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【なつもんDLC】「ゆうやけの島とラジオ局」を遊ぶ前に『なつもん!』のおもしろいポイントを振り返る!【日記#17】

文:電撃オンライン

公開日時:

 Nintendo Switch用ほのぼの夏休みアドベンチャー『なつもん! 20世紀の夏休み』のプレイ日記をお届けします。

 2023年7月28日にスパイク・チュンソフトから発売された『なつもん! 20世紀の夏休み』は、小学4年生の主人公となって風光明媚な田舎町で夏休みを体験できるノスタルジックなアドベンチャーゲーム。6月27日にはSteam版の発売も控えています。

 そんな『なつもん!』の有料ダウンロードコンテンツ(DLC)「ゆうやけの島とラジオ局」が、6月19日より配信スタート! 夏休みの思い出を何倍も楽しく彩ってくれる追加DLCの魅力を複数回に分けて紹介します!

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 みなさん、こんにちは。ライターの原常樹です。東京は猛暑日が続き、いよいよ本格的な夏の足音が聞こえ始めました。この時期が来ると無性にプレイしたくなる――それが『なつもん!』です。

 昨年発売された『なつもん!』は、小学校四年生の主人公の視点から夏休みを追体験できるアドベンチャーゲームです。ミレニアムキッチンの綾部和さんが手がけおり、不朽の名作『ぼくのなつやすみ』シリーズの流れを汲む意欲作です。これまで電撃オンラインでは、同作の魅力と攻略情報を連載形式でお届けしてまいりました。

→「なつもん日記」はこちら

 そんな『なつもん!』ですが、リリースから季節が廻り二度目の夏がやってきたタイミングで、なんとDLCがリリースされることに! 同作をガッツリ遊んだプレイヤーはもちろん、まだ『なつもん!』に触ったことがないというプレイヤーもこれは見逃せません。

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 DLC「ゆうやけの島とラジオ局」の魅力をお届けしたい! ……のですが、まず今回の記事では第0回として『なつもん!』の魅力をおさらいしていこうかと思います。この機会に『なつもん!』の楽しさをぜひ再確認してください!

オープンワールドで体感できる“約25年前の夏休み”

 物語の舞台となっているのは1999年。長野オリンピック(1998年)などの後……約25年近く前になります。携帯電話はすでに流通していますが、iモードが日本でスタートしたぐらいの時代で、スマートフォンはもちろん存在しません。

 もちろん、貧乏サーカス団の跡取り息子である主人公はそういった最先端のアイテムとは無縁で、釣りや虫捕りなど、ほぼ身体ひとつでできるレクリエーションに没頭しながら夏休みを過ごします。30~50代のユーザーには懐かしく、若い世代にとっては体験したことのない新鮮な夏休みをゲームを通じて味わえるというのは大きな魅力ですよね。

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 町中に流れる空気感も非常にゆったりとしていて、とくに夜に花火を見ながらぶらぶらと街中を散策できるのはなんとも楽しいものがあります。

 夏休みのスケジュールは大枠こそ決まっていますが、“何をするのも基本的には自由”。もちろん、それで投げっぱなしということはなく、目標が明示される探偵クエストなども用意されているので、「あまりに自由すぎるのも不安……」という方も楽しめる作りになっています。

 さまざまな体験をしながら絵日記を充実させていくという小学生的スローライフがまた楽しいんですよ。

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ボリュームたっぷりの収集要素

 どんな遊び方をしても許される自由度の高さは『なつもん!』の魅力ですが、それゆえに収集要素も盛りだくさん。化石を掘って博物館に持っていったり、魚を釣って料理してもらったり、あちこちに隠れているざしきわらしと出会ったり。謎のアイテム“天狗の秘宝”なんかを見つけることもあります。

 とりわけボリューミーなのが昆虫採集で、生息している昆虫はなんと200種類(DLCも含めると全210種類)にものぼります。時間帯など特定の状況でなければ見つからない昆虫もいたりするので、これをコンプリートするというのも大きな楽しみのひとつに。

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 魚や昆虫などを図鑑に収めていくと、アクションに影響するステッカーゲージの最大値が増えるのもポイント。より高いところに登れるようになったり、収集とアクションのシナジーがしっかりあるので、主人公を育てているような感覚になります。もちろん、これらの要素は夏休み終了時に次のプレイに引き継げるのはうれしいですね。

野山や商店街をパルクールのように駆け巡るアドベンチャー

 本作ではオープンワールド形式でフィールドが構成されているので、その隅々まで探索できるのも楽しみのひとつ。本作の主人公は“サーカス団の跡取り息子”というバックボーンがあるため、軽業師のように塀を飛び越えたり、断崖絶壁をよじ登ったりできます。これらを駆使して、高所を目指すというのもひとつの目標になるはず。そこに山があったら登りたくなるのが人間ですから……。

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 天狗のマントを使えば高いところから滑空することができるのも爽快な要素のひとつ。いくらサーカス団の跡取り息子といえども、さすがに常人離れしすぎじゃ……と思いますが、それはそれとして上空から眺める町の遠景や花火がきれいなので、こちらもぜひ注目してみてください。パラグライダーをしている感じで、なんとも爽快なんですよ……。

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 慣れてくると生まれ育った田舎町のように近道できるようにもなって、土地そのものに愛着が湧いてしまうのが『なつもん!』。そこに新たなエリアが加わるということで、昨年とはまたひと味違った夏休みになることは間違いありません。

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 次回からは「ゆうやけの島とラジオ局」の内容について詳しくお届けしいたします。これまで本編で断片的に名前が出ていた人物なども登場するなど、今回のDLCは紹介しがいもひとしお……。ぜひお楽しみに!

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