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『バーンブレイバーン』使いどころがわからないLINEスタンプ3選。「すまない、産卵中に」「私にとって初めての…体験…」あと1つは?【ネタバレあり】

文:米澤崇史

公開日時:

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 放送開始直後から大きな話題を呼び、大盛りあがりの中で最終回を迎えたアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』。そんな本作のLINEスタンプの中には一見使い所が分からないものもちらほら。でも、実はこんな風に考えると使いやすいかも、というスタンプを3つご紹介。元になったシーンの解説に加えて、日常生活で使う際の使用例もあわせてご紹介します。

 (※)記事内には『勇気爆発バーンブレイバーン』本編の内容に絡む記述も含まれます。物語のネタバレが気になる方はご注意ください。 [IMAGE]

『勇気爆発バーンブレイバーン』スタンプラインナップ


 まずは全体のスタンプをご紹介。
前回の記事では「もってくれ、俺のメンタル」「生理的に無理だ!」「さっきから何なんだこの歌は!」を紹介しましたが、まだまだ面白いスタンプが残っています。


 改めてみるとやはり主役であるイサミの割合が結構高めですが、そのほとんどがかわいそうな目にあっているシーンが元になっているのは、流石というべきでしょうか。LINEスタンプでも「イサミかわいそう」の呪縛からは逃れられないようです。

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TVアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』
価格:300円(税込)

1位:すまない、産卵中に

 第2話のラストで、岸に流れ着いていたルルに足を引っ掛けた時のスミスの台詞。この時のスミスの周りには産卵中のウミガメが多数いて、スミスは転びかけた時に足元を見ずこの台詞を発していますが、実際に引っ掛けたのはルルだけなので産卵の邪魔はしていません。

 もっとも仮に本当に足を引っ掛けていたとしても、ウミガメは当然人間の言葉は分からないので謝る意味はないんですが、スミスのバカ正直なくらいの誠実さが現れた台詞でもあります。

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 台詞としてはぶっとんでいますが、実はスタンプとしては意外と使いやすいです。何か要件を告げた後とかに、このスタンプをくっつけておくと、「忙しいところすまない」みたいなちょっとゆるい感じのニュアンスを付け加えられますし、しばらく返事がこなかった時とかも、何かを察したように追加でこのスタンプを送れば、「産卵中じゃねぇよ!」というツッコミの返事がもらえること間違いなし(?)。

 ブレイバーンの原作を知らなくてもワードだけで既に面白いので、結構いろんな人に送りやすいスタンプかなと(さすがに会社の上司とかは厳しいですが……)。

2位:私にとって初めての…体験…

 第2話にて、ブレイバーンから情報を聞き出そうとする上層部に対して、イサミを初めてコクピットに乗せた時の感想を嬉々として語っている時のブレイバーンの台詞。

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 ブレイバーンを語る上で“気持ち悪い”という言葉は切っても切り離せませんが、まさにそのブレイバーンの“気持ち悪さ”が全面に出たシーンでもありました。

 実はこの台詞の少し前のブレイバーンは、人間同士が国の思惑を深読みして仲間割れしそうになっているところを強引な意見で未然に防いでいたり、意外とクレバーな立ち回りをしているんですが、この台詞を発した時の鈴村健一さんのねっとりとした演技の破壊力も相まって、それらが全部台無しになるレベルのインパクトがありました。

 元はそんな"気持ち悪さ”全開の台詞ながらも、スタンプとしての使い勝手は案外悪くはありません。

 作中のブレイバーンと同じように、自分が何か体験した思い出を共有したい時に、本スタンプを話の最初か最後につければ『ブレイバーン』ファンなら思わず笑ってしまうと思いますし、一緒にどこかに初めて出かける約束をした時とかに本スタンプを遅れば、「初めてのことにワクワクしている」みたいな表現にもなるかなと。

 ただ、何かそっちの気があると勘違いさせてしまう可能性もなくはないので、そういう意味では少し使用するリスクが高いスタンプかもしれません。

3位:さっきから当たってるんだよ!

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 元ネタは、第5話で行われたボクシング対決中、スミスに押し倒されるような体勢になっていたイサミが発した台詞。スミス側としては、こっそりイサミに話しかけるためにやったことでそういった意図はなかったのですが、身体のとある部分がイサミに密着してしまい、たまらずイサミが悲鳴を上げる形に。最終話まで見てから改めて振り返ると、この二人の関係って総じてスミスが攻め、イサミが受けという関係だったなと。

 ただ、こちらはなかなか使い道が難しいのが正直なところ。

 作中のスミスたちを再現して、実際に殴り合っている状況で送るのは現実的ではないですが、友達とLINE上で喧嘩っぽい空気になってしまった時、一旦このスタンプを送ることでお互い冷静さを取り戻せるかも。

 または、ガチャでSSRは引いてるけどピップアックはすり抜けた、「当たりは当たりだけど欲しいものじゃない」時とか……いろいろ考えましたが、なかなか限定されそう。『ブレイバーン』好き同士なら、このスタンプを送ったあとに、ミユの「良いですよぉ…もっと…もっとぉおおッ…!」が戻ってくるやりとりが行えると楽しいかもしれません。

番外:それはまだ早い!

 最後に、変わったものばかりなのはアレなので、普通に使いやすいものとしてこちらもご紹介。

 第1話にて、最初にブレイバーンのコクピットに乗せられたイサミが、ふと目についたレバーに手をかけようとした際にブレイバーンが発した台詞が元になったスタンプです。

 予想していた人も多いかと思いますが、この時のレバーは終盤にブレイバーンが自分で用意していたサポートメカ“パーンドラゴン”と合体して“バーンブレイバーン”へとパワーアップする時のためのもので、第9話でようやく実際に使われることになります。

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 やさぐれている時のイサミが、無駄にこのレバーを何度も引いたりするシーンもありましたが、とくに何も起こっていませんでした。あまりレバー自体には意味はなく、要はブレイバーンの気分を盛り上げるためのギミックだったんじゃないかという気がしています。

 「今から家に行っていい?」→「それはまだ早い!」とか、ストレートに「ちょっと待って」的な意味合いで使えるので、使い勝手はバッチリ。または、何かしら無茶な挑戦をしようとしている知り合いに対して、「お前にはまだ早い」みたいなイメージを伝えるのに使うのもありかもしれません。

 まだまだいろんな使い道がありそうな『バーンブレイバーン』LINEスタンプ。この機会に、是非購入してみてください。

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