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【AoEモバイル】マルチプレイヤー戦争ストラテジーゲーム『エイジ・オブ・エンパイア モバイル』プレイレビュー。『エイジ・オブ・エンパイア』のシステムを踏襲しつつ、モバイルゲーム向けに開発されたゲーム性と操作性に注目!

文:電撃オンライン

公開日時:

 Level Infiniteより、iOS/Android用アプリ『エイジ・オブ・エンパイア モバイル(AoEモバイル)』が、10月17日に正式リリースを迎えます。

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 それに先駆け、本作の最終テストがクローズドで行われ、正式リリース前に本作に触れられる機会をいただきました。そこで本記事では、『AoEモバイル』の紹介を含めたプレイレビューをお届けします。

『エイジ・オブ・エンパイア』と『エイジ・オブ・エンパイアモバイル』とは?


 Microsoft社が開発した『エイジ・オブ・エンパイア(AoE)』は、1997年にリリースされたリアルタイムストラテジーゲーム(RTS)です。世界各国の歴史ある文明のなかから1つを選択し、ほかのプレイヤーやCPUが発展させた文明と1つのマップで戦うといった作品です。

 村人を派遣して資源を採集、施設を建設して村を発展、兵士を募り攻城兵器などのユニットを生産して敵城を攻略するなど、『AoE』ならではのシステムとゲーム性で人気を博し、20年以上にわたり5,000万人以上のPCゲーマーに愛されてきました。

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 その『AoE』の継承作となる、『AoEモバイル』は、Level InfiniteがMicrosoftから正規ライセンスを取得し、監修のもとで開発されました。ジャンルは“マルチプレイヤー戦争ストラテジーゲーム”。おなじみのプレイ要素がしっかりと踏襲されている一方、『AoEモバイル』ならではの独自コンテンツにより、中世期の多彩な文明や没入感たっぷりの戦争を、より一層楽しむことができます。

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 『AoEモバイル』では、過去の『AoE』シリーズと大きく違う点が2つあります。リアルタイムで都市建築や戦争を行っていくのは同様ですが、各サーバーごとに1つの広大なマップが用意されおり、最大1,000人のプレイヤーが同時に戦闘可能! 本格的なマルチプレイから、カジュアルにワチャワチャな戦闘が楽しめるイベントを用意しています。

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 過去の『AoE』シリーズですと数時間かけて1戦を行うイメージがあると思われますが、本作ではモバイルゲームらしく時間をかけて育成を行い、部隊を編制して広大なマップを進軍させていくといった流れです。システムとしてはなじみ深い要素がありつつ、モバイルゲーム向けに作られた『AoE』といった印象を受けました。


ワンタップでガンガン村を発展!


 本作では、村を建築し内政を行うモードと、広大なマップを開いて部隊を進軍させるモードを切り替えながらゲームを進めていきます。ゲームの序盤では、“村の中心”と呼ばれる施設を建築し、続けて伐採場や鉱山といった資源を採集する施設を建築します。

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 各施設にはレベルの概念が存在し、資源の生産量を上げられるほか、村の中心のレベルを上げると新たな施設が建築できるようになり、文明も進化してできることも増えていきます。自分の村が町となり都市となる過程を見るのは、RTSのだいご味の1つとして楽しめました。

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 建築もレベル上げも、対象の施設をタップすればすぐに行えます。建築のレベルアップに必要な前提条件がある時、前提建築をガイドしてくれるため、基本的に迷うことはありませんでした。

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 また、建築する場所や施設そのものを移動させることは可能ですが、基本的に自動で建築する場所を指定してくれるため、サクサクと村を発展させていくことができます。

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 村の発展要素としてもう1つ重要となるのが“技術開発”です。技術には“戦争系”と“経済計”の2種類があり、ツリー上の技術を習得してバフを得ることができます。各技術を習得するのに時間が必要なため、施設建築と並行して行うようです。

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▲シリーズおなじみの村人たちは、各施設派遣するこで建築時間の短縮や採集の手伝いをしてくれます。
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▲兵を募り兵士たちを強化するのも、各施設で行います。

都市スタイルの選択


 本作では、用意された複数の都市スタイルのなかから1つを選択する場面が訪れます。いわゆる文明の選択にあたるのですが、都市スタイルによって建築や陛下などに特別なバフがかかるほか、その都市スタイルでしか徴兵できない特別な兵科が存在します。


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 また、各都市スタイルによって建造物や兵士の見た目が大きく変わるのもポイントです。ディテールは非常にこだわって作られているとのことで、各文明ごとの美しく緻密に描かれた中世の建築美を存分に堪能できます。

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 ちなみに、最終テストではローマ式、中国式、フランク式、ビサティン式の4つから選択できたのですが、リリース版では日本式が選択可能です。

歴史上の英雄40人以上が集結! 自分だけの英雄部隊を編成せよ!

