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『ゼンレスゾーンゼロ』のここが良い! 先行プレイでニコに一目惚れしたライターが本作の推しポイントを語る【ゼンゼロ】

文:ことめぐ

公開日時:

最終更新:

 『原神』、『崩壊3rd』、『崩壊:スターレイル』などを手がけるHoYoverseの3Dアクションゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』が7月4日に正式サービスを開始しました。

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 本記事では、HoYoverseタイトルを愛してやまないライター“ことめぐ”が正式リリース版を先行プレイしましたので、本作に登場するキャラクターをメインにレポートします。みんな“良すぎる”……!


『ゼンゼロ』はバトルの爽快感がハンパない……マンガ調なシーンは描き込みがすごいし、動くニコがガチで可愛い


 本作は、”ホロウ“と呼ばれる超自然災害によって現代文明が崩壊した後の世界を描くゲーム。

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▲この丸いものが”ホロウ”。

 丸い球体をしたホロウは何の前触れもなく出現。そして混沌とした次元空間を作り出し、ホロウの中には謎のエネミー“エーテリアス”が徘徊しています。

 舞台となるのは終末世界を生き残った最後の都市文明・新エリー都(しんえりーと)。

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▲スーツを着たサラリーマンが歩いていたり、女子高生が駄弁っていたり、なんだか現代的な雰囲気。でも狼みたいな獣が店番をしていたりファンタジー要素もあり、非日常感も。

 プレイヤーはゲームの中でホロウを探索する人々を導き、ガイドする職業“プロキシ”となり、ホロウへ入っていく多くの人々をサポートします。

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▲左が兄の“アキラ”、右が妹の“リン”。なんでも彼らは伝説のプロキシらしい。選ぶのに迷ってしまいます!
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▲このうさ耳が生えたような可愛いロボットは“ボンプ”。この子は主人公の助手“イアス”。戦闘用のボンプもいますが、この子は戦えないようです。

 ホロウを探索し、敵と戦い、目的を達成する人たちの手助けをし、その過程で彼らの物語に深く関わっていくことになります。

 筆者は『ゼンゼロ』のテストプレイに第1回目から応募し続けていたのですが、最後まで1回も当たることはありませんでした……(泣)。その為、テスト版からの変更点については記事で触れていないので、予めご了承ください。

 ……そういうわけで、筆者は今回が本当に『ゼンゼロ』に触るのが本当に初めて。どんなキャラクターがいるのかな、と事前に目は通していたのですが……公式Xでピンク色の髪が特徴的な“ニコ”に一目惚れ! なので今回はニコへの愛を語りつつ、ゲームの流れをざっくりと解説したいと思います。

※なお、今回プレイさせていただいた正式リリース版はiOS版で、予めリリース時点の全キャラクターが入っているアカウントを使用しています。

 では、『ゼンゼロ』の世界を覗いてみましょう。

 ゲームを起動すると、まずは昭和テイストなテレビが目の前に。なんとなく昭和テイストな番組、CMが流れていました。ロードが終わると、主人公の“リン”が登場。家でもあり、兄妹で経営するビデオ屋さんでもある場所からスタートです。

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 まず思ったのが「リンちゃんかわいい」。その可愛さが1番伝わってくるのがムービーシーン。リンちゃんの前髪がユッサユサ動きに合わせて動くのですが、それが元気いっぱいな女の子! という感じでめちゃカワ。

 しかも、お兄ちゃんのアキラと共にすんごく喋ってくれます。リンちゃんの声をあてている千本木彩花さんの声も超かわゆい。もう出だしから最高が詰まりすぎていて、既に神ゲーの予感。

 そんな気持ちをおさえつつ、兄の元へ行き、依頼を受けます。すると……(筆者一番の推しになりそうな)ニコが登場ーーーーーーーー!!!!!

