バンダイナムコエンターテインメントは『アイドルマスター』シリーズについて、12月14日、15日に幕張メッセで『アイマス』史上初の一大イベント“アイマスエキスポ”を開催しています。
本稿では、その14日行われた“M@STER EXPO LIVE SHOWCASE HARUKA AMAMI SOLO LIVE ”START””と“学園アイドルマスター エキスポミニライブ DAY1”の2つのライブのレポートをお届けします。
本稿では、その14日行われた“M@STER EXPO LIVE SHOWCASE HARUKA AMAMI SOLO LIVE ”START””と“学園アイドルマスター エキスポミニライブ DAY1”の2つのライブのレポートをお届けします。
“M@STER EXPO LIVE SHOWCASE HARUKA AMAMI SOLO LIVE ”
このライブはキャストではなく天海春香によるパフォーマンスとして行われる3Dモデルを使ったライブです。会場は幕張メッセの展示ホール1つを丸ごと使い、ステージセットやライトなども完備しており、その雰囲気はライブ会場そのものでした。
会場時間となり“START!!”のイントロと共に登場した天海春香。その人間味のある動きや声を聞いているいると、まさにそこに天海春香本人が居ると錯覚してしまうような感覚になります。
今回の“アイマスエキスポ”は『アイドルマスター』20周年に向けた一大イベントであり、このライブはそこで行われる最初のメインライブです。そのトップバッターを『アイドルマスター』の象徴的アイドルとも言える天海春香か飾るシチュエーションは胸の奥にグッと来るものがあります。
ライブ中のみなさんの反応を見ていると、ライブで普段感じる盛り上がりに加えて、長らく『アイドルマスター』を追いかけてきたプロデューサーたちの感動のような雰囲気を感じました。
選曲もプロデューサーたちのツボを突くような“GO MY WAY!!”“The world is all one !!”など『アイドルマスター』と天海春香の歩んできた奇跡を表現するかのような名曲続き。立て続けに披露される楽曲に対して、観客席も次第にボルテージが高まっているのを感じます。
最後には“THE IDOLM@STER”を歌いフィニッシュ。天海春香というアイドルと20周年へ向けての集大成と言えるライブでありながら、ライブ会場で3Dモデルによるパフォーマンスという『アイドルマスター』の新たなスタイルを見せてくれるイベントでした。
14日・15日のメインステージでは『アイドルマスター シンデレラガールズ』『アイドルマスター ミリオンライブ!』『アイドルマスター SideM』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』それぞれのブランドが同様の形式でライブを行っています。オンライン試聴チケットを購入すれば2025年1月14日までライブが試聴できるのでお見逃しなく。
学園アイドルマスター エキスポミニライブ DAY1
こちらはエキスポアリア奥に設営されたサブステージにあたるエキスポステージで行われた『学園アイドルマスター』のライブです。今回DAY1のライブに登場したのは、小鹿なおさん(月村 手毬 役)、伊藤舞音さん(倉本千奈役)、川村玲奈さん(篠澤広役)の3名。
今年には『学園アイドルマスター』のデビューライブツアーが行われましたが、この3名はそれぞれ別公演で参加していたメンバーで、今回が初の組み合わせとなります。
ライブは“初”の楽曲と共に始まり、歌唱後には自己紹介と挨拶が行われました。3人共1曲目から堂々のパフォーマンスだったので、観客目線では緊張は無いのかと思いましたが、実は予想以上の人の集まりに緊張しっぱなしとのこと。
その後はソロ曲の時間として“Luna say maybe”“光景”“Wonder Scale”が披露されます。
ステージ中はパフォーマンスでしっかりと演じるアイドルたちの姿を表現しており、登壇したメンバーが自身の演じるアイドルへの愛のような温かさを感じました。
キャスト陣が歌うことで目の前にアイドル本人がいるように感じる『アイドルマスター』のライブの醍醐味は、このライブでもしっかりと表現されています。
後のトークでは、今回のステージに向けてツアーよりも振り付けにアップデートを加えた部分があったことなどが語られました。
その後は、村田綾香さん(真城優役)が壇上に登場して“初星学園放送部出張版”が開始。久しぶりの『学園アイドルマスター』のライブということで、今年行われたライブツアーの裏話や、観客席との交流で盛り上がりました。
最後には3人で“Campus mode!!”を披露してライブステージは終了。トークでは緊張していることを口にしていたものの、まだライブ経験が少ないとは思えない堂々のライブパフォーマンスを終始見せてくれました。最後には3人が観客席に丁寧に挨拶をしながら退場していきました。
まだブランドとしては始まったばかりの『学園アイドルマスター』ですが、今回のライブパフォーマンスを見ると、初々しさを残しつつも『アイドルマスター』の一員として成長を重ねている印象。2025年に行われる初陣公演への期待が高まります。