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最新ポータブルゲーミングPC『ZOTAC GAMING ZONE』レビュー。『モンハンワイルズ』も設定変更でプレイ可能、SteamやXboxアプリを並行して使う人にもおすすめ

文:Ak

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 ZOTACより12月6日に発売予定となっている最新ポータブルゲーミングPC『ZOTAC GAMING ZONE』の先行レビュー記事をお届けします。

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まずは開封! 本体のサイズ感はけっこう大きめ?

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 まずは内容物の確認から! 箱を開けると、本体からお目見えです。

 サイズ感はけっこう大きめですが、ポータブルゲーミングPCとしては平均的。重量もそこそこあるので、ただ手にもって遊ぶよりは、ドッキングステーションやタブレットスタンドなどにセットするか、机の上などで遊ぶのがオススメです。

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 本体の下には充電機などが入った箱が入っています。

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 内容物を取り出すとこんな感じ。

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 本体のフィルムには簡単な充電方法および起動方法が書いてあります。

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 Zotacのロゴの入った箱には、充電器とさまざまな規格のコンセントが封入されています。

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 細長い箱には、充電ケーブル(USB-C to USB-C)が入っています。

初回特典でドッキングステーションやキャリングケースが付属!


 また初回予約注文特典として、ドッキングステーション、キャリングケース、オリジナルTシャツがもらえます。

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 とくにドッキングステーションは、充電しながら『ZOTAC GAMING ZONE』を使えるので非常に便利。これが初回特典のオマケなのはかなりお得ですね。

 またUSB-C端子のスマホやタブレットであれば、スマホスタンドのように使うことも可能です。

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 ドッキングステーションにはUCB-A端子やHDMIポート、LANポートも付いています。端子が充実しているので、据え置きのゲーミングPCのようにも使えますね。

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 こちらはキャリングケース。公式ロゴが刻印されています。本体のサイズ的に仕方ないですが、持ち運ぶにはけっこうサイズ感はあります。

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 本体をしっかりケースにベルトで固定できるので、安定感はバツグン!

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 各種ケーブルや小物を入れられるスペースも充実。

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 ドッキングステーションはキャリングケースには入りませんが、別途持ち運びできる袋が付属しています。初回限定のアクセサリーがあると持ち運びがラクチンなので、出先にポータブルゲーミングPCを持っていきたい! という人は早めに予約するのがオススメです。

2段階トリガーやラジアルダイヤルなどハード面の使いやすさが特徴的!


 『ZOTAC GAMING ZONE』の特徴は、性能だけでなくユーザーの使いやすさを重視したハードであること。まずはハード面での特徴を紹介していきます。

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 十字キーにしっかりクリック感があったり、各種ボタンの打鍵感は良好。

 また左右にタッチパッドがあるのもゲームによっては便利。ただしどちらかというとタッチパッドは、ブラウザを見る際にマウスカーソルを動かすのに有用ですね。

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 トリガーの沈み込みを調整できるのも特徴的。“デジタルトリガー(ショート)”と“アナログトリガー(ロング)”の2つの操作モードを切り替えることができます。

 2段階ではあるものの、ボタンひとつで気軽に調整できるのが便利です。トリガーを引く感触が欲しいアクションゲームなどではロング、RPGなどでトリガーをボタンとして使用したい場合はショートと、使い分けも簡単です。ショートではしっかり押したときに“カチッ”という音がするのも好みです。

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 背面にはマクロボタンも搭載。ポータブルゲーミングPCではマクロボタンを搭載しているのは標準的ですが、比較的サイズが大きいので押しやすいのが特徴的です。

 ちなみにグリップ部分は少し盛り上がっており、フィット感がバツグン! ただし盛り上がっているぶん、手が小さい人は圧迫感があるかもしれません。

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 また、ラジアルダイヤルが各ジョイスティックに配置されており、指先で回すだけで音量や画面の明るさなどを手軽に調整可能です。ちょうど金庫のダイヤルみたいな感じで、無意味にカチカチ回したくなる気持ちよさ!

 なおラジアルダイヤルで変更できるものは、専用ランチャー“ONE LAUNCHER”で切り替え可能です。

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 背面のキックスタンドも便利。Nintendo Switchなどと使用感は似ていて、ドッキングステーションなしでも簡単に立てて使えるので、動画鑑賞などに役立ちます。

 『ZOTAC GAMING ZONE』にはFHD AMOLEDディスプレイを搭載しており、とにかく画面がキレイ! ゲームプレイにはもちろん、ゲームを遊ばないタイミングでは動画鑑賞用のガジェットとして使うのもオススメです。

専用ランチャーで各種設定変更やプラットフォームをまたいだゲームプレイが可能

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 ほかのポータブルゲーミングPCと同様、専用ランチャー“ONE LAUNCHER”を搭載。プラットフォームを問わずにこのランチャーからゲームを起動したり、各種設定の変更が可能です。

 ふだんSteamしか使わない、というような人にはそこまでメリットはないですが、SteamやXboxアプリなどを並行して使っている人には便利ですね。

 少々タッチ操作が前提の操作感になっており、UIが使いにくい点もありますが、慣れればそこまで気にならないレベルではあります。

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 各種設定の変更もランチャーから可能。操作キーの割り当てはもちろん、トリガーのデッドゾーンやバイブレーションの強さなど、かなり細かい部分まで設定可能です。

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 パフォーマンスに関しても細かく調整可能です。満足にゲームが動かない状況であっても、パフォーマンスモードを変更するとスムーズに動くようになるので、いろいろ調整してみるといいかもしれません。

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 デフォルト設定では縦画面への切り替えも可能になっています。というか、傾けると自動的に縦持ちに切り替わってしまうので、手にもって使う際は誤作動しがち。

 ランチャーで画面をロックするように設定を変更できるので、気になる人は変更しておくといいでしょう。

平均以上のマシンパワーを持つ使いやすさ重視のポータブルゲーミングPC!

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 実際にさまざまなゲームをプレイしてみたところ、激しく動く最新の3Dゲームを最高グラフィック設定で遊ぶには厳しいものの、グラフィック設定さえ下げれば遊べるという感じです。

 現状の一般的なポータブルゲーミングPCの平均レベルといった印象の性能ですね。

 バッテリー持ちはプレイするゲームによっても異なってきそうですが、平均的には1時間前後は保ちそうです。

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 レビュー期間中にβテストが開催されていた『モンスターハンターワイルズ』も、グラフィック設定さえ下げれば遊ぶことはできました。

 かなり残像感があるのが気になりましたが、そこはゲーム側の不具合ということで、製品版では修正される様子。そこさえ改善されれば、低画質を気にしなければ遊べます。

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 もし高性能のゲーミングPCを持っている場合は、リモートプレイ用のサブ機として活用するのもアリ!

 Steamのストリーミング機能を使えば、据え置きのほうのゲーミングPCの性能を生かして手元でのプレイが可能です。回線にもよりますが、遅延も気にならないレベルなので快適!

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 平均以上のマシンパワーを備えながら、切り替え可能なトリガーやラジアルダイヤルなど、ハード面での使いやすさが利点である『ZOTAC GAMING ZONE』。

 とくにふだんDualSense Edgeなどのカスタマイズ性の高いコントローラーを使用しているゲーマーであれば、使用感がしっくりくると思うのでオススメです。今なら初回予約特典で豪華特典が付属するので、気になる人は下記リンクをぜひチェックしてみてください!

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