電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、Ewoud van der Werf、Nils SlijkermanがSteamで配信中の『SCHiM - スキム -』をご紹介します。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
レビュー記事
移動できるのは影の中だけ! タイミングよくジャンプしながら進むアクションアドベンチャー『SCHiM - スキム -』
本作は、影の中に存在する小さな精霊が主人公のアクションアドベンチャー。
ずっと見守ってきた人の影から、ふいに切り離されてしまった主人公の“スキム”は、元の影の中に戻るため旅に出ることになります。
スキムは影の中しか移動できないため、タイミングよくジャンプしながら先へ進んでいく必要があります。
例えば、大きな道路を渡るときには、信号の柱の影から人や車の影へジャンプ! 上手くタイミングを見て、飛び石を渡るように進んでいきましょう。
他にも、ジョギングする人やお散歩中のネコの影に潜んで目的の方向へ連れて行ってもらうなど、プレイヤーの発想力が試されるのが面白いところ。
パッと見ただけでは進めないように思えるところでも、カメラの角度を変えてみると道が拓けることがあります。
シンプルでおしゃれな雰囲気も魅力の作品となっていますので、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
『SCHiM - スキム -』Launch Trailer
『SCHiM - スキム -』とは(Steamストアページより)
小さな精霊となって見守る、何気ない日常の物語。スキムが移動できるのは、ヒトやモノの影のある場所だけ。
影は、太陽が照らす日中の時間帯だけでなく、実は夜にも家の窓や街灯の光などによって出来るんです。夕方には、太陽の位置が変化するため影の長さも変化し、移動できる範囲も広がります。
また、走っている人や車など、動いているものの影を利用して遠くまで行けちゃうことも……?
視点を変えながら活路を探して、影から影へとタイミングよくジャンプしながら進んでいきましょう。
スキムとは
スキムとは、オランダ語で「精霊のようなもの」や「目の端に見えるチラチラしたようなもの」などを意味します。
影から影へ、ぴょんぴょん跳ねて移動する不思議な存在のスキムは、子供の頃には認識できていても、大人になるにつれ見えなくなっていきます。
スキムたちはあらゆる影に存在していて、世界中のすべてのものが1つ持っています。決して本体と離れません。
ある日、ずっと見守ってきた人の影から、ふいに切り離されてしまった1体のスキム。手遅れにならないうちに元の場所へ戻れるのでしょうか?
ステージごとに変わる美しい景色と心地よい音楽、そして日々の小さな物語をスキムと一緒に体験しましょう。
ゲームの特徴
・影から影へと飛び移るアクション
・美しいアニメーション
・ステージごとに変わる景色と小さな物語
・影の精霊スキムの視点で観る世界