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『ファーミングシミュレーター 25』プレイレポート。東アジアエリアが初登場し、稲作も可能に! カッコいい農機を乗り回して、自由な農業ライフを送ろう

文:電撃オンライン

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 世界累計販売数3,000万本を突破した大人気農業経営シミュレーションの最新作『Farming Simulator 25(ファーミングシミュレーター25)』(PlayStation5/Xbox Series X|S/STEAM/PC)が、2024年11月12日に発売されました(開発元&パブリッシャー:GIANTS Software)。

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 本作から東アジアエリアが選択できるようになり、さらに稲作で2種類のお米を育てられるなど、栽培できる作物や育てられる動物も増えています。1人でプレイするキャリアモードのほか、最大6人で遊べるマルチプレイも可能!

 今回は、1人でプレイするキャリアモードのプレイレポートをお届けします(記事内の画像は、すべてPlayStation5版で撮影したものです)。

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好きなエリアで、自分に合った農業ライフを始めよう【ファーミングシミュレーター25 レビュー】


 開始時にゲームオプションを設定でき、エリアやスタートマネー、経済難易度を選択可能。プリセットとして“新米農家”、“農業マネージャー”、“ゼロからのスタート”の3つが用意されており、そこからさらにカスタマイズしていけます。

 資金を増やすことでとくにデメリットはなかったので、自分の遊びやすい難易度で進めるのがよさそうです。

 ちなみに私はシリーズ知識も、リアル農業知識も自信がないので、“新米農家”一択。スタートマネーも最大にして、資金に余裕のある状態で農業生活を始めることにしました。

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 本作で選べるエリアはアメリカンテイストな“RIVERBEND SPRINGS”、東アジアを思わせる“HUTAN PANTAI”、ヨーロピアンな“ZIELONKA”の3つです。

 それぞれ農地の区画や建物のテイストに違いはありますが、育てられる作物は同じなので、好きな場所を選びましょう。セーブデータは複数保存できるので、慣れてきたら、全エリアで違った農業経営をするのも楽しそうです。

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▲RIVERBEND SPRINGS
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▲HUTAN PANTAI
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▲ZIELONKA

 ゲームオプション選択時、入門ガイドツアーを“はい”にしておくと、基本の基本となる農機の操作方法を教えてもらえます。

 本作は経営する農地の規模が大きく、雑草を地道に抜いたり、種を1つ1つ植えたりなんて、手作業はありません! ハイテク農機の圧倒的なパワーで思うがままに耕し、植え、そして刈り取ります! 

 そのため、農機操作の知識は必要不可欠。私のようにシリーズを遊んだことのない初心者の方は、ぜひ入門ガイドツアーを体験してください。

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 入門ガイドツアーは目的地に行く、決まった操作をするなど、とてもわかりやすいものになっています。慎重に操作すれば、クリアできるものばかりです。

 それでも最初は農機に慣れず、四苦八苦して、私有地とはいえ大事故な運転をしたことも……今後は安全運転を厳守いたします。

 それでも壊れない、丈夫な車や建物で本当に助かりました。

 入門ガイドツアーが終わったら、いよいよ本格的な農業ライフスタートします。

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季節を感じる農業ライフ【ファーミングシミュレーター25 レビュー】


 操作キャラクターは、スタート時にキャラメイクすることが可能です。服装やファッション小物も充実していました。姿や服装はプレイ中にも変更可能で、季節や作業に合わせて着せ替えられるのが楽しいです。

 なお一人称カメラのほか、キャラクターの背後を追尾する三人称カメラも選択できます。カメラ酔いしやすいタイプの私は、三人称カメラにすることで、快適に遊べました。

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 農業生活は、真夏の8月からスタート。何をするのも本当に自由で、最初はどこに行けばいいのか、何をすればいいのか戸惑うほど(笑)。

