アトラスより10月11日発売予定のPS5/PS4/Xbox Series X|S/PC(Windows、Steam)用新作RPG『メタファー:リファンタジオ』の最新情報をお届けします。
本作は、忌み嫌われる少数種族“エルダ族”の少年を主人公に、ユークロニア連合王国の王位争奪戦にまつわる物語を描くRPG。「期限までに民衆の支持を一番集めた者が次の王になれる」という“選挙魔法”の発動により、国民のだれもが王の候補者になれるという前代未聞の動乱のなか、主人公は過酷な運命の渦に巻き込まれていきます。
今回は、物語のキーワードに加えて、国王の座を狙う候補者たちや主人公を支持するフォロワー(支援者)の情報を、イラストとともに紹介しましょう。
『メタファー:リファンタジオ』最新のキーワード&登場キャラクター紹介
キーワード:王権競技会
選挙の経験がない連合国民にとって、民衆の支持を集めることは決して容易なことではない。そこで、国教である惺教の大司教であり、国の重鎮であるフォーデンが、民衆の支持率を集めるための力を見せる場として“王権競技会”の開催を宣言する。
この“王権競技会”は、王の候補に名乗り出た者たちが、連合国の主要都市を回り、与えられた過酷な課題を突破していくその姿を国民に示すものだ。
第一の目的地、海洋都市ブライハーヴェンで候補者たちに課されるのは各々が狩った怪物の首の大きさを競う“勇者品評会”。それを突破した者は次の都市、山岳都市アルタベリーに向かい、次のお題に挑むこととなり、そして最終的に王都グラン・トラドに戻ってくるのだ。
玉座を狙う候補者たち
ギド CV: 川原慶久
「私の出馬は、猊下を支えんがため。玉座などは望みません」
フォーデンの護衛責任者であり、惺教府による護教のための武装組織“僧兵団”を率いる武人。ギド自身は選挙戦でフォーデンを支えるべく出馬しており、王になるつもりはないようだが、穢れたエルダ族の主人公の登場は快く思っていないようだ。
グローデル CV:村田太志
「必要なのは、力だ!」
「必要なのは、力だ!」
“黒犬(くろいぬ)のグローデル”の異名を持つ彼は、ルイの部下でありながら、成り上がりを掲げて選挙に出馬するというかなり野心の高い人物。事あるごとに敵意をむき出しにする彼は、この先厄介な存在となっていくかもしれない。
ミロ CV:柳田淳一
「僕が王になったら、全ての美しくない者から貴族の肩書を剥奪しよう! この国は、世界一美しい王の治める国になる!」
「僕が王になったら、全ての美しくない者から貴族の肩書を剥奪しよう! この国は、世界一美しい王の治める国になる!」
「美しくない者は爵位を剥奪」を掲げる美の伝道師、イシュキア族のミロ。彼の周囲では、常に彼を称えるための黄色い悲鳴が響いている。
ラブレス CV:天﨑滉平
「オレが王になったら、歓楽街を100倍に増やすぜ! 酒はタダ! 年がら年中飲み放題だ!」
「オレが王になったら、歓楽街を100倍に増やすぜ! 酒はタダ! 年がら年中飲み放題だ!」
「酒代、永久無料!」を掲げる酒場の三男坊。享楽的なパリパス族のラブレスの公約には、国の未来も考えず、思わず賛同してしまう人も。
ルドルフ CV:マフィア梶田
「力とは、軍事力だ! 私が王になったあかつきには、ルサント族を頂点とする統一国家を打ち立ててみせる!」
「力とは、軍事力だ! 私が王になったあかつきには、ルサント族を頂点とする統一国家を打ち立ててみせる!」
ルサント族による軍事国家の樹立を掲げる血の気の多い候補者の一人。ルサント族の支配力向上を訴える彼の元には、主流派のクレマール族に対する鬱屈した感情を持つ者たちの支持が集まっているようだ。
リナ CV:磯村知美
「王様になって、みんなに鎧戦車を買ってもらうの! そうすれば、うちのカイデン工房は大儲けよ!!!」
「王様になって、みんなに鎧戦車を買ってもらうの! そうすれば、うちのカイデン工房は大儲けよ!!!」
実家の鎧戦車工場の宣伝のために出馬した、“カイデン工房”の一人娘でユージフ族のリナ。技師の間ではカイデン工房の部品の評価は高く、特注機の“カイデン試製特型鎧戦車”は、小型ながら驚くべき速度を誇る。
このほかにも、多彩なライバルの候補者たちが乱立し、『王権競技会』はお祭りのような様相を呈していく。彼らとどのように対峙するのか、そして王権協議会の行く末は…?
