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【にじさんじ】ROF-MAO初のワンマンライブの衝撃。かっこいいオトナになるための彼らの“挑戦”は止まらない【ろふまお】

文:渡辺美咲

公開日時:

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 “にじさんじ”所属の男性VTuberユニット“ROF-MAO(ろふまお)”は、バラエティや音楽など幅広い方面で活躍中だ。

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 彼らが毎週木曜日にレギュラー出演している番組“木10!ろふまお塾”では先日、2024年4月に開催された初のワンマンライブ“ROF-MAO 1st LIVE New street, New world”の舞台裏を収録したライブレポート動画が公開された。

 本記事ではライブレポートの内容を踏まえ、改めてワンマンライブについて振り返っていく。

カッコいいオトナになるための彼らの“挑戦”。ROF-MAO初のワンマンライブを振り返る


 “にじさんじ”では“にじさんじフェス”など、以前からイベントの舞台裏をドキュメンタリーとして放送している。今回も約14分という短い中に見どころが多く詰め込まれた内容となっていた。


 筆者が思う“にじさんじ”ドキュメンタリーの魅力は「会場の様子や来場者へのインタビュー内容を余すことなく収録している」ところだと考える。

 観客の生の声や当日の風景を映し出すことで、視聴者のイベントに対する解像度がより高まり、実際に参加していた人にとっても当時の記憶を呼び起こす“きっかけ”になるのではないだろうか。

 本ライブレポートでも開場時の様子や贈られたフラワースタンド、インタビューなどが映像内に盛り込まれている。「いつもはあんなに面白いのに、カッコよくなっちゃうの?」というファンの言葉は、まさに全視聴者の心を代弁しているかのようだった。

“Aim Higher”から2年の月日を経て進化したライブ

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 実は“ROF-MAO”としてのライブは本公演が初めてではない。

 2022年7月に実施された“Kuzuha & Kanae & ROF-MAO Three-Man LIVE『Aim Higher』”で、彼らは同じ“にじさんじ”所属のVTuberである葛葉さん、叶さんとともに出演している。

 曲中に“バク転”を決めてみせるなど、よい意味で“予想を裏切る”パフォーマンスを披露し話題になっていた。

 本公演は約2年前の“Aim Higher”から数多くの変化が見られたが、一番決定的なのは“声出しが可能になった”ところではないだろうか。

 “Aim Higher”の開催時はコロナ禍であり、声出しをすることが難しい状況下にあった。念願のコール解禁に「絶対この曲で声出すぞ……!」と意気込んだファンも多かったはずだ。

 また上下2つのステージでの演出も大きく変化したポイントだろう。2階席にいる観客もステージが見やすくなっただけでなく、より大きな動きが可能になったことで迫力が増していた。

 動画内でステージディレクターさんも口にしていた「見応え」が体現されていたように感じる。

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 “演出”といえば、本公演ではお神輿(みこし)、うちわ、花火をはじめ、加賀美さんの衣装でもあるダイカガミ……などがライブをより彩っていた。バーチャルだからこそ実現可能な演出も、観客の目を引いたに違いない。

カッコよさの中に残る“ROF-MAO”らしさ

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 “ROF-MAO 1st LIVE New street, New world”では、彼ら4人のカッコよさを引き出しながらも“ROF-MAOらしさ”があふれるライブとなっていた。

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 ライブ中盤には“木10!ろふまお塾 出張版”が始まり、番組内で作られた加賀美さん、剣持さんの楽曲『前向きフェニックス』、『もちもちハリネズミ』の歌唱権を賭けた戦いが勃発。

 『前向きフェニックス』を披露することになった加賀美さんは、タイトル通り“フェニックス”のようにワイヤーを使用しながら空中を飛び回っていた。

 「まさか大阪城ホールで『オクラ!めかぶ!とろろ!』を聞ける日が来るとは……」実際に当日現地へ足を運んでいた筆者も、あまりの衝撃に目を奪われていた。

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 しかし、ここで終わらないのが“ROF-MAO”である。

 『もちもちハリネズミ』の歌唱を回避した剣持さんだが椅子に縛り付けられ、その周りを囲いながら加賀美さん、不破さん、甲斐田さんが楽曲を歌うという展開は、大いに盛り上がりを見せた。ライブでしか見られない貴重なセットリストには、ファンも喜びを隠せなかっただろう。

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 本ライブで剣持さんは「我々、まだまだ“続き”があります」と語っており、予測できない“ROF-MAO”の今後に期待や楽しみが隠せない。

 また本日2024年7月24日(水)には、ライブ初披露の新曲『Hands Up』も収録された1stシングル『DiVE !N』が発売された。

 ファンはもちろん、これまで“ROF-MAO”に触れてこなかった人たちも、ぜひ手にとってみてはいかがだろうか。

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 かっこいいオトナになるための彼らの“挑戦”は、まだ止まることを知らない。

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