『聖剣伝説 VISIONS of MANA』序盤プレイ感想。簡単操作で爽快なアクションと先が気になりすぎるストーリー展開に注目【ヴィジョンズオブマナ】

文：Ak

公開日時：2024年08月14日(水) 22:00

　8月29日発売予定のPS5/PS4/Xbox Series X|S/PC用アクションRPG『聖剣伝説 VISIONS of MANA』の序盤プレビューを掲載します。

　本記事では、本作の序盤を約5～6時間ほどプレイしたプレビュー記事をお届け。基本アクションや序盤ストーリーの魅力について紹介します。

基本アクション：直感的に遊べるバトルシステム！　精霊器がとにかく強くてお手軽【聖剣伝説 VISIONS of MANAプレビュー】

　本作のバトルは、過去シリーズと比べても直感的に気持ちよく遊べるのが特徴。

　□＋△の組み合わせで簡単に連続攻撃ができるほか、R＋各種ボタンで特技（MPを消費）が繰り出せます。SPを消費してド派手な必殺技も使用可能で、MPもSPもフィールド上のツボを壊すと回復できるので、少なくとも序盤のうちは気軽に使用して大丈夫です。

　さらにキャラクター＋精霊器の組み合わせによってクラスが決定し、戦い方がかなり変化。習得できる特技は別クラスでも使用できるので、複数のクラスを育てる楽しさが味わえます。

　クラスはどれも異なる強みがあるので、見た目で選ぶのもよさそうですね。ただし装備できる武器はクラスによって決まるので、序盤はあるていどクラスを絞って育成するのがいいかも？

　通常攻撃や特技のほかに、精霊器による攻撃も強力。MPやSPを消費しないので、気軽に使用できるのが最大の強みです。

　敵を吹き飛ばしたり、時間を遅くする結界を発生させたりと、精霊器の能力はどれも個性的で有用。とくに水の精霊器“ウンディーネボトル”は広範囲にダメージを与えられるので強力です。ザコ戦などでは、精霊器による攻撃だけでバトルが終わることも！

序盤ストーリー：マナの御子をテーマにしたストーリーは少し不穏ながらも先が気になる展開【聖剣伝説 VISIONS of MANAプレビュー】

　本作では、“マナの御子”と呼ばれる存在が物語のカギを握ります。

　“マナの御子”が“マナの樹”に自らの魂を捧げることで、マナの循環を守るという世界。”マナの御子”を守る役目を持つ”魂の守り人”であるヴァルと、火の御子であるヒナが旅立つシーンから、序盤のストーリーは始まります。

　そうして旅を続けて、別の“マナの御子”と合流しながら“マナの樹”を目指すのが、序盤のストーリーの流れ。ストーリーの流れは比較的シンプルで分かりやすいです。

　作中では名誉ある役目として扱われていますが、プレイヤーの感覚からすると“マナの御子”とはつまり生贄のようなもの。そのため、序盤はヒロインや仲間を生贄に捧げようとするストーリーの流れが少々怖かったりします。世界の常識が少しズレている感覚は、ファンタジーでありながら少し近未来SFのような感覚もありますね。

　作中にはそんな世界の常識に違和感を持つキャラクターも登場。主人公とヒロインも必ずしも別れを受け入れているわけではなく……そんな世界と主人公たちがどう向き合うかが、本作の重要なカギをにぎっていそうですね。先が気になる展開で、ストーリーを読み進めたくなります！

　そんな感じで、簡単操作＆爽快アクションと、先が気になるストーリーが楽しめる本作。序盤だけでも、王道RPGとしての魅力を味わうことができました。なお、発売直前にはもっと本格的に遊んでからのレビュー記事も掲載予定なので、そちらもお楽しみに！

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