【にじさんじ】甲斐田晴『空気読み。』実況はVTuber初心者にもオススメ！彼の人柄や魅力を思う存分に堪能しよう

公開日時：2024年07月14日(日) 12:30

　バーチャルライバーグループ“にじさんじ”に所属する男性VTuber・甲斐田晴さんは、ゲーム配信だけでなく、歌唱や楽器演奏、作詞作曲とマルチに活躍する姿が印象的だ。

　2020年4月にデビューし、これまでに数多くのゲームをプレイしてきた彼だが、筆者が最も心に残っている配信は2021年4月に行われたゲーム『空気読み。』の実況配信である。今回は本配信の見どころや良さについて紹介しながら、彼の魅力を深掘りしていこうと思う。

『空気読み。』とは？

　『空気読み。』とは、その名の通り“場の空気を読めているか”を診断するゲームで、2008年に第1作目がジー・モードから発売されている。

　プレイヤーはさまざまな状況下において空気を読んだ行動をとる必要があり、最終的にはどの程度空気が読めているか判定される……というとてもシンプルなゲームだ。

　2024年現在では多くのシリーズが販売されており、甲斐田さんが配信しているのは2021年に発売された『みんなで空気読み。3』にあたる。

『空気読み。』配信から見受けられる彼の“人間性”

　『空気読み。』実況配信の一番の魅力は「短い時間の中で甲斐田晴のことを知ることができる」点ではないだろうか。本配信は約1時間半とサクッと観れるボリュームでありながらも、彼の人間性やおもしろさがギュッと詰め込まれているように感じる。

　例えば、頻繁に彼の配信を観ているリスナーにとって彼がA型だということは周知の事実だと思うが、序盤から甲斐田のA型らしい部分が存分に現れている。四角い箱を穴の中にぴったりと入れた場面で「サンキュー！」と叫ぶ彼からは、爽快感や達成感を垣間見ることができた。

　また「コーヒーをちょっと甘めにして」というオーダーを受けるシーンでは、角砂糖を大量に入れ、寿司に醤油をつける場面ではかなり多めにつける様子も見られる。

　その際に彼が言った「コーヒーは（角砂糖）5個からが普通、6個でちょっと甘め」「（醤油を）結構ビチャビチャにして寿司食べる派なんだよな」という発言からは、“甘党”という意外な一面や彼の寿司の食べ方を知れる。“甲斐田晴”という男を知りたい方にとって『空気読み。』配信はうってつけなのだ。

甲斐田晴の行動や言動に、思わず共感してしまう！

　彼が人気な理由の1つに、甲斐田自身がサブカルチャーに興味を示す“オタク”であることが挙げられる。

　リスナーの気持ちを理解し、VTuberとしての活動に活かすことで視聴者の共感を得ているのだ。彼のオタクらしさはさまざまな場面で見受けられるが、本配信でもしっかりと目に焼き付けることができる。

　集合写真撮影の際に「真ん中に写りたくない」と人と人の間に移動し、ひっそりと顔を出すシーンや、テレビ撮影を行う場面で必死にリポーターの後ろに隠れようとするところは、まさに彼の人間性が伺えた。

　目立つことを好まない“オタク心”を、ゲームを通じ見事に表現する姿にシンパシーを覚えた方も多いのではないだろうか。

　男女のカップルを見て暴走してしまう場面や、空気を読むことよりも好奇心を優先してしまう彼の配信は、視聴者にとって彼を身近に感じさせ思わず見入ってしまう。自分自身を曝け出し、自然体でリスナーと接していく姿勢が彼の魅力でもあるのだろう。

　『空気読み。』配信は、ファンはもちろんのこと、彼の配信にほとんど触れたことがない人にとってもおすすめの動画である。

　ゲーム自体のシンプルさと彼のバラエティに富んだ姿は初見の視聴者でも入りやすく、一度観ると止まらなくなること間違いなし。空気を読むことで垣間見える彼の人柄や性格を、ぜひ一度確認していただきたい。

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