 景色がとてもキレイなので、まずは周辺を観光するところから始めました。季節感もあり、農地で時を重ね、月が替われば景色もちゃんと変化していくのも美しいです。

 農機のほかにも車やバイクなど乗り物も充実していて、いろいろなところを見てまわりたくなります。

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 “新米農家”は、初期から一定の農機や種が手元にある状態で始まります。私はそれを利用して、まず農作業に慣れていくことにしました。

 最初はいびつだったのが、まっすぐに種を植えられるようになったときの喜び。またパワフルな農機で、一気に作物を収穫したときの爽快感! 作物だけでなく、農家としての自分の成長も感じられて、充実感たっぷりな時間を過ごすことができます。

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 プレイヤーが操作しなくても、AIヘルパーが農作業のサポートをしてくれます。序盤も苦手な作業を任せられますし、のちのち大農場の主になっても、手が足りないということがなさそうで安心です。

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 本作をプレイしていて感じたのが、農機、重機のカッコよさ。いろいろな機器が並んでいる姿を見るだけでも、圧巻なんですよ。日本企業であるIseki、Kubotaの機器も、本作に登場しています。
 
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 タイヤの構成やドア設定など細かく設定できるので、こだわりたい方はとことんこだわれるのも熱いです。

 私はあまり詳しくないのですが、それでも日常的にあまり見かける機会のない大型機器を、自由に乗り回せるのは楽しい体験でした。

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 本作では米2種類、ホウレンソウなどが追加され、25種類が栽培できるようになりました。「日本人ならやっぱり米でしょ」ということで、お米作りに挑んでみることに。

 作業に必要な機材をまとめて確認できる“パック”が用意されています。農耕知識ゼロなので、これが本当に助かりました。

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 嬉々として道具や苗を揃えて畑にいったものの、今の時期には育てられないという非情なテキストが……。本作は現実と同じように、作物を育てられる期間が決まっているのです。

 ちなみに稲作にチャレンジしようとした時期は、スタート直後の8月。田植えの時期じゃなく、むしろ収穫期であることは、農業初心者の私でもわかりました。

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 作物を植える時期、収穫時期は、“作物カレンダー”で確認できます。私も反省したので、今後はしっかり見て、適正な作物を育てていきます。
 
 なお初期設定では、1カ月の日数は1日です。そのためどんどん季節が巡って、新しい作物を育てることが可能。1カ月の日数を伸ばしてもっとじっくり育てたり、季節ごとの成長をオフにすることもできるので、自分の遊びやすいスタイルにカスタマイズするのも手です。

 作物は生産チェーン(工場・施設)で加工し、より資金獲得力を上げることも可能なようで……。資金をガッツリ稼いで、農地をどんどん増やしていくのも夢ではありません。

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 畜産では羊、豚、鶏、馬に加えて、バッファローとヤギも育てられるように! 私は王道のニワトリ飼育からスタートしましたが、ゆくゆくは非日常感たっぷり味わえそうなバッファローもお迎えしたいところです。

 また林業も大型の機器操作など、農業とは違った楽しさがあります。

 農業、畜産、林業の何かに特化するか、バランスよく進めていくか。プレイスタイルにかなり個性が出そうで、友だちやSNSのコミュニティで情報交換するのも楽しそうだなと思いました。

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 自分の農地を整えるほかに、“契約”でほかの住人のお手伝いをすることができます。仕事内容は石の除去や収穫などさまざまで、必要な機器は自前のもののほか、リースすることも可能。農機、重機の扱いを練習する機会になり、さらに報酬までもらえるので、積極的にこなしていきたいところです。

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 またエリア内には農業、畜産業、林業について、アドバイスをしてくれる人物がいます。作物や作業について詳しく話してくれるので、会いに行きましょう。

 設定のヘルプにも役立つ情報がたくさん書かれているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

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 遊べば遊ぶほど、夢が広がり、農業ライフの奥深さを実感できる本作。みなさんもぜひ、パワフルな機器を駆使した大型農業ライフを体験してみてください。

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