iOS、Android、PCで展開中のシングルプレイ専用RPG『アナザーエデン 時空を超える猫』(以下、『アナデン』)では、12月5日からコーエーテクモゲームスの人気RPG『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家』(以下、『ライザ』)との大規模なコラボ“悠かなる叡知と秘密の孤城”を実施中。今回は協奏(コラボ)を記念した開発スタッフインタビューを掲載します。
索引
『アナザーエデン』×『ライザのアトリエ』コラボ開発スタッフインタビュー
お互いにいいタイミングで、念願のコラボが実現
──『アナデン』毎年冬恒例の協奏は、今年は『ライザのアトリエ』とのコラボとなりましたが、今回のコラボはどういった経緯で実現したのでしょうか。
平澤
『アトリエ』シリーズとは、前々から「コラボさせていただきたいな」と考えていていたんです。今回、いろいろなタイミングがちょうどよく重なって、ご快諾いただくことができました。我々としては悲願のコラボですね。
細井
私自身、『アナデン』はリリース当初からずっとプレイしています。「いつか『アトリエ』もコラボができたらうれしいな」と思っていま
したが、『アナデン』さんがコラボされるIPは超大型のものばかりだったので、恐れ多くて(笑)。
したが、『アナデン』さんがコラボされるIPは超大型のものばかりだったので、恐れ多くて(笑)。
平澤
『アトリエ』シリーズも大型タイトルじゃないですか(笑)。
細井
そういった中でのお話でしたので、本当に今回お声がけいただけたのはすごくうれしいです。お互いに相乗効果を最大限に発揮できるタイミングというのもあって、本当によかったと思います。
──『アナデン』にとって悲願のコラボということですが、ライトフライヤースタジオの皆さんは『アトリエ』シリーズにはどのような印象を持たれていましたか?
──『アナデン』にとって悲願のコラボということですが、ライトフライヤースタジオの皆さんは『アトリエ』シリーズにはどのような印象を持たれていましたか?
平澤
じつは、恥ずかしながら自分は『アトリエ』シリーズを長年通らずに生きてきた人間なんです。ただ、『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』が出たときに、すごく話題になったじゃないですか。「これは、いち業界人としてプレイしなければ」ということで遊んだら、グラフィックやキャラクターが魅力的なのはもちろん、RPGとしての品質がすごく高かったんですよね。バトルのテンポもいいですし、アイテムを作るのも楽しくて、シナリオでも個々のキャラクターの成長が描かれていてグッときて。「すごく完成度の高い作品なんだ!」ということを知って以来、遊ばせていただいています。
竹嶋
自分も、 “秘密”シリーズから遊ばせていただいていました。『ライザのアトリエ』の冒険の感じがすごく好きなんですよね。自分は昔からRPGのワクワク感が好きで、いまもそれを実現することを目指してゲームを作っているのですが、『アトリエ』シリーズは本当に子どものころを思い出すような、新しいところへ踏み出すときのワクワクが詰まっているんですよね。そこがものすごく好きで、今回コラボさせていただけるということで、そんなワクワクする冒険になるように、がんばりました。
──細井さんは『アナデン』をリリース当初から遊ばれていたとのことですが、『アナデン』にどんな印象を持っていますか?
──細井さんは『アナデン』をリリース当初から遊ばれていたとのことですが、『アナデン』にどんな印象を持っていますか?
細井
『アナデン』のリリース当時は、私たちも「JRPGって何なんだろう」ということを考えていたタイミングでした。『アナデン』は、スマートフォンにJRPGのシングルプレイの仕組みを持ってきたほぼほぼ初めてとも言えるタイトルだと思いますし、ビジネスとしても成功されていて、ゲーム業界の一員としても「すごいな」と思っていました。JRPGの知見とスマートフォンゲームの運用知見、その両方のバランスをうまくミックスしないと実現できないものだと思いますので、すごく高次元のIPだと感じていました。ノスタルジーがありつつ、新しさも感じられる冒険譚が描かれていて、ゲームプレイもとても楽しくて。
──細井さんは現在iOS/Android/PC(Steam)にて展開中のRPG『レスレリアーナのアトリエ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』を手掛けていますが、『アナデン』のプレイ経験を参考したこともあったのでしょうか?
──細井さんは現在iOS/Android/PC(Steam)にて展開中のRPG『レスレリアーナのアトリエ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』を手掛けていますが、『アナデン』のプレイ経験を参考したこともあったのでしょうか?
細井
いいえ、逆に参考にしてはいけないと思いました。『アナデン』は、往年のJRPG要素とシングルプレイゲームの要素で構築されている、ある種オンリーワンのゲームですので、これを真似や参考にして実現するのは、本当に難しいと思います。「『アナデン』がいい感じだから、同じような仕組みにしよう」という感覚では絶対に真似できない、ということを『レスレリアーナのアトリエ』のディレクターとも話をしていました。
平澤
ありがとうございます。『アナデン』は確かに、いわゆるソーシャルゲーム的な部分をあえて削いでいるところはありますね。奇跡のバランスの上で成り立っています。一切ソーシャル要素を入れてこなかったので、逆にいまからは怖くて入れられないです(笑)。
細井
ユーザーさんからしても、安心感があると思うんです。「『アナデン』さんの運営についていけば大丈夫」みたいな。それはみんなが目指すべきものだと思うんですけど、実際に作り上げるのはすごいですよね。『アナデン』に関わるすべてのスタッフの方々の苦労があって、いろいろなものを積み重ねた結果で実現したものだと思うので、簡単には真似できない作品だと思います。我々もそういう安心感のある運営を目指していきたいと思っています。
夏らしさやワクワク感をビジュアルに詰め込んで
──今回のコラボは“秘密”シリーズの1作目、ライザが錬金術士としてはまだ駆け出しのころのタイトルですが、コラボ相手として1作目を選んだ理由は?
平澤
『アナデン』ユーザーの中には、『ライザのアトリエ』をまだ知らない方もいらっしゃるので、やはり冒険の始まりから描くのがいいのでは、ということで1作目を選ばせていただきました。
──プレイアブルキャラクターとして参戦するのはライザ、クラウディア、アンペルですが、今回この3人がピックアップされた理由を教えてください。
──プレイアブルキャラクターとして参戦するのはライザ、クラウディア、アンペルですが、今回この3人がピックアップされた理由を教えてください。
平澤
いろいろな都合もありまして、プレイアブルにできるキャラクターは3人までだったのですが、『ライザのアトリエ』で3人って言うと、まずはライザ、レント、タオの幼なじみ3人が浮かぶと思うんです。ただ、シナリオライターと話をしていく中で、「ライザとクラウディアの関係性を描きたい、クラウディアをプレイアブルとして使える形にしたい」という強い要望がありまして。では、あとひとりをどうするかですが、タオとレントをどちらかだけプレイアブルにするのは違うよな……ということで、ライザの師匠でもあるアンペルに入ってもらうことになりました。
──『アナデン』は協奏のたびに、コラボするタイトルのイラストのタッチを『アナデン』の中に落とし込まれていますが、今回はどういったことを意識されたのでしょうか。
平澤
『アナデン』は基本的に、塗りの厚い絵を描くゲームですので、『ライザのアトリエ』のテイストとはけっこう離れているんですよね。アートのメンバーも、いい落としどころを探すのに苦労していました。『ライザのアトリエ』としての魅力は残しながらも、それが『アナデン』の世界に入ってきたときに浮いてしまわないようにするという、そのバランスが難しくて、けっこう描き直していました。でも試行錯誤を重ねた結果、『アナデン』らしいライザたちが描けたんじゃないかと。メンバーも非常に満足しています。
──今回のメインビジュアルは、以前の冬の協奏と同様に、チェーさん(チェー・シンウ氏。『アナデン』キャラクターデザイン担当)が描かれているのですか?
──今回のメインビジュアルは、以前の冬の協奏と同様に、チェーさん(チェー・シンウ氏。『アナデン』キャラクターデザイン担当)が描かれているのですか?
平澤
そうですね。チェーさんは『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』のころからの『アトリエ』ファンなので、それこそ「やらせてくれ」と言われまして。明るい雰囲気でまとめることを重視しつつ、作品を大事にしながら描いてくれました。
竹嶋
協奏のビジュアルの中でも、とくに明るい絵になっているんじゃないかと思います。夏らしさはもちろん、青春や冒険、ワクワクする気持ちを感じられるものになりました。
平澤
それと、ストーリーを読み終えた後にもう一度このビジュアルを見ていただくと、また違った印象を受けるかもしれません。詳しくは言えないのですが、ちょっとした“エモさ”みたいなものも感じていただけると思います。
細井
グラフィックやアートのレベルもすごく高いですよね。すべての部分においてバランスがいいと言いますか、『アトリエ』でもあるし『アナデン』でもある絵になっていると思います。「『アナデン』の文脈に『アトリエ』が入ったらこうなるだろうな」というのがそのまま体現されていますね。本当に、私がお願いしたのは、オープニングアニメのライザの太ももくらいで。
──そこは口を出したんですか(笑)。
──そこは口を出したんですか(笑)。
細井
ちょっと細かったので、もうちょっと原作に近いバランスにしてほしいと(笑)。ほかは全部、すごくいい塩梅に仕上げていただいたと思います。Spine(2Dアニメ―ション作成ツール)で作られた動きもすばらしくて、やっぱりたくさんのコラボをされてきた知見が成せるものなのだろうなと驚きつつ監修していました。
『ライザのアトリエ』正史といっても差し支えないシナリオ
──メインビジュアルでは夏らしさや冒険感を大事にされたということですが、シナリオ面でもそのあたりが前に出ているのでしょうか。
竹嶋
シナリオについてはけっこう悩んだ部分もありまして、制作時にかなり議論を交わしました。というのも今回は、この協奏に登場するゲストキャラクターが、かなり重要なポジションで物語に関わってくるのですが、『ライザのアトリエ』の登場人物でもなく、アルドたち一行でもないゲストキャラクターが、こんなに目立っていいのか? という点についてですね。でもライザは本当に光のような存在で、原作でも、まわりのキャラクターの心に明かりを灯していったじゃないですか。そしてアルドも、ライザに近い前向きさがあって。
──どちらも王道の主人公ですよね。
──どちらも王道の主人公ですよね。
竹嶋
そうなんですよ。ですので、ライザがアルドを助ける、またはアルドがライザを助けるという内容ではなく、困っている誰かがいて、それをライザ側からもアルド側からも手助けをしていって、ゲストキャラクターが成長していくところを描いたシナリオにしています。これまでのコラボとテイストは違うのですが、今回のコラボならではの、いいシナリオになったんじゃないかと思います。
──そのゲストキャラクターと、『ライザのアトリエ』のキャラクターは、どのように『アナデン』世界で過ごしていくのでしょうか。
──そのゲストキャラクターと、『ライザのアトリエ』のキャラクターは、どのように『アナデン』世界で過ごしていくのでしょうか。
竹嶋
ライザたちがこちらの世界に来たときに、ひとりの少女……ルドヴィカと出会います。ちょっとおどおどした、自分の置かれている状況がよくわかっていない女の子で、その子を手伝うためにライザたちが動いていくことになります。ですが、じつはこのときライザたちはクラウディアとはぐれてしまっているんです。ライザたちはルドヴィカの手伝いもしつつ、クラウディアを捜すことになります。そのクラウディアは、また別の人物と出会い、そこでちょっとしたやり取りや関係性が生まれていって……といった流れで進んでいきます。
──シナリオに関して、細井さんは何かリクエストされましたか?
──シナリオに関して、細井さんは何かリクエストされましたか?
