【東京ゲームダンジョン6】気になるインディーゲーム10選。『ガンナーちゃん!』『超増税都市』などアクションゲームや街づくりローグライトゲームといったタイトルがずらり【電撃インディー#821】

文：電撃オンライン

公開日時：2024年10月28日(月) 06:30

最終更新：2024年10月28日(月) 06:33

　10月27日に開催されたインディーゲームの展示会“東京ゲームダンジョン6”。約170の団体が出展し、工夫を凝らしたオリジナリティあふれるさまざまなゲームが展示されていました。その中からとくに気になったタイトルを紹介します。

　東京ゲームダンジョンは国内の個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲーム（インディーゲーム）の展示会です。

　出展者は手頃な料金と充実した設備で、自作ゲームの魅力を来場者に伝えることができ、来場者は会場でゲームを試遊・購入したり、開発者と交流したりできます。

　なお、電撃オンラインでは尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます！

電撃インディーの特集ページはこちら

ガンナーちゃん!（kidoブース）

　『ガンナーちゃん!』は攻略する度にマップが異なるローグライク形式を採用した見下ろし型の2.5Dガンアクションゲーム。

　さまざまな特性を持っている銃を拾って場面に応じた使い分けが重要に。ロックオンすれば自動で敵にエイムするので操作は簡単。近距離用のビームナイフもあるので、ガンアクションながらも銃を多用しない一風変わった立ち回りも可能です。

　激しい敵の攻撃は無敵になれるダッシュをうまく活用して切り抜けましょう

ZAKO NO AHIRU（FUファイターズブース）

　『ZAKO NO AHIRU』はおもちゃのアヒルを操作して頂上を目指すアクションゲーム。冒頭の言葉通り、プレイ中に「登ってみなよ、ざ～こ♡」といった風に、メスガキが罵ってくるところが特徴となっています。

　ゲームとしても高難度な登山ゲームのおもしろさがありつつ、おもちゃのアヒルだけがもつ独特な挙動が採用されているので、ほかの作品とは違ったテイストです。高難度のゲームをプレイしてメスガキに罵られるのは一部の方にとってはご褒美？

キメキャワ♥限界ビートちゃん!!（Team Kimekyawaブース）

　『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』はフルーツとモンスターをタイミングよくつぶしていくリズムゲームです。工場で働くビートちゃんは目の下にクマがあったり、絶望的な表情で仕事をしていたりと、いかにも限界なことがわかります。

　しかし、お給料をもらうために働かなければなりません。フルーツが流れてくるときもあれば、モンスターが流れてくるメルヘンチックな場面も。モンスターをつぶしているときはいかにもノリノリな表情。またフルーツをつぶすことになれば限界な表情に戻ります。このギャップもたまりません。

Skateboard Knight（Maroru Gamesブース）

　いかにも中世っぽい雰囲気なのにスケボーに乗って冒険が楽しめる『Skateboard Knight』。コースの上下移動だけ手動で攻撃は自動で行ってくれる簡単操作のアクションRPGです。

　レベルを上げると強力な固有スキルを持つさまざまなクラスに進化。プレイするたびにレベルはリセットされるので、毎回違った体験ができます。気軽にプレイできてしっかり楽しめますよ。

Primland The Magus -プリムランドザメイガス-（D.S.W. GAMEsブース）

　『Primland The Magus -プリムランドザメイガス-』は子どもたちが消え、大人たちが腐肉へと姿を変えたある孤島が舞台の2Dアクションゲーム。操作できる少女マグスには豊富なアクションが用意されていて、本格的なアクションが楽しめます。

　すべてがドット絵で描かれており、2頭身ほどのデフォルメされたキャラクターが特徴的。舞台や設定の重さとは裏腹のかわいらしさはアンバランスで不気味さが漂っています。

超増税都市（ソラマメ工房ブース）

　街づくりにローグライトの要素を加えた『超増税都市』。どんどん増えていく税金に負けないように稼げる街を作ることが目的となります。

　建設できる施設はランダムで３つが選出され、その中から選んだひとつだけを建てられます。100種類以上の施設にはさまざまな効果を持つものもあり、自分の街に何が足りないかを見極めなければいけません。プレイするたびに違った街を作れるので、より稼げる街を目指しましょう。

神殺しの蒼銀（Sword_Guildブース）

　『神殺しの蒼銀』は敵軍の領地を制圧して進めていく地域制圧型のシミュレーションRPGです。

　複数のキャラクターで構成される小隊制を採用しており、戦闘では小隊単位で出撃するかを決められます。特定の組み合わせで強化されるので組み合わせが重要に。

　また、シミュレーションRPGは1回の戦闘時間が長くなる傾向がありますが、弱点を突くと再行動できる“連撃システム”や小隊長を倒すと小隊全員が撤退するなど戦闘時間が長くなりすぎないような工夫がされています。

さくらの巫女とシキガミの山（CyberFanブース）

　『さくらの巫女とシキガミの山』は、16ビットレトロスタイル風アクションアドベンチャー。妖怪たちを倒しながら呪われた村のケガレを祓うことが目的です。

　見下ろし型の画面でどこか懐かしさを感じられるドットが非常に気になります。懐かしいといえどもお守りやバクダンでの攻撃は派手で美麗なグラフィックの作品と比べても見劣りするものではありません。

　90年代のゲーム機の懐かしさがありつつ、全体的に文字の見やすさや演出などが進化した遊びやすいタイトルです。

　ちなみに同ブースではMZ-80K/700/1500用のパズルゲーム『プチロポコ』も展示されていました。こちらはアイテムを駆使して、壁に囲まれたフロアを攻略していくパズルゲーム。

　実機でのプレイは可能。……ですが、実機を持っていない方でもプレイできるようにWindows用エミュレータも用意されていました。

RewindGirl（べすとまんブース）

　『RewindGirl』は過去の自分と協力してゴールを目指すアクションパズルゲーム。

　時間を巻き戻す能力を使って過去の自分が障害物を移動させたり、ボタンを押して壁を開けたりして道を作っている間に先に進んでいきましょう。

　ただし、過去の自分の行動が変わってしまうような行動をしてしまうとタイムパラドックスが発生して大問題に。タイムパラドックスを起こしてしまわないようにゴールを目指しましょう。

星樹の機神夢幻桜楼閣（電猫遊戯ブース）

　『星樹の機神夢幻桜楼閣』は和風な雰囲気が漂う3Dアクションゲームです。

　猫耳フードの女の子を操作してダンジョンを進んでいきますが、ローグライトの要素が用意されています。戦闘はスピード感があり、迫力のあるアクションもあって爽快感のあるものに。登場する敵にはゲル状のスライムのような敵がいるのですが、攻撃がヒットしたときの効果音も癖になりそうです。