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 本作では、異なる文明から集まった伝説の英雄が40名以上登場。その英雄から3人を選び、夢の1部隊を編成することができます。登場する英雄は、関羽、ジャンヌ・ダルク、レオニダス一世、カエサルなど馴染みの顔ぶれに加え、日本の英雄たちも集結! 本リリース時には、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、宮本武蔵が参戦します。

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▲英雄ごとに兵科が割り振られているほか、特徴的なユニークスキルが用意されています。
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▲レベル、スキル強化、防具を鍛造して装備など、育成要素も豊富です。

部隊編成について

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 所持している英雄3人と兵士を選択して1部隊を編成します。戦闘中、1番前に編成した英雄のスキル(主将スキル)が発動できるので、強力なスキルを持つ英雄を主将に選ぶのが重要そうです。

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▲同じ兵科の英雄と兵士を選択することで、編成ボーナスが発生して部隊が強化されます。

本作のガチャ要素となる“英雄召集”

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 ガチャについても触れておきましょう。最終テストでは“英雄召集”と呼ばれる2種類のガチャが用意されていましたが、メインとなるのは“伝説顕現”です。

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 排出されるのは部隊に編成できる英雄をはじめ、英雄たちの特殊能力を解放するために必要な“英雄の勲章”、建築や技術開発の時間を短縮するアイテム、資材などが排出されます。

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▲最高レアリティのUR英雄を入手すると、特殊なムービーが流れる仕様になっています。美麗なグラフィックと登場演出は必見!

リアルタイムで複数部隊を操作し、同盟員とともに進軍せよ!


 本作では同盟に入って同盟メンバーとともに広大なマップを進軍して王城を目指し、争奪戦を制して王を目指すといったゲーム性です。村の開発中に画面左下にある地図のマークをワンタップすれば、すぐさま広大なマップを表示して、部隊を操作するモードに切り替わります。

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 このモードでは、最大5つの部隊を指揮し、マップ上にいる敵部隊や資源に自部隊を向かわせることができます。こちらもやり方は簡単で、マップ上に表示された対象をワンタップして、向かわせたい部隊を選択するだけです。部隊そのものはスワイプで自由に移動させることも可能です。

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▲部隊を資源に向かわせれば、自動で採集をしてくれます。採集工房を建築し、
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▲マップ上に駐留している部隊と戦い、報酬を得ることも可能です。

同盟について


 ゲームを進行していくと、同盟に入り領土を拡大してくことを説明されます。

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 同盟メンバーと協力して領土を増やしていき、時には攻城戦を行いながらマップ中央を目指します。

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▲同盟が領土にしたエリアに、自身の城塞を移転させることができるようです。

 全体マップを開くと、各同盟が中央の王城に向かうように領土を拡大している様子が見られました。一週間ほどあったテストの最終日でこのような状態だったので、リリース版でも時間をかけて進軍していくのではないかと思われます。

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 今回体験するまでには至れなかったのですが、大規模な同盟戦では、世界中のプレイヤーがリアルタイムで戦争を行います。変化し続ける戦局とインタラクション可能な立体城塞によって、極めてリアルな古代戦場を味わえるようです。

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▲同盟員と協力して、敵城塞を攻めるといったこともできるようです。

英雄部隊の活躍の場は多彩!

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 本作ではメインとなる同盟戦以外にも、イベントで行う大規模戦や、英雄部隊を使用した各種コンテンツが非常に充実しております。なかでも、以下で紹介する3つのコンテンツが常設されており、育成する期間もプレイヤー飽きさせない施策を取り入れてました。

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海島の戦略

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 ステージを攻略していくコンテンツで、各ステージごとに部隊を配置し、準備が完了したらオートで戦闘が進んでいきます。

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 相性のいい兵科の部隊と戦闘させるように配置するのがコツで、攻略に失敗したら部隊や育成状況を見直して再度挑戦するといった、育成の指標としても使えそうです。また、各ステージごとに資材などの報酬も獲得できるので、手すきになったタイミングで遊ぶにはちょうどいいと思えました。

至高競技場

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 1対1の対人コンテンツで、敵の用意した防衛部隊とオート戦闘を行います。勝利するこで順位が上がっていき報酬を得られるのが魅力です。ほかのプレイヤーに挑戦されることもあり、自身も防衛部隊を編成して迎え撃ちます。

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帝国軍演習

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 こちらは海島の戦略よりも実戦に近い戦闘を楽しめるコンテンツで、スキル発動や移動など、直接部隊を操作して各ステージを攻略していきます。もちろん、オート機能で部隊を動かすことも可能です。戦闘を行うステージを攻略すると、部隊に効果を発揮するバフ(戦利品)を選んで得ることができます。

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 海島の戦略と違う点としてはほかにもあり、ステージを攻略すると次に進むマス(ステージ)を選択することが可能です。なかには兵士を補給するマスや、出撃できる部隊の上限数を増やすマスがあり、戦闘をするか補給をするかを選択するのが攻略のカギになってきます。

 本記事で紹介できなかった育成要素も山ほどあり、実際にプレイだけでは全容を掴めないほどにさまざまなコンテンツが用意されていました。操作自体はスマホ向けにシンプルになっていると感じられましたが、やり込みと奥深さは底が見えないといった感想です。ぜひシリーズ経験者も『AoE』に触れたことがない方も、『AoEモバイル』のRTSを堪能してみていただきたいと思います。

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