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▲彼女はニコ・デマラ。なんでも屋“邪兎屋(じゃとや)のボスで、ホロウの調査がらみの様々な依頼を請け負っている。

 こんな序盤から出てくれるんですね……最高すぎる。動くニコ、めちゃくちゃかわいい。可愛いルックスはもちろんなのですが、ニコの声をあてている・芹澤優さんの声も大好き。

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▲可愛すぎて泣けてくるレベル。一挙一動がカワイイ……(泣)。

 そして、ニコの次に気に入っていた“ビリー”も登場。

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▲紹介PVを見た時も思ったのですが、動きが激しい(笑)。でもそれが彼の良さ。ニコのことを“親分”と呼んでいるのも、尻に敷かれている感じで好きですね。

 序盤はニコがボスを務める“邪兎屋(じゃとや)”の出番がかなり多めで歓喜。2人の仲間・アンビーも可愛いし(種崎敦美さんのボイスが最高!)、正直な所プレイをしたら絶対3人のことが好きになると思います。

 ホロウの中を移動する時の主人公側の画面はこんな感じになります。

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 初めて見た時、かなり衝撃を受けました。「え、これをどうやって進むの……?」と。やってみて分かったのですが、見た通りモニターの中を移動するんです。途中にアイテムがあったり、敵とも遭遇したりします。……これは斬新で面白い。

 そしてそして、お待ちかねのバトル!! モニター内で敵と遭遇すると、エージェント側の場面に切り替わります。

 これがですね……想像以上にハチャメチャで、爽快で、ずーーーーーーっと戦っていたくなる程の中毒性があるんです。

 バトルは基本的に3人パーティー。(※最初は3人目にロックが掛かっています)なんと『ゼンゼロ』は「おためし」で選べるキャラクターのオンオフもできます。

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 最初は、とりあえずボタンを押しているだけでも倒せます。ボタン1つでキャラクター変更が可能。めちゃくちゃスムーズに入れ替えができて感激。

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 そして、敵を全員倒した後のWIPE OUT画面があまりもかっこよくて鳥肌が……。

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 こんなにもかっこいいバトルフィニッシュ、生まれて初めて見たかもしれません。それくらいかっこいい。

 ストーリーの途中では、少しアメコミ風なカットシーンがありました。

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 シーンを追っていくごとに1枚1枚丁寧に、背景込みで描かれていることを知り驚愕。しかも想像以上の枚数が描かれているんです。「これを1枚1枚描いたのか!?」と今度は違うショックを受けてしまいました。あまりにもこだわりがすごくて。

 しかも、吹き出しに合わせてボイスもしっかり付いているんです。これはすごい。これならいくらでも観たい!!!!(※実際にこの後もたくさんマンガ調のシーンが出てきます)ニコが可愛すぎたので、筆者は全シーンをスクショしちゃいました(笑)。

 ということで、もっともっと語りたいのはやまやまなのですが、ネタバレになってしまうのでゲームの流れについてはここまでにしておきます。
 
 全体的な感想をまとめると、制作チームのポテンシャルに終始驚かされっぱなしでした。お世辞抜きで、現時点の『ゼンレスゾーンゼロ』という作品に対して、私は非の打ち所がなかったです。強いて言うなら、フレームレートが60fpsまでしかなかったところでしょうか。現状でも十分ではあるのですが、できれば今後120fpsに対応してもらえると嬉しいなぁ……。

 キャラが可愛い、しかも全員。ストーリーも分かりやすい。背景も作り込みがすごい。バトルはあまりにも爽快感がありすぎて中毒になりそうなくらい楽しい。

 特にバトルに関しては、想像以上に軽やかに動き回ることができて、アクションゲームが苦手でも、とりあえずボタンを押していれば敵を倒せることが高ポイントでした。ゲームの腕前は、上手くもなく下手でもない中間くらいだと自負しているのですが、本当に楽しくて仕方がなかった、です。アクションが難しそうだから見送る……という方にも、一度だけでもいいのでバトルを触って、体験してほしいです。

 それにしても、ニコの可愛さが異常でした。PVでも超かわいい!!!! と思ったのですが、ゲーム画面に収まったニコも可愛すぎました。

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 バトルに入る時のモーションがめちゃくちゃ可愛いのでぜひ見てみてください。

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▲ニコはネイルを眺めながら戦闘に入るのですが、なんだか余裕を感じるし、THE女の子という仕草でキュンキュンしっぱなしでした。

 バトルの時は暴れまくってめちゃくちゃカッコイイし、ビリーとの掛け合いが良すぎるし、きっと彼女のことが好きになる人は多いだろうなぁ。

 あ〜! 早くニコのグッズ出ないかなぁ。ゲームをプレイしてますます好きになってしまいましたよ……。

 もちろんニコ以外にも可愛いエージェントがいっぱいいます!

