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もはやインティ・クリエイツの祭りゲー。『カルドアンシェル』には最新作からまさかのあの作品まで幅広く登場

文:sexy隊長

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 インティ・クリエイツが贈る、10月24日に発売予定のPS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam向けタイトル『カルドアンシェル(Card-en-Ciel)』。300種以上のカードと50の歌を駆使して戦う、デッキ構築型のローグライトカードバトルRPGです。

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 本作の特徴はなんといっても、『カルドアンシェル』の世界で発売されているゲームのキャラクターがカードになって300種類以上登場するところ! 一体いくつ設定を作ったのでしょうか……実際にプレイしてみたい作品も多数あります。

 しかも、ゲーム内の架空作品だけではなく、インティ・クリエイツの歴代ゲームも多数登場。まさにインティ・クリエイツの祭りゲーと言える作品です!

 そこで、本記事ではいったいどんな作品が登場するのかを、体験版で確認できた作品を中心に徹底紹介していきます。

※本記事はインティ・クリエイツの提供でお送りします。

●カルドアンシェル - 第一弾紹介映像

インティ・クリエイツ作品大集合!まさかのゲームのキャラクターも参戦!?

 歌を駆使して戦うという点や、ディーヴァの設定を見て『ガンヴォルト』シリーズが何かしらの形で関わるのだろうな、と思っていた筆者。ほかの作品は何が出るのかな? とワクワクしていました。

 すると、まさかの旧作から最新作まで網羅されていることが判明! インティ・クリエイツの歴史の長さが伝わってきます。

『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト』

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 『蒼き雷霆 ガンヴォルト』は、ハイスピードな疾走感と"雷撃鱗(ライゲキリン)"によって敵を撃破する爽快感が楽しめる本格横スクロール2Dアクションゲームです。

 プレイヤーであるガンヴォルトは"雷撃の第七波動(セブンス)"を使い、自由のため皇神グループの能力者たちと激しいバトルを繰り広げます。インティ・クリエイツ初のパブリッシングタイトル!

 インティ・クリエイツといったらガンヴォルト! と言っても過言ではない、看板とも言える作品。もちろん『カルドアンシェル』に登場しています。

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▲『ガンヴォルト』より“モルフォ”
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▲『ガンヴォルト』より“エリーゼ”

 今回確認できたのは、ディーヴァキャラクターであるヒロイン“モルフォ”と、過去に人気投票で1位を獲得したことがある皇神グループの能力者の中で、最も凶悪な能力の持ち主“エリーゼ”でした。

 主人公級であるモルフォだけではなく、ボスであるエリーゼが登場しているので、ほかのボスキャラもカードで登場する可能性が高そうですね! 個人的にも好きなキャラが多いので、期待してしまいます。

『蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪(ソウ)』

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 『ガンヴォルト 爪』は、ハイスピード&ハイテンションなアクション性とライブノベルなどはそのままに、新たにライバルキャラクターである“アキュラ”をプレイアブルキャラクターとして追加し、正当進化した続編タイトルです。“ガンヴォルト”と“アキュラ”、2つのアクション性と2つのストーリーが見どころ。

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▲『ガンヴォルト 爪』より“オウカ”

 見つけることができたのは、優しく穏やかな部分とちょっと天然なところを併せ持った、『ガンヴォルト 爪』の主要人物“オウカ”です。『ガンヴォルト』シリーズでまとめられているのかな? と勝手に思っていたのですが、ナンバリングごとで分かれていました!

 つまり、特定のナンバリングタイトルのみでしか登場しないキャラクターがカードで登場する可能性が高くなったということ。ファンには嬉しいポイントだと思います。

『蒼き雷霆 ガンヴォルト 鎖環(ギブス)』

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 『ガンヴォルト 鎖環』は、『ガンヴォルト』シリーズの第三弾。ガンヴォルトと共に主人公を務めるのは、裏八雲に所属する戦巫女・“きりん”となります。シリーズではこちらが一番新しい作品となっており、よりドラマチックなストーリーと手ごたえのある2Dアクションを楽しむことができます。

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▲『ガンヴォルト 鎖環』より“きりんXX”

 そんな『ガンヴォルト 鎖環』からの登場キャラですが、主人公の“きりん”ではなく……まさかのスキルが覚醒し、強力かつちょっと違ったスキルが使える“きりんXX(ダブルエックス)”が登場します!

 きりんXXの登場で、主人公や主要人物だけピックアップ……という感じではなく、印象的なキャラクターや、この作品を語るのにこの人は外せないよね! といったキャラクターがカードになって登場しているのではないか、と感じます。そのあたりのこだわり、インティ・クリエイツらしさがありますね。

『白き鋼鉄のX2』

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 『白き鋼鉄のX(イクス)』シリーズは、先述した『ガンヴォルト』シリーズよりも更にアクションに特化している印象のあるタイトルで、似ているようで別物の作品です。『ガンヴォルト 爪』で主人公の1人であった“アキュラ”が本作の主人公になっていますが、スピンアウト作品となっています。

 『白き鋼鉄のX2』は本作からでもプレイ可能な完全独立したストーリーになっているので、気になった方はぜひ遊んでほしいです。ここではあまり詳しくは語れませんが、アキュラとRoRoの“良さ”を浴びてほしいですね。

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▲『白き鋼鉄のX2』より“アキュラ”

 『白き鋼鉄のX2』からは主人公“アキュラ”が登場しています。今回は確認できませんでしたが、RoRoとコハクもいるのでしょうか?

