電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は“瓜実”。どんな意味を持つのか、わかるかな?
ヒントは〇〇〇〇。ある顔の形を表現するために使われる言葉だ。
答え
正解は“うりざね”! 瓜実とは、顔の形が瓜の種のように細長くて美しいことを表す言葉なんだ。
“瓜”という漢字はキュウリやメロンなどの瓜類を指していて、“実”は種子を意味する。瓜実顔(うりざねがお)とは、瓜の種のように縦長で細い顔立ちを指しているんだとか。
瓜実顔は、平安時代の文学や絵巻物でも多く描かれており、古典文学の中でも“瓜実顔の美人”として称えられることが多い。この顔立ちは、細くて長い顔、優雅で上品な印象を与えるとされるぞ。
今後も難しい漢字を色々紹介していくから、引き続き、更新をお楽しみに!