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▲どの子もゲームで動いているところを見ると更に可愛いです。『ゼンゼロ』、可愛い女の子が多くて本当に最高。

 最後に、正式リリース版で追加された新要素である新エリア“ルミナススクエア”と、新陣営・カリュドーンの子についても触れておきます。

新マップ”ルミナススクエア”


 新たにショッピングが楽しめる「ルミナスクエア」が実装。にぎやかなショッピングエリアとなっていて、歩いているだけでも楽しい!

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 こんなバエ写真が撮れるスポットも。困った、歩いているだけで時間が吹き飛びそうです(※褒めています)。

新登場の陣営とメンバー


 新エリー都の郊外を拠点とする新陣営・カリュドーンの子が登場します。

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▲パイパー・ウィール。
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▲ルシアーナ・デ・モンテフィーノ。

もっともっと語らせて!! 『ゼンゼロ』推しポイント3選


 ここからは『ゼンゼロ』の好きなポイントをもう少しだけ語らせてください。たくさんありますが、その中でも特に推したいポイントを3つ選びました!

①音楽がどれも近未来的でカッコイイ

 BGMのお陰で移動するのが楽しいですし、バトル曲もカッコよくてお気に入り。

 一部の曲だけですが、サントラがデジタル配信で出ているのでぜひ聞いてみてください。


②空腹時には刺激的! 食べ物がマジで美味しそう

 本作には、喫茶店、ラーメン屋が登場します。そこで提供される物が本っっっっっっ当に美味しそうなんです。しかも作る時は調理中のムービー付きというこだわりっぷり。

・ラーメン屋“滝湯谷・麺屋錦鯉”

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▲ここで食事をすると規定回数のバトル中に一定のバフを得られます。それにしても、美味しそうだ……。

・喫茶店“COFF CAFE”

 新エリー都でも名の知られたコーヒーチェーン。“マスター・ティン”が、高品質なコーヒーを振る舞ってくれます。

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▲コーヒーを飲むことで回復できたり、バフを得られるコーヒーも。報酬がアップする効果があるものもあるとか。コーヒーのいい香りが漂ってきそう……。
③UIが驚くほどカッコイイ

 筆者はゲームの快適さにUIデザインは絶対的だと思っているので、プレイ前からかなり注目していました。

 そして、ゲームを初めてプレイした時、まずリンのスマホを開いたのですが、その中にあるカテゴリーのデザイン、フォント、色絵選びがあまりにも天才的で、度肝を抜かれることに……。

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 結構ガッシリとしたフォントやデザインですが、『ゼンゼロ』の世界観にとても馴染んでいると思いました。

 以上、どうしてもみなさんにお伝えしたかったポイントでした! 特にUIは、プレイしながらじっくりと観察してもらいたいです。


 先日放送された予告番組(※公式配信番組)内で、本作のゲームデザイナー・yさんが社長さんとお話をされている時、「『楽しさ』の細部まで工夫しました。」「量だけでなく『ゼンレスゾーンゼロ』は一貫して質にフォーカスし、引き続き心動かされる体験をお届けします」とおっしゃっていました。そのお言葉通り、本作は遊ぶことで『楽しさ』の細部の工夫を存分に楽しめるゲームになっている印象です。

 筆者はイラストレーターとしてもお仕事をしているのですが、『ゼンゼロ』をプレイしていると、「私ももっともっとクリエイターとして頑張ろう!」と強く思えました。制作チームが如何にゲームを作ること、モノを作ることが大好きで仕方がない! ということを至るところから感じらえれ、私のモノ作りへの考えの甘さを強く実感したからです。

 本当に、キャラクターの作り、デザイン、バトルの爽快感等がとても丁寧に作り込まれていて、みなさんもその丁寧さな作りに驚かれると思います。ぜひクリエイター系のお仕事をされている方にもプレイしてもらいたいです。プレイすると創作意欲が刺激され、メキメキ意欲が湧いてきます。そして「頑張ろう!」という勇気を貰えます。

 みなさんも、『原神』『スターレイル』とはまた違った現代的、でもどこか未来やレトロ感が混じり合った独特な世界“新エリー都”を、お気に入りのエージェント達と共に暴れまわってみてください!

 最後に改めて『ゼンレスゾーンゼロ』正式リリースおめでとうございます。筆者にとって、サービス開始時から始めるHoYoverseタイトルは『ゼンゼロ』が初めて。とても思い入れのある作品になりそうです。

 さて、私もニコ達を愛でながら新エリー都を駆け回り、ホロウで暴れまくってきます。みなさんもよい『ゼンゼロ』ライフをお送りください!


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