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ネットイース新作『ダストボーン』レビュー。ちょっと遊んだだけでもわかる“ヤバさ”と“新しさ”。音楽と言葉がキーになる異能力ロードムービー【DUSTBORN/電撃インディー#650】

文:電撃オンライン

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 NetEase Gamesが8月20日にPS5、PS4、Xbox Series X| S 、Xbox One、PCに配信予定(PS5パッケージ版は8月22日発売)の『DUSTBORN(ダストボーン)』。

 Red Thread Gamesが開発し、『HEAVY RAIN 心の軋むとき』や『デトロイト ビカム ヒューマン』を手掛けたQuantic Dream(クアンティック・ドリーム)社の新パブリッシングレーベル“Spotlight by Quantic Dream”によるアドベンチャーゲームです。

 そんな『ダストボーン』の序盤を試遊したレポートをお届けします。
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 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!



アドベンチャーでもアクションでもカギになるのは“言葉”


 『ダストボーン』は、主人公のパックスが仲間たちとともにアメリカ大陸を横断するシングルプレイヤー向けのアクションアドベンチャーゲーム。

 アメコミ調のグラフィックで描かれており、舞台であるアメリカ大陸と相性は抜群。ただし、あくまでアメコミ風ということで、そういったグラフィックになじみがなくても受け入れやすそうです。
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▲主人公のパックスを中心としたストーリーが用意されています。
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▲4人と1体のロボットがパックスたちの一団。それぞれが個性のある見た目をしています。

 肝心のアメリカ大陸を横断している理由は何かしらの荷物を運んでいるから。パンクロックバンドの一団と身分を偽っていることからどうもその荷物は重要なもののようですね。

 ゲームはチャプター制になっており、チャプターごとの目標を達成すると次のチャプターに進む仕組み。今回プレイできたのは最初のチャプターでしたが、パックスたちがアメリカ大陸に足を踏み入れるところが描かれました。アドベンチャーゲームということで、会話がメインでストーリーが進みます。
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▲会話部分のボイスは英語、字幕で日本語が表示されます。

 特定の相手に話しかけたり、場所を調べるとだんだんストーリーが進行しますが、進行に直接関係ないところにも会話が用意されています。ストーリーをもっと楽しむためにも、たくさんの場所を探してみるのもいいかもしれません。ちなみに特定の相手の場合、頭上にマークが出現していたので、それを目印にすると探しやすいかもしれません。

 また、広大なアメリカ大陸を横断しているということもあって、チャプターごとに大きく雰囲気が変わるようです。このあたりがどのようになるかも気になります。
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 その道中でパックスたちはパンクロックバンドの一団として行動していますが、それは設定だけではありません。実際にストーリー中に演奏し、リズムゲームのようにプレイすることができます。
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▲個人的にはリズムゲームで歌詞が流れてくるのが新鮮。

 先述したストーリーに関係ないものも調べられる要素のひとつとして、リズムゲームという形は同じですが、新たな曲を作ることも可能です。もしかしたら、ストーリー内で演奏するときにどの曲を選べたりするのかもしれません。
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 また、重要そうな荷物を運んでいることが原因か、ときにはロボットなどの敵と戦うような場面にも遭遇します。そんなときには、HPが出現し、アクションゲームのような楽しみ方もできます。
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 とはいえ、あくまでアクションは要素のひとつなので、そこまで難しいものではありませんでした。ただ、適当に攻撃しているだけでは勝てないくらいのバランス。さらに戦闘中に“言葉”を使って敵と会話すれば、行動を操ることも可能です。
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 戦闘中に“言葉”はいつでも使用できるわけではないようで、一部の“言葉”しか試せませんでしたが、面白い試みだと思います。

 アドベンチャーゲームをベースにアクション要素やリズムゲームの要素が組み合わされた『ダストボーン』。序盤の時点でもいろいろなことができますが、ゲームが進めばさらなる非日常が待っているとか。“言葉”が大きな意味を持つということで、会話や戦闘以外にどのような使い方があるのか気になります。
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