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2024年夏アニメ『魔王軍最強の魔術師は人間だった』をコミック版で先取り! 人でありながら魔を指揮する難しい立場ゆえに生まれる葛藤やドラマがたっぷり(ネタバレあり感想)【おすすめ異世界漫画】

文:ネオン

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 7月スタートの異世界アニメ作品を、異世界コミック大好きライターのネオン(@Dol_neon)と一緒にコミック版で予習していくコーナー! コミックのあらすじやアニメ化での見どころを今のうちに押さえておきましょう!

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 本日ご紹介するのは7月3日からTOKYO MX、BS朝日、AT-X等で放送される『魔王軍最強の魔術師は人間だった』です。

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【2024年7月アニメ】『魔王軍最強の魔術師は人間だった』をコミック版で先取り!


 舞台は人間軍と魔王軍が終わりなき戦いを続けているファンタジー世界。主人公のアイクの種族は人間……そう、人間なんですが、なんと魔王軍の中枢で魔族を率いて戦っているんです!

 アイクはふだんは顔を仮面で隠していて、魔族たちに人間であることがバレないようにしているんですね。それでも強力な魔術と確かな知略で勝利を重ね、魔王軍の中でも一目置かれる存在になっています。

 戦いになれば鬼神のような残酷さを見せるアイクですが、実は人間と魔族の戦いを早く終わらせて、どの種族も仲よく共存できる世界を作ろうとしている平和主義者でもあります。

 人間と魔族の中間に立つ者であり、さらに魔王軍においては魔王様と部下たちの間の“中間管理職”でもある……本作はこの難しい立場ゆえに生まれる葛藤やドラマがたっぷり描かれていて考えさせられましたね。

 人間軍と魔王軍のそれぞれにアイクと志を同じくする者も現れ始めるんですが、戦いの大きな波は止まらず、アイクも最前線で多くの死闘を繰り広げます。両軍の激突ではハラハラドキドキのアクション、そしてぶつかり合う知略を楽しむ戦記物として非常に読みごたえがありました。

 魔族として悪になりきれない情の深いアイクを見ていると、もし彼の正体が魔族にバレたらどうなっちゃうんだろう……なんて考えてずっとヒヤヒヤ。一方でアイクの部下たちが魔族なのに妙に人間臭くて笑っちゃったり……。彼らのいいヤツっぷりを見ていると、人間と魔族はきっとうまくいくんじゃないかなと夢見ちゃいます♪

 望まぬ戦いへと身を投じたアイクがその先に何を手にするのか、みんなで一緒に戦いの行方を見守りましょう!!

アニメ版『魔王軍最強の魔術師は人間だった』の注目キャスト&見どころは?


 アイク役はみなさんご存じ福山潤さん! 数多くの代表作の中では『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ役が、部下を率いるダークヒーローというところで本作と通じるものがあるかも!? PVをチェックした感じでも、アイクの落ち着きとカリスマ性がこれでもかと味わえてたまりません♪

 さらにヒロインたちのキャストも紹介すると、彼を献身的に支えるメイドのサティ役は立花日菜さん、上司のセフィーロ役は伊藤静さん、魔王ダイロクテン役は石見舞菜香さんとなります。

 彼女たちは魔王軍の中では例外的に、アイクが人間であることを知っている数少ない存在。人間と魔族の間に立って苦しむ彼の姿を、それぞれの立場から見守り支えていきます。

 アイクとヒロインたちのカッコよさ&かわいさはもちろんですが、TVアニメではやはり派手な魔法バトルもたっぷり楽しめたらいいな☆

漫画『魔王軍最強の魔術師は人間だった』あらすじ(商品ページより)


 魔王軍、不死旅団の旅団長アイク。彼は「魔王軍の懐刀」と呼ばれるほどの魔術師だ。

 しかし、彼の正体は人間で、しかも日本人の転生者だった。

 魔族に囲まれる中、人間であることがばれないようにしてきたが――。


恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。異世界ものって本当にいろいろあって飽きないね!

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