ロゴジャック
電撃オンライン

『テイルズ オブ ファンタジア』オープニングの主題歌に癒されて。1万円超えスーファミROMの思い出【メモリの無駄づかい】

文:Bros

公開日時:

最終更新:

 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ(私)、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

[IMAGE]

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、伝説のRPG『テイルズ オブ ファンタジア(TOP)』について、RPG好きのBrosが振り返ります。

1本1万円超えのスーファミROM【SFCの思い出】

 前回の『アークザラッド』記事でも語りましたが、私(Bros)はSFC(スーパーファミコン)のRPGもいろいろと遊んでいました。

 子どもの頃はゲーム知識も少なく、なんとなくでソフトを購入していたように思います。親に「誕生日に好きなピコピコ(ゲーム)買っていいよ」と言われて、ハローマックで『摩訶摩訶(まかまか)』を選び、投げ出してしまったこともありました。

 その後、近所の小さなおもちゃ屋のおっちゃんや常連客と知り合いになり、ジャンケンマンやカードダス、格ゲーなどで遊んでいました。その頃から店内に置いてあったゲーム雑誌を読み始め、人気のソフトがわかるようになりましたね。

 そして、当時のゲーム雑誌には“ROMカセットの容量”が記載されていて。いつからか、その容量を気にするようになったのです。

 『FF6』は24メガでこんなに描写されているんだ、とか。『クロノトリガー』や『ドラクエ6』は32メガで大作なんだろうな、とか。そんな感じで購入するソフトを日々考えていました。まあ、当時の大作RPGソフトの定価は1本1万円以上していたので、やりくりが大変だったんですけどね……。

 そんななか、スーファミのROMカセットで最大容量となる48メガのソフトが登場しました。ナムコの『テイルズ オブ ファンタジア』と、エニックスの『スターオーシャン』です。なお、当時のゲームの“メガ”はメガビット(Mbit)のことで、今のメガバイト(MByte)に換算すると “48メガビット ≒ 約6メガバイト(6MB)” です。

 最終的に48メガのROMカセットで発売されたソフトはこの2本のみで、RPGゲーマーの私はどちらも購入して遊びました。両シリーズともに今も好きな作品なのですが、今回は『テイルズ オブ ファンタジア(TOP)』について語りたいと思います。

“伝説のRPG”とは【テイルズ オブ ファンタジアの思い出】

[IMAGE]

 キャラクターデザインに藤島康介さんを起用した『テイルズ オブ』シリーズの原点となる1作目。SFC版は1995年、PS版は1998年、その後もGBA版やPSP版など、複数のハードで発売されました。

 ちなみに写真がSFC版ではなくPS版なのは、スーファミ関連がほぼ手元に残っていないためです。ご容赦ください。

 さて、SFC版はROMカセットにもかかわらず、48メガの容量を生かす形で“主題歌”が入っていました。それが『夢は終わらない ~こぼれ落ちる時の雫~』です。初めて聴いたときは「SFCソフトなのに声つきで歌ってる!」と当時は衝撃を受けたものです。

 ちなみにSFC版では、吉田由香里さんがボーカルを担当。PS版では、よーみ(吉田友美)さんがカバーしていたのですが、SFC音源とCD音源のどちらも好みでして。歌詞の『見つけて Your dream』の部分がとくにお気に入りで、個人的に思い出の曲の1つですね。

 ゲーム内容に関しても、動きながら戦闘中にしゃべる姿が楽しく、キャラが大きく描かれて感情移入しやすかったですね。

 その後PS版もやり込みまして。クレスのように「ダオスをだおす」勢いでクリアしたあと、各種グミ(TP回復アイテム)を使いながら、戦闘で “17万Hits” までコンボし続けたこともありました。まあ、数時間かかるので、連射機サポートありの参考記録でしたが、今思えばよくそんなことやってたな、と思います。

『テイルズ オブ ファンタジア』グッズもいろいろ

 本コラム記事の恒例行事ですね。手持ちのグッズを紹介します。

[IMAGE]

 グッズの定番、オリジナルサウンドトラックCDです。当時はゲームのサントラばかり聴いていたように思います。戦闘曲の「FIGHTING OF THE SPIRIT」がお気に入りです。

[IMAGE]

 藤島康介さんの公式イラスト、および複数のクリエイターのトリビュートイラストが掲載されたイラスト集です。電撃の“テイルズ オブ マガジン”なども含めて『テイルズ』関連は長年にわたり、さまざまな媒体でグッズ展開されていますね。

[IMAGE]

 アーチェ・クラインのテレホンカードです。雑誌社にキャラ指定して一定金額の切手などを同封して送ると、全員もらえるテレカだったと思います。ええ、昔はアーチェ推しでしたとも。ほかのゲームのテレカもありますが、どれも未使用品で使う機会なく眠っています。

[IMAGE]

 コレクションカード(いわゆるトレカ)です。“ボックス買い”しているあたり、種類をそろえたかったんだろうな、と思います。

[IMAGE]

 のちに発売されたハイグレードバージョンのトレカ。ボックス買いはもちろん、予約限定カードも持っていたようです。プラスチック製トレカもあり、ハイグレードな質感へのこだわりが感じられました。

 その後も『デスティニー』『エターニア』と続いた、オリジナル(旧マザーシップ)タイトルは最新作『アライズ』までプレイ。ときには攻略に参加することもあった、思い出のシリーズ作品です。

 なお『エターニア』については、すでに別記事で語っていたりします。興味がありましたら、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

『テイルズ オブ』関連記事

BrosRPGとパズル、鶏のからあげを愛する肉食ゲーマー。主に攻略やデータベースを担当。PSのトロフィー収集は趣味活動の一環です。

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります