ロゴジャック広告
電撃オンライン

『モンハンワイルズ』製品版向け調整内容まとめ。操虫棍に“舞踏跳躍”、ランスにジャスト/パワーガードから派生可能な新アクションを追加【モンスターハンターワイルズ】

文:電撃オンライン

公開日時:

最終更新:

 カプコンは、2025年2月28日発売予定のPS5/Xbox Series X|S/Steam用ハンティングアクション『モンスターハンターワイルズ』の製品版に向けた調整内容を発表しました。

[IMAGE]

調整内容とオープンベータテストからの変更点は?


 徳田優也ディレクターが欧米のコミュニティマネージャーとともに、製品版に向けた調整内容およびオープンベータテストからの変更点を紹介する映像が公開されました。

 11月に開催されたオープンベータテストは問題なく終了したとの前置きがあり、プレイヤーの要望を受けて改善に動けたとのこと。

 まだ最終バージョンではない、フレームレート優先のPS5版の映像がお披露目に。解像度優先モードでは4Kで安定した動作をすることを目的にしているそうです。フレームレート優先モードでは、レンダリング解像度は異なるものの、フレームレートが60fps近くになります(一部負荷の大きい場面では低下する可能性ありとのこと)。

 PS5 Proのエンハンスドモードへの対応は発売後のday1パッチで予定しており、グラフィックの強化が想定されています。

[IMAGE]

 Xbox Series X|Sでも同様の目標値が掲げられており、Steamについては利用している環境設定によって変動するそうです。なお、現在PCの推奨環境に設定されているグラフィックボードは、もう少し性能的に下のものになる可能性があるとのこと。後日公式サイトで告知されます。

[IMAGE]

 また、発売前に動作確認をするためにベンチマークソフトを用意できるか検討中だそうです。

ゲームプレイ調整

  • ヒットストップ/SEの調整
 ┗大技や決め技を中心に、攻撃の手ごたえを感じられる形に調整

[IMAGE][IMAGE]
▲実際に大剣の“真溜め斬り”の映像が公開されました。
  • フレンドリーファイアの緩和
 ┗OBT時点で、多くの武器種においてフレンドリーファイアの緩和対応済み
 ┗製品版ではハンマーのアッパー系アクションでも緩和対応を実施予定
 ┗ダメージリアクションを無効化する装飾品(緩衝珠)も実装予定

[IMAGE][IMAGE][IMAGE]
▲調整後のハンマーの映像も公開。
  • モンスターのエリア移動頻度の調整
 ┗『モンスターハンター:ワールド』に近い移動頻度になるよう調整
 ┗簡易キャンプの設営とファストトラベルの活用も有用

 生態系の上位にあたるモンスターはフィールドの奥深くにいる場合多く、そういった場合は目的のモンスターの行動範囲などを予測し、簡易キャンプやファストトラベルを活用することもおすすめとのこと。

[IMAGE]

操虫棍の調整

  • “舞踏跳躍”を追加し、空中での遊びを強化
 ┗ジャンプして空中行動につなぐことが可能
 ┗跳躍するたびに2段階まで空中攻撃の威力が上昇

  • “急襲斬り”の出始めに“相殺効果”を追加
  • 橙エキス吸収時の効果が“抜刀時のけぞり無効”に、赤+白+橙の3色吸収時、風圧・振動・咆哮を軽減する効果を追加
[IMAGE]

ランスの調整

  • “溜めカウンター”は溜め中にもガードが可能に。また、どの派生からもくり出すことが可能に
  • “パワーガード”は受けた攻撃の威力により溜め段階が上がりやすくなる形に変更
  • ジャストガード/パワーガードから派生可能な新アクションを追加
[IMAGE]

スラッシュアックスの調整

  • 斧モードでゲージを貯めて剣モードで放出するサイクルが気持ちよく行えるよう各種調整
  • “フルリリーススラッシュ”など各種攻撃を数値面で強化
  • “フルリリーススラッシュ”に“のけぞり無効”効果を追加

 上記以外にも、全体的な使いやすさを向上させているとのこと。

[IMAGE]

片手剣の調整

  • ガード中の“斬り上げ”派生を追加
  • 各種攻撃を数値面で強化(とくに通常攻撃・ジャストラッシュ)
  • 斬り下ろし、横斬りなどの移動しながらの基本コンボやガード斬り、ジャストラッシュなどのレスポンスを向上
  • “バックステップ”と滑り込み斬り”の回避性能を強化
[IMAGE]

その他の武器種

 ┗通常攻撃や曲射なお、全体的に攻撃の威力やレスポンスを向上させつつ、導ノ矢の威力を緩和し、ダメージソースの偏りを改善
 ┗集中弱点攻撃の際、複数の傷をまとめてロックオンするのではなく、傷を順次ロックオンして破壊する形に変更

  • 狩猟笛
 ┗基本的なメカニクスは徳田ディレクターも気に入っている
 ┗サブ武器としての性能が強すぎる面があったため、その点は手を加える予定
 ┗オープンベータテストでは攻撃力アップ【小】までの旋律効果しかなかったので、そこまで問題にはなっていないが、製品版では攻撃力アップ【大】があり、それらの効果を長くするスキルもあるためサブ武器として強すぎたとのこと
 ┗自己強化の旋律効果のパラメータを底上げするが、他武器へ切り替えたときに効果延長がなくなるなどの調整を行い、サポート武器としての価値は残していく

  • その他
 ┗製品版環境での属性値やスキル、エンドコンテンツを見越した数値調整を広範に実施
 ┗過去シリーズと比較して、攻撃の当たり判定やダメージが低かった点の調整

[IMAGE]

その他の調整内容など

  • 製品版ではロビーのIDを教え合った人しか入れないプライベートロビー、特定のサークルの人しか入れないサークルロビーといった友人と会いやすい機能が追加
  • 不特定多数が集まるロビーでは指定プレイヤーのチャットミュートが可能になる
  • クエストやリンクパーティを組んだ場合はチャットのチャンネルが自動で切り替わるなどの調整が入るという
  • 画面の見やすさにかかわる調整を入れている。またオプションなどでも見やすさにかかわる項目を入れることも検討中
  • どのサポートハンターに来てほしいかの部分について、発売時点では対応していないが、タイトルアップデートでの対応を検討中
  • サインを送るとオトモやサポートハンターがきてくれる機能も

 またオープンベータテストからの調整内容からは少し離れますが、武器強化やスキルセットに関するお話も展開されました(動画
1時間12分15秒あたり~)。

モンスターハンターワイルズ コミュニティアップデート | 製品版に向けた調整内容のお知らせ

『モンハンワイルズ』最新情報まとめ

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります