三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ……」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります!
さて、幼少期、とくに小学生から高校生にかけて男子なら一度は興味が惹かれる、謎の魔力を持ったホビー“トレーディングカードゲーム(以下、TCG)”。あの頃に夢中で遊んだ僕たち、私たちの大切なカードたちは思い出とともに永遠に胸に刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ……」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります!
さて、幼少期、とくに小学生から高校生にかけて男子なら一度は興味が惹かれる、謎の魔力を持ったホビー“トレーディングカードゲーム(以下、TCG)”。あの頃に夢中で遊んだ僕たち、私たちの大切なカードたちは思い出とともに永遠に胸に刻まれるもの。
そんな誰しもがハマってしまった経験があるだろうTCGというジャンルからいろいろな昔話をお届け。本稿では『遊戯王』から“究極完全態・グレート・モス”と“ホーリー・ナイト・ドラゴン”の思い出を語っていきます。
リアルな激レアプロモカード“究極完全態・グレート・モス”&“ホーリー・ナイト・ドラゴン”【遊戯王 アーリーデイズコレクション】
2025年2月27日に発売が決定したNintendo Switch・Steam向けゲーム『遊戯王 アーリーデイズコレクション』にて、初回生産限定特典にクォーターセンチュリーシークレットレア仕様の“究極完全態・グレート・モス”と“ホーリー・ナイト・ドラゴン”が収録されることが発表されましたね。
ソフト1本につき、どちらか1枚が手に入るということで、大きく話題になっています。でも、現代の若い『遊戯王』ファンからすれば、どうしてこの2枚が話題になっているのか、人気なのかがわからないと思います。
ソフト1本につき、どちらか1枚が手に入るということで、大きく話題になっています。でも、現代の若い『遊戯王』ファンからすれば、どうしてこの2枚が話題になっているのか、人気なのかがわからないと思います。
何せ効果はすっごく弱いですし、元のカードがとても古いものなので、「なんでみんな欲しがっているんだろう」と感じる人がいるのも理解できます。
でも、私を含めた初代『遊戯王』やゲームボーイでとあるソフトを遊んでいたデュエリストには、憧れのカードなんです。
まずこのカードたちについてですが、どちらも特典として封入されていたもので、最初はパックからは入手できなかったんです。(のちに入手手段は増えますが)
しかもレアリティはシークレットですっごい光り方をしているともなれば、当時の子どもたちは欲しくなるというもの。
けど、問題はその入手方法です。このカードたちは、1999年7月8日に発売されたゲームボーイソフト『遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記』に入っていたんです。
ここで「なら買えば手に入るプロモじゃん」と思った方は若い人です。昔はそんなに甘い仕様じゃなかったんですよ……。
特典のカードはグレート・モスを含めた全10種。そこからランダムに3枚が封入されていました。しかも、レアリティがシークレットという当時の頂点だったわけです。ですが、そこも含めてマジもんのレアカード、といった印象がありました。
ちなみにグレート・モスやホーリー・ナイト・ドラゴン以外の収録には、ハーピィの羽根箒や死のデッキ破壊ウイルスもあったので、プレイヤーとしてはこっちを求める人もいました。
ですが月日が経ち、あの頃に『遊戯王』を愛していたデュエリストたちが大人へとなった今、「欲しい!」となった人たちが買い求め、どんどんコレクションとしての価値が上がっているわけです。
なので、カードの状態によっては目玉が飛び出る値段となっているのが、“究極完全態・グレート・モス”と“ホーリー・ナイト・ドラゴン”なんです。
欲しいけど、手がでないなんて人も多いこの2枚のカードが、25周年を祝った特別なレアリティで、過去のゲームと同じく特典になるというのですから、「そりゃ話題になるわな」と。
現代の最高レア度といっても過言ではないクォーターセンチュリーシークレットレア仕様となった2枚、私も是非とも手に入れたいですね。