『星が果てても君は鳴れ』(著者:長山久竜、イラスト:咲の字。)が、電撃文庫(KADOKAWA)から発売中です。
本作は、第30回電撃小説大賞の“銀賞”受賞作。主人公の自殺を止めるため、未来が視える少女・星宮未幸との奇妙な同棲生活がはじまり……?
第30回電撃小説大賞《銀賞》受賞作。魂が震える『音』の物語。
「見つけてあげるわよ。正しい音色の、奏で方」
他者の影が纏うノイズに侵され、命を絶とうとした俺の前に、突然そいつは現れた。元国民的女優の、星宮未幸。素顔は勝気で、時々猫かぶりで……そして、未来が視える少女。
俺の自殺を止めるため始められた、奇妙な同棲生活。過去の傷を優しく上書きするような日々には、小気味良い音色が鳴り始め――
だけど、俺は何も知らなかったんだ。あいつが走り続けた意味も、その足を止めてしまった理由も、未来に隠したたった一つの悪戯でさえも。
これは、過去と未来を乗り越える別れの青春譚で、そして、悠久の時を超えても響き続ける愛の物語。
・星が果てても君は鳴れ
- 著者:長山久竜
- イラスト:咲の字。
- 発行:電撃文庫(KADOKAWA)
- 発売日:2024年8月9日
- ページ数:312ページ
- 定価:770円(税込)