 特に“RoRo”はディーヴァ枠のカードになると思うので、どの楽曲が入るのかも楽しみな部分です。『カルドアンシェル』の紹介映像では、ボスの“ヴェスパ”、“オートクロム”や“ジエド様”のカードが写っているのでぜひチェックしてみてください!

『九魂の久遠(くこんのクオン)』

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 発売されたばかりの新作『九魂の久遠 』は、冥界で目覚めたネコ“クオン”が現世へ戻るために旅をする、切り絵調のグラフィックが特徴的な2D横スクロールアクションゲーム。ドット絵が主体だったガンヴォルトシリーズとは、グラフィックやアクション性において一線を画す作品になっています。

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▲『九魂の久遠』より“クオン:妖魔形態”

 今作へ登場しているのは『九魂の久遠』の主人公である“クオン:妖魔形態”です。『九魂の久遠』は公式で紹介映像が公開されており、“妖魔獣人”と“四神妖”の登場も判明しています。また、クオンの飼い主である“ツクモ”がまさかのディーヴァ枠で登場! これはアツい……! 非戦闘キャラもこの形で登場できるので、色々と想像が広がります。

●『九魂の久遠』紹介映像

 インティ・クリエイツの過去作を網羅する予感はしていましたが、最新作である『九魂の久遠』まで出てくるとは驚きです……いったいいつから本作の企画が動いていたのでしょうか?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』

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 『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』は、ひょんな事から超モテ男になってしまった主人公が、次々と告白してくる女の子たちを眼力(通称:フェロモンショット)で昇天させ、意中のヒロインへの告白を目指す“眼(ガン)シューティングゲーム”と恋愛アドベンチャーが融合した新感覚シューティングゲームになります。何を言っているんだとたまにツッコまれますが、この説明で何も間違っていません。

 いつやっても独特な面白さがある『ぎゃる☆がん』は、『ガンヴォルト』シリーズと並んで、インティ・クリエイツの代表的な作品なのではないでしょうか。

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▲『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』より“アニタ ベルマン”

 『ぎゃる☆がん』からは、スウェーデン出身の“アニタ ベルマン”がいました。正直予想外すぎて、何か理由があるのかと深読みしたくなります(笑)。インティ・クリエイツの公式デザイナーである、伊東大典氏の一番のお気に入りのキャラクターゆえに選抜されたのか……色々と気になる人選です!

『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』

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 個性が異なる“神園しのぶ”と“神園真夜”という姉妹を使い分けながらステージを進んでいく、ステージクリア型のゴシックホラーアクションである『グリム・ガーディアンズ』。“悪魔ハンター”を生業とする二人の女子高生が、悪魔の城になってしまった学校を元に戻すために戦うというストーリーになっています。

 という前提があるとシリアスな物語、作風なのかと思われるかもしれませんが、『ぎゃる☆がん』の系譜であることを感じ取れる要素も……? 随所に遊び心が詰まった作品です。

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▲『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』より“大人くろな”

 本作からはボスである“大人くろな”が登場。ほかにも主人公である“神園しのぶ”と“神園真夜”こと神園姉妹もおり、紹介映像でカードが確認できます!

 しかも体験版では道中に敵としても登場。神園姉妹とのバトルが楽しめます。

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『ぼくらのキングダム』

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 『ぼくらのキングダム』は、2012年にGREEから配信された育成ファンタジー・王国復興RPG作品。度重なる自然災害で疲弊した小王国のひとつを復興させるため、100人の冒険者とともに冒険に旅立つことになる……といったストーリーになります。

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▲『ぼくらのキングダム』より“ウィザード♀”


 貴重なソーシャルゲームである『ぼくらのキングダム』からは、数あるジョブキャラクターから“ウィザード♀”が登場しているのを見つけました。10年以上前に配信された、インティ・クリエイツのソーシャルゲームからのまさかの参戦です。

 この参戦はさすがにノーマークすぎました……「このキャラどこかで見たことあるな!?」と思った直後、カードに書いてあるタイトルを見て叫んでしまいました(笑)。

本当に架空なのか? ゲーム内ゲームの設定の細かさ


 ここからは本作に触れるうえでは欠かせない、『カルドアンシェル』の作中に出てくる“架空の”ゲームを見ていきます!

 これらはその名の通り架空ゲームという設定ですが、そうとは思えないぐらいの設定の細かさと練られたキャラクターデザイン、アニメーションが用意されています。本当に架空なの? と思ってしまいますが……いつか『フレイリート』のようにゲーム化される可能性もあるのでしょうか?

