『HUNTER×HUNTER』を題材にした対戦格闘ゲーム『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT(ハンターハンター ネンインパクト)』に参戦するマチを先行プレイ。キャラクターの性能とともに操作してみた感想をお届けします。
『ハンターハンター ネンインパクト』マチ先行プレイ感想
マチは、念糸を使ったトリッキーな戦い方ができそうなキャラクター。
ただ、一から十までクセがあるわけではなく、通常技は全体的に「この体格のキャラなら、こういった性能だろう」と感じるものが多い印象。スタンダードな通常技をベースに後述する要素が加わって、上記のとおり少々特殊な性能のキャラクターになっています。
得意技は目の前に糸を一瞬張り巡らす“誘い糸”と後述する“手繰り糸”の2種類。
“誘い糸”は、ヒットすると相手をわずかにこちらに引き寄せる技ですが、通常技よりも少しリーチが長いかな? と感じるくらいで単体で見ると「こういったときに便利です」と言えるようなものではありません。
ただ、“誘い糸”が相手にヒットするもしくはガードされると“念糸追跡”という状態を相手に付与できます。この“念糸追跡”と“念糸追跡”中に使える“手繰り糸”がマチの特徴にして、おそらく戦い方の核になる部分。
“手繰り糸”は相手を引き寄せることができる技で、相手が攻撃をしていようがジャンプ中だろうがお構いなしに“念糸追跡”を付与していれば、好きなときに相手を引き寄せることができます。
また、コンボ中に念糸追跡を付与できれば、“手繰り糸”を利用してさらに追撃することも可能。試した範囲では、相手を壁に吹き飛ばすネンパクト攻撃を当てたあとに、“手繰り糸”で引き寄せて追撃することができました。
コンボのダメージアップや、相手の起き上がりを攻めやすい状態を作る際に“手繰り糸”が非常に重要な技になりそうです。
アーツは突進技の“迷い糸”、空中からの突進技“迷い糸【空中】”、糸のワナを設置する“仕掛け糸”、後方に飛び上がる“とんぼ返り”。
“迷い糸”は前もしくは斜め上、“迷い糸【空中】”は前、斜め上、斜め下に突進する技で両者に軌道以外の大きな違いはありません。後述するほか2種類のアーツが少々特殊な性能なため、どちらも通常技からコンボを狙う際に多用する技になります。
“迷い糸”は前もしくは斜め上、“迷い糸【空中】”は前、斜め上、斜め下に突進する技で両者に軌道以外の大きな違いはありません。後述するほか2種類のアーツが少々特殊な性能なため、どちらも通常技からコンボを狙う際に多用する技になります。
また、各種“迷い糸”は“誘い糸”と同じくヒットしたときやガードされたときに“念糸追跡”を付与可能。ラッシュボタンを使用したコンボでも“迷い糸”は使用されるので、単発の通常技が偶然ヒットして追撃が間に合わなかったなどの一部のケースを除くと、相手にダメージを与えたら“手繰り糸”を使うチャンスが生まれるというのがマチの基本的な流れになりますね。
“仕掛け糸”は、繰り出した場所に一定時間残る飛び道具のような技。
格ゲーではある種定番なのですが、こういった技は相手の起き上がり際に仕掛けて相手にガードせざるを得ない状況を作るのが効果的な使い方になりそうです。
また、コンボで“念糸追跡”を付与して、“手繰り糸”で引き寄せて、あらかじめ設置しておいた“仕掛け糸”にヒットさせて……というようなテクニカルなコンボもできるかも!? と、いろいろな形で可能性を感じる技です。
“とんぼ返り”は簡単に書くとアーツとして繰り出せる後方ジャンプ。ジャンプ頂点付近から通常技やアーツを繰り出せるようになります。
本作はしゃがみネンパクト攻撃で相手を上空に吹き飛ばしたあと即座にジャンプで追いかけることができるので、この技はおそらく空中でコンボを決めるためのものではなく、控えキャラクターをまじえた攻めのなかにアクセントとして組みこむことになりそうです。
オーラアーツは、空中から地上に向かう“迷い糸【空中】”の強化版のような性能の“念糸技・穿ち貼り”と“念糸技・糸針遊戯”。“念糸技・糸針遊戯”はオーラゲージを300%消費します。
“念糸技・穿ち貼り”は地上で繰り出すと一度ジャンプしてから突進し、空中ではその場から突進を仕掛けます。オーラゲージがあるときにダメージアップをはかるスタンダードなオーラアーツと言う印象です。
“念糸技・糸針遊戯”も“念糸技・穿ち貼り”と同様に“迷い糸【空中】”の強化版といった印象。ただ、ヒット時には相手がゆっくり倒れる膝崩れ状態になるのでさらに追撃を行えました。
“念糸追跡”で相手を引き寄せるという能力を持つマチは、その特殊性からあえて言えば簡単に強さを引き出せるキャラクターではなさそうと感じました。
ただ、今後多くのユーザーが触っていくなかで「ここで“手繰り糸”を使うとあらかじめ呼んでいた控えキャラクターの攻撃がキレイに当たる」、「こういったときは“念糸追跡”を維持したまま攻められる」といった強いシチュエーションがいくつも見つかっていきそうですです。
最後に、格ゲーを遊んでいる人向けの補足を。マチは“手繰り糸”を使ってループ性の高い起き攻めを仕掛けられそうです。また、相手の位置を任意に調整できる点は控えキャラクターの選択の幅を広げそうでもあります。ただ、これらは多くの人がプレイしたり、全キャラクターが判明したりしてから研究が進むもの。全キャラクターが判明していない段階での先行プレイでは答えを出すのはまだ早そうです。
ただ、今後多くのユーザーが触っていくなかで「ここで“手繰り糸”を使うとあらかじめ呼んでいた控えキャラクターの攻撃がキレイに当たる」、「こういったときは“念糸追跡”を維持したまま攻められる」といった強いシチュエーションがいくつも見つかっていきそうですです。
最後に、格ゲーを遊んでいる人向けの補足を。マチは“手繰り糸”を使ってループ性の高い起き攻めを仕掛けられそうです。また、相手の位置を任意に調整できる点は控えキャラクターの選択の幅を広げそうでもあります。ただ、これらは多くの人がプレイしたり、全キャラクターが判明したりしてから研究が進むもの。全キャラクターが判明していない段階での先行プレイでは答えを出すのはまだ早そうです。