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『ナイトスラッシャーズ:リメイク』レビュー。伝説のベルトスクロールアクションがリメイクで蘇る。オリジナル版との細かな違いとは?

文:電撃オンライン

公開日時:

 Forever Entertainmentの新作アクションゲーム『ナイトスラッシャーズ:リメイク』。本作は、Nintendo Switch、PlayStation、Xbox、Steam、GOGで遊べるダウンロード専用タイトルです。ここでは、本作のレビューをお届けします。

 なお、レイニーフロッグより日本国内向けに、PS5/PS4/Nintendo Switchパッケージ版が2025年春に発売される予定です。

[IMAGE][IMAGE]※本記事はForever Entertainment S.A.の提供でお送りします。

夜を支配するモンスターたちを打ち砕く! 伝説のベルトスクロールアクションの出来栄えは?【ナイトスラッシャーズレビュー】

ホラーを題材にしたベルトスクロールアクション


 『ナイトスラッシャーズ:リメイク』は、2Dベルトスクロールアクションです。オリジナル版は、1993年にアーケードゲームとしてデータイーストからリリース。本作のストーリーやアクションは、それを踏襲したものになっています。

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 世の中には数多くのベルトスクロールアクションがありますが、本作は飛び抜けて技の数が多いのが特徴。攻撃+ジャンプやジャンプ中に下方向+攻撃などの操作で、多彩な技を繰り出して戦うことができます。遊び方に表記されていない隠し技、マルチプレイだけで使える協力技もあり、これらを探すのも楽しみ方の1つ。

 また、操作キャラクターごとにダメージを与えやすい敵が設定されていたり、好物の体力回復アイテムを取ると通常よりも多くHPを回復できるといった要素で個性を持たせています。

 登場する敵はゾンビや獣人、吸血鬼といったモンスターたち。倒したときにグロテスクな表現はあるものの、不快になるほどのリアリティはありません。倒す方法によって死に方が変わるため、ブラックユーモアと言ったほうが適切でしょう。

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 リメイクならではの要素としては、カートゥーン調のグラフィックやステージ間デモ演出の強化、難度の設定など。なかでも大きな違いは、新キャラクター“劉飛鈴”と4人同時プレイの追加です。ちなみに、“劉飛鈴”はデータイーストが開発した格闘ゲーム『ファイターズヒストリー』のキャラクター。蟷螂斬や踵落脚など、おなじみの技を使えます。

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オリジナル版とはバランスが異なる


 難度“普通”をオリジナル版と比較すると、マイルドなバランス調整になっています。敵から受けるダメージ量が少なく、得点でライフアップしやすいのがその主な理由。ゲーム開始時に、クリア済みのステージを選択して再開できるのも家庭用ならではの心遣いといったところでしょう。また、敵の起き上がり中の無敵時間が短くなっているため、一方的に反撃される場面が少なくなっています。

 その一方で、オリジナル版にはないカスタム要素が存在。敵の死体が爆発したり、アイテムが出なくなるなどの項目を設定できます。もっと難しくしたいという人は、これらを設定してみてもいいでしょう。

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 純粋なベルトスクロールアクションとして見た場合、攻撃判定に曖昧な部分があってやや大味ではあるものの、しっかり遊べる水準に達しています。ベルトスクロールアクションの多くが2人マルチプレイに対して、本作は最大4人までプレイ可能。友だちが集まったときに遊ぶパーティーゲームの1本に加えてみてはいかがでしょうか。

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