ
ホーリーランス(★★): 槍/聖属性ダメージ
正宗(★★★): 刀/必ず先制攻撃
与一の弓(★★): 弓/クリティカル率アップ
ルーンアクス(★★★):斧 /MP消費し大ダメージ
オメガとの戦い
次元の狭間でうろついており、接触すると戦闘になります。最初に来た時点ではおそらく勝てないので無視しましょう。
倒し方は複数ありますが、最も有名なのが“まほうけん”サンダガと“みだれうち”を使い、短期決戦で倒すというもの。最低2人がジョブすっぴんで二刀流させ、“魔法剣”サンダガを“みだれうち”していくだけです。
全員に状態異常対策に“リボン”を装備し、炎属性攻撃を“炎の指輪”で吸収できるようにしておきましょう。とにかく行動が早く、連続で攻撃してくるので、やられる前にやるしかありません。
また、吟遊詩人の“愛の歌”でストップ状態にすることもできます。吟遊詩人3人でストップをかけまくり、1人が“まほうけん”サンダガで攻撃する方法もあります。
神竜との戦い
次元の狭間にある宝箱を開けると出現する強敵です。
戦いのポイントは、守りをしっかり固めること。開幕の“タイダルウェイブ”対策に、全員に“さんごの指輪”を全員に装備させ、ダメージを吸収できるようにしておきます。また、状態異常対策に、“リボン”もあるといいでしょう。なお、さんごの指輪は蜃気楼の町で購入できます。
戦闘では、神竜に“バーサク”をかけ、物理攻撃しかしてこないようにします。そして、“ブリンク”、召喚魔法の“ゴーレム”、“ヘイスガ”、“マイティガード”など、防御系のバフを使えるだけ使って、ドラゴン特攻のある“飛竜の槍”での“みだれうち”で攻撃。
ジョブは全員すっぴんで、前衛は二刀流+“みだれうち”、後衛は白魔法(バーサク&アレイズ)、召喚魔法(ゴーレム)、時空魔法(ヘイスガ)を使えるようにしておきましょう。
チキンナイフとブレイブブレイドについて
チキンナイフとブレイブブレイドは、第三世界のムーアの村にある箱から手に入る武器で、どちらか片方のみ入手可能。好きな方を選択できます。
攻撃力はブレイブブレイドの方が高いですが、素早さがダメージに反映されるチキンナイフの方が最終的には強くなります。
ただピクセルリマスター版ではエンカウントOFFを使えば戦闘から逃げることはほとんどなくなるので、ブレイブブレイドの方が使いやすいです。
●チキンナイフ
戦闘から逃げるたびに攻撃力が上がる(MAX127)。ただし、通常攻撃で勝手に“とんずら”が発動することがあります。
●ブレイブブレイド
攻撃力は150と高いですが、戦闘から逃走するごとに1ずつ下がっていきます。減った攻撃力は、戦闘に5回勝利するごとに1回復します。
攻撃力は150と高いですが、戦闘から逃走するごとに1ずつ下がっていきます。減った攻撃力は、戦闘に5回勝利するごとに1回復します。
世界一周してミラージュベストを入手
戦闘で分身し、1度だけ物理攻撃を回避する防具です。蜃気楼の町で男にチョコボで世界一周をもちかけられたら、以下のルートをチョコボで巡ればOK。
ギードの祠(チョコボin)
→カルナックの町
→ケルブの村
→蜃気楼の町
→次元の狭間
→トゥールの村
→ギードの祠
→蜃気楼の街
というルートを辿る。
次元の狭間でハリカルナッソスを倒すとイベントが消えてしまいますが、ミラージュベスト自体はイストリーの滝に出現するトンべリが落とします。
蜃気楼の町は、マップ南の環状の道の南端を歩いていると、エンカウントする形で入ることができます。
ものまね師ゴゴを倒そう
フェニックスの塔の東側、海底に沈んだウォルスの塔で、ものまね師のゴゴと出会えます。バトルでは、何かすると強烈なカウンターをしてきますが、何もしなければ何もしてきません。
戦闘に入ったら、コマンドを入力せずに待っていれば、自動的に勝利となります。勝利すると、隠しジョブのものまね師が手に入ります。
そのほか、取っておきたいレアなアイテムやモンスター
●マジックポット
フェニックスの塔で壺を調べると出現するモンスター。「エリクサーちょうだい」と言ってくるので、エリクサーを使う(マジックポットに対して使う)と100AP入手できます。ただエリクサーは貴重なので、APが必要なければ無視してもOKです。
●リボン
ルゴルの村で、武器屋と防具屋の中間のカウンターにいる女の子から貴重な“リボン”をもらえます。カウンターには、防具屋の隠し通路から入ることができます。
ルゴルの村で、武器屋と防具屋の中間のカウンターにいる女の子から貴重な“リボン”をもらえます。カウンターには、防具屋の隠し通路から入ることができます。
●魔力の歌
第三世界の古代図書館にいる学者から教えてもらえます。古代図書館をクリアすると二度と入れないので、忘れないようにしましょう。
●英雄の歌
世界各地のピアノすべてを引くと習得可能です。ピアノがあるのは、以下の8カ所。基本的には酒場にあります。行けなくなる町はないので、あとでまとめて回ってもOKです。
■8カ所の酒場
トゥールの村
カーウェンの町
カルナックの町
ジャコールの町
クレセントの町(詩人の家)
ルゴルの村(隠し通路)
ムーアの村場
蜃気楼の町(酒場の裏口)
第三世界の古代図書館にいる学者から教えてもらえます。古代図書館をクリアすると二度と入れないので、忘れないようにしましょう。
●英雄の歌
世界各地のピアノすべてを引くと習得可能です。ピアノがあるのは、以下の8カ所。基本的には酒場にあります。行けなくなる町はないので、あとでまとめて回ってもOKです。
■8カ所の酒場
トゥールの村
カーウェンの町
カルナックの町
ジャコールの町
クレセントの町(詩人の家)
ルゴルの村(隠し通路)
ムーアの村場
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