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『リバイブ・オブ・ザ・ムーン』レビュー:狩野英孝監修のゾンビアクションはカジュアルにサクサク楽しめる王道アクション!【電撃インディー#693】

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、狩野英孝氏が監修を行ったNintendo Switch用アクション『リバイブ・オブ・ザ・ムーン』のレビューをお届けします。

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 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

『リバイブ・オブ・ザ・ムーン』PV

狩野英孝氏監修『リバイブ・オブ・ザ・ムーン』の魅力とは

ストーリーも楽しめるゾンビアクション!


 本作は、人気芸人の狩野英孝さんが監修を務めたホラーアクションゲームです。現代の日本を舞台に、主人公の美月を操作し、迫りくる異形たちを打ち倒していくことになります。

 突如現れた異形の者の正体は? そして事態の真相とは? 戦いのなかで繰り広げられていく、ストーリーにも注目のアクションゲームとなっています。

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 キャラクターは3頭身のデフォルメキャラクターとなっており、グラフィック的な怖さはあまりないです。見た目はポップでカジュアルなので、ホラーが苦手な人でも大丈夫!

サクッと手軽に遊べるところもいい感じ


 アクションは、得意の剣道をいかした刀による通常攻撃のほか、ローリングしての回避やしゃがんでのスニーキングで町の探索とゾンビ(アカメビト)との戦闘を行っていきます。

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▲もう1人の主人公・子安燕は、マタギを父に持ち、銃を使います。遠距離攻撃ができますが、弾を消費します。ちなみにキャラクターはゲーム中いつでも変更可能です。

 攻撃・回避ともにタイミングはシビアではなく、ゲーム初心者でもサクサクと進めていけるのが嬉しい。印象的にはかなりカジュアルで、道に落ちている食料を取ることでライフの回復も可能です。

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▲チュートリアルも親切。リロードを“弾を入れ替える動作”と解説するくらい親切。ゲーム慣れしていない人も安心です。

 目的の場所もマップに表示されているので迷うこともなく、アクションRPGというより、純粋なアクションと考えた方が良さそう。ただ、敵を倒して魂ゲージをためるとステータスを強化できますし、食料をHP満タンで取ることでアイテムをストックすることも可能です。

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▲回復アイテムはストックできるので、体力満タンでもガンガン取っていけます。

 と、アクション自体はカジュアルなのですが、マップ上のトラップはシビア。いきなり高架が落下してゲームオーバーになるなど、即死トラップもあるので油断できません!

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▲ガス爆発のトラップなどもあり、道中は油断すると簡単にゲームオーバーになることも!

 また、定期的に画面固定で迫りくるゾンビをひたすら倒していくミッションが発生するなど、飽きさせないよう工夫されていると思いました。

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▲ミッションは、視点だけを動かし、迫りくる敵を倒していくモード。シューティング的なゲームとなります。

キャラクターの強化もできます


 魂ゲージを上げて強化できるステータスは、攻撃力、耐久力、敏捷性の3つ。それぞれ10段階まで強化できます。

 自分は攻撃力中心に上げていきましたが、意外にHPの減りが早いので、耐久力を上げればよかったと思ったこともありました。しかし安心! ステータスは、実はいつでも振りなおしできます。

 敵を殲滅したいなら攻撃力、倒さず駆け抜けたいなら防御力を上げるなど、そのつど変えるのもありですね。

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▲魂ゲージは、敵を倒すと溜まっていきます。道中のザコもしっかり倒していくことがポイント。

王道展開の物語と、舞台のローカル感も魅力


 ゲームの冒頭は、主人公の美月が、弟と一緒に地下鉄で事故にあるところから始まります。いきなりの展開に驚きますが、なんとか電車から脱出、南阿佐ヶ谷の駅から地上に行くわけですが、そこはすでにゾンビだらけ! しかもここで、さらなる急展開となり……。

 と、ここでオープニングムービーへ。まさに超王道の展開と演出は、逆に新鮮です。そしてこのオープニングがカッコいい。なかなか盛り立ててくれます。

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▲オープニングアニメ。主題歌も含めてカッコいい! オープニングでキャラクターの解説も行われるので、一度はフルで見ておきましょう。

 その後、もう1人の主人公、燕の様子もザッピングしながら物語は進み、やがて合流することになります。アカメたちの正体や町の惨状の理由など、序盤は謎の多い状況で進むので、先が気になる展開になっています。

 また、序盤の舞台が南阿佐ヶ谷や荻窪など東京ローカルなので、知っているとなんとなく馴染みます。これは人によりますが(笑)。

アクションが苦手でもサクッと楽しめます!


 見た目通りカジュアルなアクションで、サクッと楽しめますが、ちょっと気を抜くとやられる、それなりに手応えもある作品という印象です。

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▲リトライではヒントが表示されます。何度もリトライして学習していきましょう。

 ただ、狩野英孝さんが監修を務めていますが、普通にゾンビアクションが好きな人向けのゲームとなっています。

 価格的にも、ガッツリ腰を据えて遊ぶタイプではなく、手軽にサクッと進められるので、通勤通学のお供としてもいい感じ!

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▲TPS視点でも遊べますが、視点変更でFPS風にすることもできます。ゲーム中いつでも変更可能です。

 なお、7月9日23:59まで、通常価格2,480円(税込)のところ、40%オフの1,480円(税込)となっているので、気になる人はお早めに!


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