千葉県・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2024(TGS2024)。スクウェア・エニックスが放送する番組“狩野英孝のクリティカノヒット 東京ゲームショウ2024特別編”で、新作タイトルHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のプレイが行われました。
番組にはスペシャルゲストとして『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親である堀井雄二さんが出演しました。
東京ゲームショウでは序盤を試遊可能。性格診断を作るのに1カ月かかった!?
最初はおなじみの性格診断から始まります。この選択肢によって、主人公のパラメータが変化します。堀井雄二さんいわく、性格診断には1カ月ほど時間がかかったという裏話を聞くことができました。
アリアハンの城に行く際、母親につられ城の前に行くのですが、動けるようになったのち、後ろにいる母親に話すと、城に行かないで家に戻るかどうかという選択肢を確認。いかないという選択肢を選ぶと、何度か確認される場面も。狩野は2回行かないを選択したあとに、城に行く選択をしていましたが、もし城に行かないを最後まで選んだら……。
街の入り口にはシスターがおり、セーブも楽にできるようになっています。なお、ルーラで飛んですぐにセーブしたい場合にかなりいい感じになっていそうです。
東京ゲームショウでは序盤を試遊できますので、ぜひ性格診断やキャラ作成、バトルの雰囲気などを体験してみてはいかがでしょうか。
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のピラミッドが初公開
そして、番組後半では世界初公開となるピラミッドをプレイ。ダンジョンではミニマップも出ていることおり、探索しやすくなっていました。
ピラミッドのモンスターも登場し、特技や魔法を使ってバトルを進めていきます。
オリジナル版でも難易度の高いピラミッド。出現するモンスターも非常に強い様子が確認できました。番組ではピラミッド初戦闘で、棺桶状態になってしまったキャラが2人も……。プレイの際は育成しつつ、道具をしっかりもっていかないと危険そうです。
そして、原作にもあったピラミッドの落とし穴の罠。狩野さんが見事にハマってしまう様子を確認できました。探索の際は罠にも注意しましょう。
なお、堀井さんいわく、マミーの呼ぶ仲間がくさったしたいという設定はかなり考えたとのこと。
そして、初戦闘でやられかけたエンカウントが……。今回は魔法を駆使して、危なげなく勝つことができていました。本作は敵が強いため、油断をすると全滅しかねないため、考えながら戦った方がいいといったことを堀井さんが話していました。
HD-2D版では、メニューにおもいでが実装されています。ピラミッドには進むために必要な仕掛けもあるため、ヒントをくれる街の人からの会話をこのおもいでに登録することで、攻略しやすくなっているようです。
また、ピラミッドにはボスも存在しているとのこと。番組では確認できませんでしたが、かなりの強敵だったようです。
さらに、ピラミッドの地下にあるおうごんのつめの存在も! オリジナル版にもありましたが、これをとったあと……。HD-2D版でも、演出や会話など進化しているようで、どうなるかまでは確認できませんでしたが、なかなか大変な目にあいそうな感じがしましたね……。
今回HD-2D版の『ドラゴンクエストIII』が発売されるわけですが、『ドラゴンクエストI』と『ドラゴンクエストII』も発表されています。時代的にはIII⇒I⇒IIとなるわけですが、驚きがほしいということで、順番にプレイすると何かがあるようなことも堀井さんから明かされました。
今後ロト3部作が楽しみですね。
“東京ゲームショウ2024”開催概要
- 会場:千葉県・幕張メッセ(展示ホール1~11、国際会議場、イベントホール)
- 2024年9月26日(木):ビジネスデイ10:00~17:00
- 2024年9月27日(金):ビジネスデイ10:00~17:00
- 2024年9月28日(土):一般公開日10:00~17:00
- 2024年9月29日(日):一般公開日9:30~16:30