ロジャー CV:石谷春貴
「この国は宗教や法で縛られ過ぎている…この国に足りないのは、自由だ!!」
税も法律も宗教ない真に自由な国を掲げ、自分の正しさを信じて突き進むクレマール族の青年ロジャー。
ゴダード CV:藤沼健人
「若者に課税を! 老人に富を!! 年老い、働けなくなった者たちを、この手ですくってみせる…!」
老人の優遇を掲げ、若者の課税を掲げる、高齢者代表のローグ族の解体屋のゴダード。
主人公を支える“フォロワー”
“王権競技会”に参加する主人公たちの前には、多数のライバルが立ちはだかる一方、選挙活動を後押ししてくれる心強い味方もいる。主人公は旅の途中で、様々な困りごとを抱えた人たちと出会う。彼らの話に耳を傾け、力になることで、主人公の強力な支援者となってくれることがあるのだ。
ストロールやヒュルケンベルグといった共に旅をする仲間たちだけでなく、戦いに直接参加こそしないが、様々なサポートをしてくれる個性的な支援者たちとも旅の中で出会うこととなる。そして、今作の支援者との交流の特徴は、なんといっても実際に戦闘で活躍する強力なアーキタイプを獲得できることだ。
ベルギッタ CV:日笠陽子
「私の名はベルギッタ。この店と、魔道器の商いを仕切っている」
「私の名はベルギッタ。この店と、魔道器の商いを仕切っている」
都で魔道器屋を開いているローグ族の支援者。主人公がエルダ族であることに目をつけ、力を試すクエストを依頼してくる彼女が支援者となると、戦闘での報酬が増える“ディーラー”のアーキタイプに覚醒できる。また、エルダ族では利用できなかった、王都の“魔道器屋”も使えるようになるなどのサポートを得られるようになる。
マリア CV:石川由依
「じゃあ、王さまになるために行くの? すごい…マリア、ぜったいおうえんするね!」
「じゃあ、王さまになるために行くの? すごい…マリア、ぜったいおうえんするね!」
王都で滞在する宿屋“蜜蜂のささやき亭”に住む少女。親と離れ、ローグ族とイシュキア族の混血という生まれのために友達がいない彼女は、主人公たちが旅先で出会う土産話を心待ちにしている。彼女の寂しさを癒すことができれば、心強い支援者となるだろう。マリアとの絆は、主人公に癒しと浄化に特化した“ヒーラー”のアーキタイプを覚醒させる。
バードン CV:浜田賢二
「有難い! 誰もが競技会に夢中な今、こんな面倒な依頼を、引き受けて下さるか…!」
「有難い! 誰もが競技会に夢中な今、こんな面倒な依頼を、引き受けて下さるか…!」
王都を発った主人公たちが最初に着く街、マルティラで警備隊長を務めるルサント族の支援者。朴訥で不器用だがどこか憎めない真面目な彼は、街で起こった事件の解決後、新たな問題に直面する。彼との絆は、戦の流れを自在に操る“コマンダー”のアーキタイプを主人公に目覚めさせる。
アロンゾ CV:田丸篤志
「フフ、面白い冗談だ。困ったときはお互い様ってだけさ」
「フフ、面白い冗談だ。困ったときはお互い様ってだけさ」
どこか掴みどころのない謎多きニディア族の青年。情報収集能力と他人を欺く才能に長ける彼は、一味違った支援者となって主人公の旅を支えてくれる。彼との絆を深めることができれば、難敵を攻略する切り札に使える“フェイカー”を覚醒する。
キャゼリナ CV:ファイルーズあい
「マジで知らない? アタシ、“賞金稼ぎ”のキャゼリナ」
「マジで知らない? アタシ、“賞金稼ぎ”のキャゼリナ」
主人公の支援者の一人でありながら、パリパス族という下に見られがちな種族のため、「金持ちを賞金首に!」の公約を掲げて立ち上がる次期国王候補者の一人。賞金稼ぎである彼女と結ぶ絆からは、必殺の一撃を繰り出す“モンク”のアーキタイプを覚醒することができる。選挙戦を共に戦うライバルでありながら、互いの絆を深められるキャゼリナは、他の支援者とは一風変わった関係を築くこととなるだろう。