大人気VTuberグループ“ホロライブ”の0期生であるAZKiさん。上品な“歌のお姉さん”のイメージもある彼女ですが、近年は活躍の幅をファンも瞠目する方向で広げられています。
「右手にマイク、左手に地図」という新しい挨拶が定着するとともに“地図の人”の要素が強まってきた彼女が、8月20日に一部の人が腰を抜かす同時視聴の予定をポストしました。
「右手にマイク、左手に地図」という新しい挨拶が定着するとともに“地図の人”の要素が強まってきた彼女が、8月20日に一部の人が腰を抜かす同時視聴の予定をポストしました。
【#あずきんち メン限配信のお知らせ】
— AZKi (@AZKi_VDiVA) August 20, 2024
本日🕙22:00(JST)~
📺メン限で同時視聴📺
メーデー!:航空機事故の真実と真相
「ローガンエアー6780便」を見よう!
配信場所▶https://t.co/D4Tdg93Kdf
「ナショナル ジオグラフィックTV」公式チャンネルの
Youtubeにて公開されているものを見ます!👀 pic.twitter.com/9YIh2OFEXu
ホロライブ公式サイトに乗っている公式プロフィールは「時間や場所、空間を飛び越えて出会う輝いた才能と一緒に、新しい世界を創るために転生した仮想世界の伴走する歌姫」。そう、AZKiさんと言えば、やはり“歌”です。
最近アップされたこの歌動画(?)などは、聴き始めれば美しい歌声のリピートと共に1時間があっという間に過ぎていくことでしょう。
最近アップされたこの歌動画(?)などは、聴き始めれば美しい歌声のリピートと共に1時間があっという間に過ぎていくことでしょう。
ただ近年は地図上の場所を当てるゲーム『GeoGuessr』の配信でブレイクして以降、“地図の人”としての色合いを強めてきました。もともと「地理が好き」だったという知識量はかなりのもので、その“ゲス能力”の高さでしばしば視聴者を驚かせてきました。
ほとんどのホロライブメンバーが苦戦する47都道県を埋めるクイズなども、彼女にかかるとタイピングスピードを勝負するRTAでしかありません。
ほとんどのホロライブメンバーが苦戦する47都道県を埋めるクイズなども、彼女にかかるとタイピングスピードを勝負するRTAでしかありません。
ただまあ、ここまではちょっと個性的ではあるけれど、単純に学生時代からしっかり勉強してきて、旅行とかも好きな人なんだなという印象の範囲内じゃないですか。凄いな、かっこいいなという感想は出てきますが、腰を抜かすことはありませんでした。
ただ、最近のAZKiさんは、そうした想像の範囲にある枠を段々と飛び越えてきているように感じさせています。
まず驚かされたのは2024年1月25日に行われた『Mini Tokyo 3Dマップ』を使った生配信です。
これは平たく言うと、東京近郊の公共交通機関の運行状況をリアルタイムに表示する3Dデジタルマップです。それを見ながら、AZKiさんがしゃべるという内容です。
「おウチへ帰っていますか?」というAZKiさんの優しげな声とともに始まったこの配信。「ゲームではありません」「案件でも何でもありません。最近このサイトを見つけて、『待って面白くないか?』、『面白過ぎる』、『一生見ていられる。みんなと分かち合わなくては』と思った」とのこと。
「眺める配信です」と言うように、まさに地図を眺めて話していくだけの配信なんですが、1万人以上が配信へ集まってきて「この道ができたことで木更津は〜」みたいに語り合って穏やかに過ごす、何とも言えない時間になりました。
「おウチへ帰っていますか?」というAZKiさんの優しげな声とともに始まったこの配信。「ゲームではありません」「案件でも何でもありません。最近このサイトを見つけて、『待って面白くないか?』、『面白過ぎる』、『一生見ていられる。みんなと分かち合わなくては』と思った」とのこと。
「眺める配信です」と言うように、まさに地図を眺めて話していくだけの配信なんですが、1万人以上が配信へ集まってきて「この道ができたことで木更津は〜」みたいに語り合って穏やかに過ごす、何とも言えない時間になりました。
2月5日には続編(?)もあり、雪の日だったこのときは雪だるま姿でのAZKiさんが登場。
もはや絵面に美少女要素までなくなってしまいましたが、「お、秩父29号、もう少しで到着だ」みたいな話を続けて、3時間近くが過ぎていきます。
話題の引き出しの多さ、情報への精通具合もさることながら、コメント欄に集まった人たちから寄せられる言葉を的確にピックしてゆったり広げていく流れが心地よかったりするわけです。
話題の引き出しの多さ、情報への精通具合もさることながら、コメント欄に集まった人たちから寄せられる言葉を的確にピックしてゆったり広げていく流れが心地よかったりするわけです。
駅の情報、電車の話題って身近なことなので、それをこうやって楽しそうに配信してもらえると、普通に面白いですよね。そんな極端にマニアックな話をするわけでもないので、特別に鉄道が好きとかでなくとも普通に楽しめると思います。というか、私はかなり楽しめました。
そして極めつけは8月19日に行われた『Flightradar24』を使った配信です。
これまた航空機を題材にしたシミュレーションゲーム……などではなく、航空機の運行情報をマップに表示するというもの。これをまたしても「眺めるだけ」と言いながら楽しそうに喋り続ける配信が深夜まで続きました。
4時間近くにわたって配信は2024年に入ってさらに配信者としてスキルアップしているAZKiさんの凄さを感じることができる配信でもあります。
そして、『メーデー!:航空機事故の真実と真相』です。
このシリーズは『ナショナルジオグラフィック』が制作している航空機事故とその原因究明に特化したドキュメンタリーシリーズ。題材が航空機事故というシリアスな事態であることに加え、「ヒューマンエラーはなぜ起こるのか」、「組織が冒しがちなミスとは」といった普遍的なテーマに通ずる問題がしばしば出てくる非常に硬派なシリーズです。
日本でも根強いファンがおり、彼らはインターネット黎明期に“メーデー民”と言われる独特の文化を形成しています。そんな人々にとっても、「ホロライブがメーデー!?」というのは衝撃的だったようで、AZKiさんの立てた同時視聴の配信枠に放送が始まるずっと前から続々と集結。次々とメンバーに加入したり、メンバーシップギフトを受けとるなどして、“メーデー民”から“開拓者(AZKiさんのファン)”にジョブチェンジしていました。
同時視聴対象が有料チャンネルではなくYouTubeで観られるという気安さもあるので、ここまで読んでAZKiさんのことが気になった方は、この機に“開拓者体験”を始めてみてもいいかもしれません。こちらからどうぞ。
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