細井
今回、我々が監修する際に意識したのは、「コラボで描かれたストーリーが『ライザのアトリエ』本編の中に組み込まれたとしても、違和感がないようにしたい」ということでした。“秘密”シリーズの正史に見えてもいいくらいに、念入りに監修をさせていただきました。それと、『アナデン』の世界にも錬金術師がいますので、『アトリエ』の錬金術士をうまくクロスさせられたらおもしろいのでは、というお話は最初の段階でお伝えしていました。
竹嶋
今回のシナリオでは、『ライザのアトリエ』の設定に少し踏み込んでいるところがありまして、監修の際にオーケーをいただけたのはすごくうれしかったです。ネタバレになってしまうので詳細はお伝えできないのですが、これまでのコラボシナリオでもしてこなかった試みを今回していて、そこで双方の世界観の交わりを描けたかなと思っています。
採取、調合、バトルの楽しさを『アナデン』でも
竹嶋
── 続いて、システムについてうかがいます。協奏といえば、『アナデン』の中に新しいシステムを作り出すことでおなじみですが、今回も調合システムが新登場しますね。
竹嶋
『アトリエ』シリーズとのコラボということで、やはり錬金術の調合は入れたいと思っていました。マテリアル環での調合というのは『ライザのアトリエ』において大事な要素だと考えているので、そこはしっかり再現したいと。調合画面のUIや、“素材を入れていくことで新しいレシピを思いつく”といったところを再現しつつ、『アナデン』に合わせて調整しています。レシピの数も、『ライザのアトリエ』本編ほどではないのですが、50種以上用意しています。
──50種類以上もあるんですか!
──50種類以上もあるんですか!
竹嶋
ストーリーを進めるためではなく、寄り道の要素としても、調合を楽しんでいただけると思います。草刈り鎌など、使う道具によって採取できるものが違うというところも再現しましたので、いろいろな道具を作って、あちこちで採取をしていただけたらうれしいです。
──つぎに、バトルについてもぜひ見どころをお聞かせください。
竹嶋
バトルで再現したおもな要素は、オーダーとタクティクスレベル、そしてフェイタルドライブの3点です。それと、錬金術で調合したアイテムをバトルで使える、コアアイテムという要素も入っています。
──また、けっこうな数の新要素を入れていますね……。
──また、けっこうな数の新要素を入れていますね……。
竹嶋
バトルは毎回苦労しますね。『アナデン』のバトルにコラボタイトルの要素を取り入れたときに、バトル全体に影響を及ぼしすぎないようにしつつ、でもコラボキャラクターたちをそのシステムによって楽しく使えるようにする……というのがたいへんな部分です。今回も全力で実現させてもらいました(笑)。
──オーダーの要素は、『アナデン』には近しいものがないですしね。
竹嶋
オーダーは完全に新規のシステムとして入れています。キャラクターからの「こういう行動をしてほしい」というお願いに応えると、そのキャラクターが追加攻撃をしてくれるというものです。タクティクスレベルは、『アナデン』にあるスタックのシステムにプラスアルファの要素を入れ込んだものになっていて、タクティクスレベルを上げていくと、いわゆる必殺技であるフェイタルドライブが放てるようになっています。フェイタルドライブは、演出も含めて原作の動きを再現していますので、そのあたりも楽しんでいただければと。
「たる」のボイス、もちろん入ってます
──ちなみにですが……『アトリエ』シリーズと言えば「たる」のセリフ(※)がある種の伝統になっていますが、今回の協奏にもあったりするのでしょうか。
※『アトリエ』シリーズの主人公たちはなぜか、フィールドにある“たる”を調べると、声に出して「たる」、「たーる」などのセリフを発する。
竹嶋
「たる」ボイスも、収録しております。『ライザのアトリエ』に出演されていた皆さんにとってはもう、「たる」は当たり前のものだと思うんですけど(笑)。アルド役の内山昂輝さんはたぶん今回が初だったと思うので、ぜひそこも楽しんでいただけたらと思います。
──内山さんからすると、「たる」とは何ぞや? となりそうです(笑)。
──内山さんからすると、「たる」とは何ぞや? となりそうです(笑)。
竹嶋
収録では、状況の説明から入りまして(笑)。今回はクラウディアやアンペル、レントたちの「たる」ボイスも収録しているんですよ。
