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レビュー:『東方スペルカーニバル』は東方好きにぜひプレイしてほしい傑作。おなじみの要素がアレンジされたバトルと襲い掛かってくる弾幕がやみつき!

文:ハチ

公開日時:

最終更新:

2024年6月6日に発売予定の『東方スペルカーニバル』。本記事では、一足お先に遊んだ『東方Project』ド世代アラフォーライターによる、プレイレポートをお届けします!

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『東方スペルカーニバル』ファミ通DXパックが予約受付中


 本作に“描き下ろしB2タペストリー”、“オリジナルマイクロファイバークロス”、“オリジナルアクリルスタンドセット(4種)”が同梱したファミ通DXパックが予約受付中。

 3Dクリスタルセットなら、さらに霧雨魔理沙のイラストをクリスタルキューブ内に3D立体レーザー彫刻で再現した“3Dクリスタル「霧雨魔理沙」”も同梱されます。

 通常版、カーニバルエディション、幻想SPにファミ通DXパックが用意。ここでしか手に入らない逸品をぜひその手に!

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描き下ろしB2タペストリー
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オリジナルマイクロファイバークロス
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オリジナルアクリルスタンドセット(4種)
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3Dクリスタル「霧雨魔理沙」

『東方Project』好きは絶対プレイしてほしい最高のゲーム!


 『東方スペルカーニバル』は『東方Project』おなじみのキャラクターたちや世界観、シューティング要素を落とし込んだ“弾幕タクティクスRPG”です。

 聞きなれないジャンル名ですが、これは弾幕シューティングとタクティクスRPGを合わせたリアルタイムバトルのことで、マス目で区切られたステージ上で激しい弾幕合戦を繰り広げることができます。

 “グレイズ”や“ボム”、そして“スペルカード”などの要素もアレンジされて登場! 『東方Project』好きにはたまらないタイトルとなっています。


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 本作は幻想郷を舞台にスペルカードの争奪戦をする物語となっていて、霊夢や魔理沙など個性豊かなキャラクターたちを仲間にしたり、交流したりすることができます。自分だけのパーティを編成できるのは嬉しいですよね。

 キャラクター固有のサブイベントやキャラクター同士の掛け合いもたくさんの種類があり、とても楽しめました。しかも、フルボイスなんです! イラストも美しいし、3Dモデルのデフォルメされた姿もかわいすぎる。ぬいぐるみにしてほしいな……。好きなキャラクターを配置して写真を撮ることができるフォトモードも発見! これはファンには嬉しい機能ですよね。

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 ストーリーでは、プレイヤ―がキャラクターの選択をする場面があるのですが、その選択で会話の内容や、バトルで戦うメンバーが変化。仲間になるのも選択したキャラクターだけなので、めちゃめちゃ悩みます。

 ただ、選ばなかったキャラクターものちに仲間にすることができる様子。このことを知らなかったので筆者はひとつひとつの選択に5分以上かかりましたが、みなさんが実際にプレイするときは参考にしてください。

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弾幕を避けながらマスを移動してシューティング……忙しいのがゲーマーには嬉しい


 バトルではマスを移動しながらシューティングで敵を倒していくのですが、この弾幕シューティングとタクティクスRPGの掛け合わせが新しい。

 純粋なシューティングほど展開は早くないのですが、避け方やスキルを考えながら複数のキャラクターを操作するので手もとはとても忙しくなります。と言っても、ゲームとして破綻しているわけではなくリアルタイムで状況に対応するシューティングの要素と、先々の展開を考えるタクティクスRPGのバランスが絶妙。

 操作性にストレスもないので、まさにいいとこ取りと言った感じです。シューティングやタクティクスRPGに不慣れな方のために、アシスト機能もありボタンひとつでパーティー全体の操作をすることもでき、どんな人でも楽しめるようになっているのもポイント。『東方Project』らしさもありつつ、本作ならではのゲーム体験ができるなと感じました! 

 キャラクターたちにはそれぞれ、スキルやド派手でかわいい必殺技もあり、これらのボイスやちょっとしたしぐさがキャラクターの解釈と一致していたので、「これこれ!」という反応をすることができ、とことん研究したんだろうなとこだわりを感じました。

 パーティメンバーは最大5名なので、自分のパーティにはどんなキャラクターが合っているのか組み合わせを考えて編成するのも楽しかったです。個人的に回復ができる霊夢がすごく使いやすかったので、オススメです!

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 敵の弾幕をただ移動で回避するだけでなく、弾幕を回避する“グレイズ”や弾幕やオブジェクトを消したりステージ全体にダメージを与えることができる“ボム”、キャラクター特有の“スキル”、切り札となる“スペルカード”とバトルのカギになる要素は満載。

 さらに、ある程度なら被弾してもいいというのが本作の面白いところです。

 シューティングというと、基本的に被弾は良くないというイメージがありますが、本作ではHPを守るバリアがあるため被弾するのは問題ありません。大事なのは、バリアが壊れる前に弾幕を切り抜けられるかということ。“スペルカード”の発動には時間経過で貯まるAPが必要なこともあって、敵も自分もずっと弾幕を放ち続けるということはできないので、次の動きを考えることが非常に重要でした。

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 『東方スペルカーニバル』は『東方Project』ファンはメインストーリーやサブストーリーを通してさらにキャラクターの魅力を知ることができ、(人によっては当時ボコボコにされた)思い出の弾幕を新しい形で楽しむことができるものとなっていました。もちろん、『東方Project』を知らない方もかわいいキャラクターと個性的な音楽、弾幕とシューティングのドキドキ感と頭を使いながら動くタクティクスRPGの面白さがミックスされたゲーム性に虜になること間違いなし! ぜひ、令和の新たな『東方Project』の弾幕を楽しんでくださいね!

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【製品情報】
タイトル:東方スペルカーニバル
プラットフォーム:PlayStation®4/PlayStation®5/Nintendo Switch™
ジャンル:弾幕タクティクスRPG
プレイ人数:1人
発売日:2024年6月6日予定
価格:通常版 8,580円(税込)
   カーニバルエディション 10,780円(税込)
   幻想郷スペシャルパック 14,080円(税込)
   ダウンロード版 8,580円(税込)
   デジタルデラックス版 10,780円(税込)
CERO:「A」(全年齢対象)

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