『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』

●『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』紹介映像

 剣と魔法のファンタジーロボットアニメ『精霊機フレイリート』の放送当時、メディアミックスの一環として展開していた2Dアクションゲーム。

 異世界“キラカディア”に召喚された火野勇人たち4人の少年少女と、魔法の力で動く意思を持った精霊機(スピリットマシン)などの主要な登場人物はアニメ版と同じですが、物語の展開はゲームオリジナルシナリオとなっている……という、架空の作品になっています。

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▲『精霊機フレイリート』より“風祭まほ”
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▲『精霊機フレイリート』より“剣士フレイリート”

 ご存知の方も多いとは思いますが、『精霊機フレイリート』という作品は、2024年のエイプリルフールネタとして発表された作品でした。が、思いもよらぬ反響のため、実際に2Dアクションゲームとして開発が決定されるという驚きの展開に! いや、そんなことある!? と画面を二度見したのを覚えています。

 『カルドアンシェル』のパッケージ版(通常版・限定版)の特典としてインストールし、配布されることも発表されています。気になる方はぜひDL版ではなく、パッケージ版もチェックしてみてください。

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 『精霊機フレイリート』の登場人物や世界観などの詳しい情報は、こちらの紹介記事をご覧ください!

『遠き理想のエルフィリア』

●『遠き理想のエルフィリア』紹介映像

 魔法の学校を舞台にしたとある映像作品が大流行した際、「こういう設定でゲームを作ったら売れるのでは?」と考えたゲーム会社が開発したシミュレーションRPG。

 魔法とは無縁な人生を送っていた主人公シモンは、ある日、人の言葉を話す魔導書“ゲーティア”と出会います。彼に導かれ、魔法学園“エルフィリア”の門をくぐったシモンは、学園で知り合った友人たちと共に、一人前の魔法使いを目指す……という導入から始まりますが、こちらも架空の作品です。

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▲『遠き理想のエルフィリア』より“アンリ・ロックウェル”

 『遠き理想のエルフィリア』の登場人物や世界観などの詳しい情報は、こちらの紹介記事をご覧ください!

『ユグドラシル・レコードIX』

●『ユグドラシル・レコードIX』紹介映像

 世界累計販売数2億本を達成した国民的RPG、『ユグドラシル・レコード』シリーズのナンバリング第9作。

 シリーズ初のオープンワールドを採用した本作では、広大なフィールドのどこからでも見える巨大な聖樹によってシリーズの象徴であるその存在感を、ゲームプレイを通じて実感することができます。聖樹を信仰する“王国”と、聖樹のチカラを狙う“帝国”という2つの大国に挟まれた、中立国“聖樹の国”に生まれた自警団の青年・アルフが本作の主人公です。

 聖樹を奪うために侵攻してきた帝国によって、聖樹の巫女であり、アルフの幼馴染でもあるカナリアが捕らわれたことをきっかけに2人は聖樹を巡る大国間の戦争へと巻き込まれてしまいます。その先で出会った仲間たちと世界中を旅し、やがては“聖樹の真実”へと近づいていくことに……。旅の果てに待つものとは?

 ド王道のファンタジー感がすごい……めちゃくちゃプレイしてみたいのですが、どこの世界線へ行けば実際に触れますかね?

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▲『ユグドラシル・レコードIX』より“アルフ・リーフ”
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▲『ユグドラシル・レコードIX』より“カナリア・ドラシル”
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▲『ユグドラシル・レコードIX』より“ダストン・ウォーロード”

 『ユグドラシル・レコードIX』の登場人物や世界観などの詳しい情報は、こちらの紹介記事をご覧ください!

これだけじゃない! 架空ゲームはまだまだあります

 体験版をプレイしていると『精霊機フレイリート』、『遠き理想のエルフィリア』、『ユグドラシル・レコード』の3作品だけではなく、ほかの作品が描かれたカードも見られます。

●トライアングルマイスター
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▲“アルパイン・スプルース”
●エスケープコード
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▲“クロサワ”
●屋根より高い君が好き
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▲“マキ”

※10m以上の“デカい”ヒロインたちとのSF恋愛アドベンチャーである通称『やねたか』ですが、こちらは先日、PVの公開がありました。あわせてチェックを!


●白千鳥
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▲“天久 久作”
●Planet Garden IV
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▲“ローズ”
●TACTICAL COMMUNICATION
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▲エニアック・ノイマン

蓋を開けてみたらインティ・クリエイツのお祭りゲームだった!

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 最新作の『九魂の久遠』からソーシャルゲーム時代の『ぼくらのキングダム』までカバーしているとは……これもうインティ・クリエイツお祭りゲームと言ってもいいほど!

 とはいえ、本作を楽しむうえで「インティ・クリエイツ作品ファンじゃないと楽しめない」ということは一切ありません! むしろここから気になる作品を見つけたら遊んでみてほしいな……と、インティ・クリエイツファンの筆者は素直に思います。

 発売までまだ3ヶ月以上ありますが、今後どんな情報が公開されるのかが今から楽しみです!

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