──「たる」ファンにとっては見逃せないコラボとなりそうですね。最後に、『アナデン』や『アトリエ』の今後についてうかがいたいと思います。
──「たる」ファンにとっては見逃せないコラボとなりそうですね。最後に、『アナデン』や『アトリエ』の今後についてうかがいたいと思います。
平澤
『アナデン』はいま展開しているメインストーリーの第3部がクライマックスに向かっていくところで、かなり盛り上がっているところです。今回の協奏で新しく始めてくださった方は、『アナデン』を気に入っていただけたら、ぜひメインストーリーも続けて遊んでいただければと。
──メインストーリーもたっぷりありますし、これまでのコラボイベントも常設のもので、いつでも遊べますからね。
──メインストーリーもたっぷりありますし、これまでのコラボイベントも常設のもので、いつでも遊べますからね。
平澤
本当に、遊び応え抜群だと思います。ほとんどのコンテンツは期限なしで残っておりますので、そちらも含めて遊んでいただけたらうれしいです。
──『アトリエ』シリーズの近況はいかがでしょうか。
──『アトリエ』シリーズの近況はいかがでしょうか。
細井
最近は、多数のタイトルを開発しています。2025年3月21日発売予定の『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』、2025年発売予定の『紅の錬金術士と白の守護者 ~レスレリアーナのアトリエ~』、そして現在運営中の『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』、いずれも開発チームと試行錯誤しながら動いています。それぞれにご期待いただければと思います。
──今回のコラボで、『アナデン』と『ライザのアトリエ』、お互いの魅力を新たに知る方、興味を持つ方も多いと思いますので、ぜひ皆さんへひと言コメントをお願いします。
──今回のコラボで、『アナデン』と『ライザのアトリエ』、お互いの魅力を新たに知る方、興味を持つ方も多いと思いますので、ぜひ皆さんへひと言コメントをお願いします。
細井
今回、初めて『アナデン』チームの皆さんとお仕事をさせていただいたんですけど、本当に丁寧に、コンテンツ愛を持ってコラボしていただいているなと感じました。皆さんにもぜひ体験していただきたいです。運営型ゲームで、期限がないコラボコンテンツは珍しいですが、非常に価値のある取り組みになったかなと思います。少しでも興味がある方は、ぜひ触っていただければと思います。
竹嶋
このインタビューが掲載されるころには、もう協奏をスタートさせた方もいるかもしれませんよね。そういった方にはぜひ、コラボストーリーを楽しんでいただいて、ストーリーが終わった後も、ライザたちを連れて冒険に出ていただきたいです。まだプレイしていない方に関しては、皆さんの“なんてことない”大切な日の時間をちょっといただいて、この冒険に出ていただけると非常にありがたいです。よろしくお願いします。
平澤
うまいこと言われちゃったなあ、やりづらいですね(笑)。『アナデン』ももう7周年、今度の春で8周年ということで、本当に長いタイトルになってきました。たくさんのお客さんに愛してもらって、こんなコラボの機会もいただくことができました。この機会に触っていただける方にはぜひライザたちの冒険を楽しんでもらいたいですし、それで気に入っていただけたら、アルドたちとの冒険にもライザたちを連れていってもらえたらうれしいです。これからも盛り上げていきますので、『アナザーエデン』をよろしくお願いします。
メインビジュアル担当チェー・シンウ氏よりコメント
『アトリエ』シリーズは初代の『マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~』から最新作までほぼすべてプレイしてきており、そんな大好きなシリーズとコラボが実現できたことをとてもうれしく思います。“秘密”シリーズについては、真夏の青春のひととき、そして冒険のワクワクさを感じさせるパッケージイラストに毎度エモさを感じており、自分もそんな一枚を描きたいなと思いながら仕上げました。すご腕の錬金術士であり、ふつうの田舎娘の時空を超える大冒険を、ぜひ協奏を通じて遊んでいただければ幸いです。